アフィリエイト初心者はロングテールの広がりがあるジャンルがおすすめ

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アフィリエイトは、続けることで誰でもある程度稼ぐことができます。続けるためには、すぐに成果が出ることが大切なので、初心者は初心者向けのジャンルで挑戦するのが良いと思います。

初心者がビッグワードやミドルワードを狙うのは無謀なので、アクセスの多くはロングテールキーワードになります。

検索数の絶対量が多くても、それがビッグやミドルに偏っている場合、初心者ではアクセスを集めるのが難しいかもしれません。

ロングテールSEOと言っても、ジャンルによってロングテールの広がりが異なるので注意が必要です。

初心者はテールが広いジャンルにしましょう。尻尾だから長いか?感覚的に長さというよりは広さという感じですね。

私が今までにやったジャンルでテールの広がりを感じたのは、「車買取、キャッシング、クレジットカード、債務整理、レンタルサーバー」です。テールが狭かったのが「生保、引越し、外壁塗装」です。

まだやっていませんが、稼げるジャンルで有名な「脱毛」や「青汁」などもテールの広がりがないジャンルに入ると思います。こういったジャンルは、初心者がホワイトSEOで攻めると爆死するかもしれません。

ロングテールSEOに向いているジャンルと向いていないジャンル

アフィリエイトをする上でジャンル選びがとても重要であることは、このブログでも何度も言ってきました。ジャンル選びを間違えると何の成果も出ずに終わってしまうこともあります。

特にテールで攻める場合は、ジャンル選びに気をつけなければなりません。

そのジャンルの検索ボリュームの絶対量が多い方が有利ですが、それと共に色々なメインワード・CVワードが存在することが重要になってきます。

例として「債務整理」と「引越し」を比較してみます。

ジャンル 債務整理 引越し
メインワード 債務整理、任意整理、自己破産、多重債務、 引越し
サブワード 借金、借金整理、借金返済、取り立て、過払い金、特定調停、個人再生、ヤミ金、サラ金、各種ローン、カードローン、キャッシング、消費者金融、貸金業者、クレジットカード 引越し業者、引越し 料金、引越し 安い、引越し 時期、引越し 手続き、オフィス移転、冷蔵庫 移動、エアコン 工事
商標 法律事務所名、司法書士事務所名、法テラス、街角相談所 引越し業者名、引越し侍

これを見ると一目瞭然ですが、引越しよりも債務整理の方が狙えるワードが多いです。

引越しは、「引越し」を含まないCVに繋がるようなワードが圧倒的に少なくなります。引越しサイトのアクセスを光回線やWi-Fiルーターに流すという方法もありますが、アクセス数自体が集めにくいのでそれも難しいです。

引越しや引越しを含むサブワードで1位になればそれなりに稼げるジャンルではありますが、一括見積もりサイトや不動産会社のサイトがかなり強いのでCVワードで1位を取るのは難しいです。

債務整理は狙えるワードが沢山ある上に、専門知識が必要になるジャンルなので、しっかりしたサイトを作ればテールだけでもそれなりのアクセス数になります。

これが債務整理サイトの公開から現在までのアクセス数の推移です。

これが引越しサイトの公開から現在までのアクセス数の推移です。記事数は同じくらいですが、債務整理とはアクセス数が全く異なっています。

検索ボリュームが同じくらいなのかはわかりませんが、正直、引越しジャンルはおすすめしません。

引越しはCVRは良いのですが、単価が低いのでテールのみのアクセスでガンガン稼ぐのは難しいです。さらに繁忙期と閑散期の差が激しいので、閑散期の売上は落ち込みます。

同じような理由で「脱毛」もテールでアクセスを集めるのが難しいジャンルのような気がしています。脱毛を含まないCVワードが少なく、脱毛サロンの公式サイトが強いです。

「青汁」もそうですね。青汁以外のワードから青汁をCVせるのは難しそうです。健康やダイエットからだと少し遠いですよね。それであれば「酵素」の方がまだテールの広がりがあります。

アフィリエイトサイトを作る際のジャンル選びでは、「単価」「CVR」「アクセスの集めやすさ」「作成者の興味・関心」を元に決めることが多いですが、アクセスの集めやすさは、検索ボリュームの絶対量と共にテールが広いのか狭いのかという点にも注目してみてください。

脱毛ジャンルをやっているふぐタンさんからコメントをいただきました。やはり脱毛はテールのみだと厳しいのかもしれません。

今年は脱毛を始めようと思っているのですが果たしてどうなるのか・・・7年もやってるともうやるジャンルがないんですよね。

ロングテールキーワードとは?

いまさらロングテールキーワードって何?という人は少ないと思いますが、簡単に言うと「検索数が少ないキーワードの寄せ集め」というイメージですね。

ロングテールワード=スモールワールドということになりますので、スモールワールドの集まりとも言えますが、月に1回、年に1回しか検索れないようなワードまで含まれてきます。

ロングテールSEOについては、2012年にパシのSEOブログで公開した記事が全てです。5年前の記事なので多少やり方や考え方が変わっている部分はありますが、大筋では今でもこのままです。

ビッグワードやミドルワードで上位表示できれば一気にアクセス数が増えますが、実際の所、ビッグやミドルで上げるのは大変です。仮に上がったとしても何年も維持するのはかなり難しいです。

そう考えると長期的には、アクセスのメインがロングテールワードになる人がほとんどだと思います。私はアフィリエイトを始めてすぐにビッグやミドルでの上位表示は諦めて、どれだけテールを拾うかを考えてきました。

始めのうちは、あわよくばビッグやミドルで上がればいいなと思っていましたが、3~4年ほどやってみてそれも無理なことがわかったので、今ではビッグやミドルは全く狙っていません。

知識を深める大切さ

あまり触れられることがありませんが、テールワードには、「ツールで狙うもの」と「知識で狙うもの」の2種類があると思っています。

どちらも大切ですが、私が重要視しているのは知識で狙うものです。ツールで見つかるようなワードは、誰でも見つけられるワードなので、テールと言えどもライバルも多く厳しい戦いになります。

知識で狙うテールは、狙うと言っていますが、実際には拾うという感覚に近いです。拾うというか勝手に拾われるという感じですね。そのジャンルの知識を付けて文章を書くことで勝手に拾えるものです。逆に言えば知識がないと拾えないワードなので、とにかく勉強して知識を付けることが大切になってきます。

サイト内に記載されるキーワード数が多いと、そのキーワードの組み合わせは無限に広がります。テールSEOが成功するか否かは、ジャンル選びと文章量(キーワード数)にかかってきます。

極端な話、ロングテールSEOのやり方は、「知識を付けてたくさんの文章を書く」というだけです。これが本質であり難しい部分でもありますが、知識量はコンテンツ力を高めるためにも必要になってくる部分なので、特にアフィリエイト初心者の方は手を抜かずにやっていきましょう。

そう言った意味で、ジャンル選びの際に作成者の興味・関心がある方が有利になります。大人になって本気で勉強するのはホント大変です。

いくつもサイトを作っていると、勉強するのも面倒になってきます。ネットでさらっと調べた情報を元に記事を書いている人も多いことでしょう。しかし、それではロングテールSEOは極められません。

 

P.S.

アフィリエイトは自分に合ったやり方でやるのが一番です。テールSEOに向いていない人はビッグやミドルを狙っても良いと思います。

成果が出なければ意味がありません。やり方はいくらでもありますので、しばらくやってみて合わない、ストレスを感じると思った時は、他のやり方にシフトしましょう。

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