ブログの『量より質』『質より量』の問題

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ブログにしろアフィリエイトサイトにしろ、最近は量よりも質を重視した方が良いと言われる事が多いですが、これはある程度自分の記事が書けるようになった人の話です。

初心者がいきなり質を求めると上手く行きません。ブログは続けることが大事なので、始めのうちは質より量でドンドン書いていきましょう。質が大事なのはもちろんですが、初心者はとにかく記事を書きまくることをオススメします。

※記事の質とは、「企画力、構成力、文章力、独創性、専門性、情報量、見やすさ、読みやす、写真、イラスト、デザイン」など総合的な評価です。

これはもう昔から言われていることで、私やイケハヤさんよりずっと前から記事を書き続けている人も実感していることだと思います。

ブログやアフィリエイトに限ったことはありませんが、量をこなすことで自然と質は上がっていきます。あ、でもどんなに書いても「質の高い記事を量産」することはできませんよ。

パシブログの方でも2008年にそういった記事を書いています。

ブログは質より量が大切

改めてこの記事を読んでみると、我ながらなんじゃこの記事は!と思ってしまいますが、これこそが質より量が大切だということの証明になっている気がします。それにしてもタイトルのすぐ下に見出しとか意味がわかりませんね。

私は2005年頃に個人ブログを始めて、2008年から本格的に仕事としてブログを書き始めました。

さきほどの記事は2008年1月の記事ですので、本格的にブログを始めたばかりの頃に書いたものです。

それから9年ほど経ったわけですが、年間1,000記事以上書いてきてだいぶ記事を書くのが上手くなったように思います。

今もさほど変わらないって?

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そう感じる人もいるかもしれません。

ただ、一つ言えることは、何事にも練習は必要で、練習量をこなすことで結果が出るという事実です。

ブログに限って言えば、毎回ヒットやホームランを打つことはできません。10本中1本でもヒットが出れば十分ですね。

始めから量より質を求めていたら、とっくにブログをやめていたことでしょう。

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質と量の関係を簡単に表すとこんな感じになる思います。

始めのうちは、量に伴ってどんどん成長していきます。しかし、成長はどこかで止まります。何も考えずに記事を書いていると早い段階で成長が止まることもあります。

成長速度が落ちてからが勝負です。ここからさらに成長を続けるためには、質にこだわって自分を昇華させていくしかありません。

Aが理想的なパターンで、何年も成長し続ける人です。滅多にいません。ヨッピーさんがどれだけの量を書いて来たのかはわかりませんが、おそらくヨッピーさんはAパターンでしょうか。

Bが普通のパターンです。書き続けていると、飽きや慣れによる怠けが出てきますので、質は落ちていくことが多いです。私は完全にBパターンですね。今後、どこまで質が維持できるかというところです。

Cが駄目なパターンです。自分で記事を書かなくなるとこうなります。どんなに良い記事が書けていた人でも、記事を書かなくなるとどんどん下手になっていきます。

自分の文章で食べていくのであれば記事は書き続けなければなりません。

記事の質を上げるために

そうか!とにかく書けば良いのか!ということで、毎日ただひたすら記事を書いている人もいると思いますが、何も考えずに記事を書き続けてもあまり成長しません。それでも書かないよりはマシですが、考えながら書いていきましょう。

  1. たくさんの記事を書く
  2. たくさんの記事に触れる

この繰り返しです。

具体的な良い記事の書き方については、山ほどネット上に転がっているのでテキトーにググって読んでみて下さい。どれも似たようなことが書いてあります。

最近見た記事で記憶に残っているものでは、「WEBライターが教える「読みやすい文章」を書くためのライティングのコツ」が良かったです。

記事を書いているだけでは文章は上手くなりません。他人が書いた記事や自分が書いた記事をたくさん読むことも大切です。

始めの頃は、記事を書いたら公開前に2~3回読んで、公開後に1回読むぐらいでちょうど良いです。

たくさんの文章に触れることで、どういった文章が読みやすいのか、伝わりやすいのかがわかるようになってきます。

あと、個人的に重要だと思っているのが「自分の文章が確立されるまでは過去記事を修正しない」ということです。修正する時間を新しい記事を書く時間にあてましょう。新しい記事を書くことで多くの学びがあります。

私がスタッフに記事の書き方を教える時もそうですが、過去記事については基本的に放置してもらっています。

全くの初心者だった人が、ある程度記事が書けるようになると、自分が書いた過去の記事を修正したくなります。ただ、この時点で修正してしまうと、その後、何度も修正を繰り返すことになり効率が悪いです。

初めての記事が10点だとして、1ヶ月後の記事が20点だとすると、1ヶ月で2倍の力が付いたことになり、始めの頃に書いた記事が気になるのですが、まだ20点なわけですから、この時点で修正してもあまり意味が無いことはわかると思います。

毎回全力で記事を書き、それを繰り返します。1記事書くごとに質は上がっていくはずです。半年、1年と記事を書き続けていると、自分の文章が確立されていきます。数をこなさないとその域には達しません。

サイト作りに関しても同じで、自分が成長すると過去のサイトが気になってきますが、コンバージョンにさほど関係がない部分は基本的に放置で大丈夫です。4サイト、5サイトと作っていくことでサイト作りも確立されていきます。

同じ状態から始めたとしても、質を求めて1年で10記事しか書いていない人と、量重視で1年で1,000記事書いた人とでは、大きな差が生まれていることでしょう。

何度も言いますが、質は重要です。質にはこだわるべきです。ただ、それはある程度のレベルに達した人が考えることであって、まだ自分の記事を100記事も書いていないような人は、とにかくドンドン記事を書いた方が良いでしょう。

書く⇒読む⇒書く⇒読むの繰り返しです。

たくさん書いて、たくさん読んで成長していきます。

初心者は、質が質がとか言ってないで毎日記事を書け!

正しいことにこだわりすぎない

アフィリエイトで成功するための10箇条でも書きましたが、「こだわりすぎない」というのはとても大切なことです。

正しい日本語、正しい文法、正しいデザインなどにこだわりすぎると先に進めません。

アフィリエイトサイトのライターを育成する上で大切な2つのポイント」でも書きましたが、完璧を求めると壊れます。完璧主義者で壊れる人は多いです。

ターゲットユーザーに届く文章が書けていれば良いので、それほど文章の正確さにこだわる必要はありません。(情報の正確さにはこだわってください。)

逆に正しい日本語の文章を書こうとして、堅い文章になってしまい、誰に届けたいの?と感じることも多いです。

特に自分の文章が確立される前の段階では、変な日本語、変な文法、変な言い回しになっていることも多いですが、次の記事を書く時に修正していきましょう。

成長しない人はいません。練習すれば誰でも読者に届く良い記事が書けるようになります。それまでは修行です。南無。

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