画像のパクリ対策でGooglebot-Imageをクロール拒否してWordPressのEasy Watermarkも導入

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アフィリエイトサイトやキュレーションサイトに画像をパクられることは多いと思います。文章をパクられるのと同様に、サイトを公開している以上どうしようもない部分もありますが、いくつか対策する方法があります。

SnapCrab_NoName_2016-8-5_18-40-28_No-00

私のキャッシングサイトの画像がパクられたケースですが、PinterestでピンしてUpInというサイトがピンタレストへリンクするという荒業を使っていますね・・・はぐりんさんがTwitterで報告してくれました。こういうのは本当にありがたいです><

NAVERまとめに画像をパクってNAVERまとめへリンクする人もいますし、世の中ずる賢いことを考える人は多いです。

直リンクされているのであれば、その画像にいたずらすることも出来ますが、ダウンロードされている場合にはそれは使えません。

Googleのイメージ検索に画像を表示しない

個人的に最も効果的だと思うのが、Googleのイメージ検索に表示させない方法です。

User-agent: Googlebot-Image
Disallow: /

robots.txtにこれを追記するだけでOKです。(初心者の方はrobots.txtの取り扱いにご注意ください。)

これでイメージ検索結果にほとんど画像が表示されなくなります。これをするだけで画像のパクリはだいぶ減ります。

SnapCrab_NoName_2016-8-7_8-41-32_No-00

サチコのrobots.txtテスターで、画像ファイルのURLを入力してGooglebot-Imageを選択してテストするとブロックできているかが確認できます。

なぜか、サイト公開前からサイト全体をブロックしていても一部の画像がイメージ検索に出てきてしまうのですが、これについては原因がわかりません・・・誰かご存じの方がいたら教えて下さい。

<meta name="robots" content="noimageindex">

メタタグで画像のインデックスを拒否することもできます。ただrobots.txtでクロールを拒否している時点でメタタグは読まれないので機能しません。どちらかですね。

画像ブロックしても新たにインデックスされる

まずrobots.txtでのブロックです。
クロールを拒否しているので、Googlebotはページの中身を見ることができません。
つまり、noimageindexタグの存在を知ることができません。
robots.txtとインデックス制御系のrobots metaタグの併用は無意味です。

次に、noimageindexタグはその画像があるページを画像検索に表示しない命令であって、必ずしも画像そのものの検索結果への表示を拒否するものではありません。
他のページからリンクされていれば画像検索に出て来る可能性があります(これはrobots.txtも同様)

私のサイトの場合、リンクはされてない画像のはずですが検索結果に一部出てきますね。謎です。X-Robotsタグを導入すべきか・・・

バカ毛さんから新たな情報を頂きました。

画像検索についての A to Z

Q: Googlebot-Image ではなく、Googlebot が画像をクロールしているのを見かけることがありますが、それはなぜですか?

A: URL のリンク先が画像なのかどうか不明なときによくある現象です。こういった場合、Google はまず Googlebot で URL をクロールします。URL のリンク先が画像だと分かれば、通常 Googlebot-Image で再び訪問します。したがって、通常は Googlebot と Googlebot-Image の両方に対して、画像とページのクロールを許可しておくとよいでしょう。

へぇGooglebotが画像をクロールすることがあるんですね。この場合、Googlebot-Imageを拒否しててもGooglebotが画像をインデックスすることがあるんですかね?仮にそうだとするとGooglebotを弾くわけにはいきませんのでどうしようもありません。メタタグの方がいいのかな?

ちなみに、キャッシングサイトでは画像検索拒否をやっていません。現時点ではSEOに影響はないのですが何かGoogleのボットを弾くのは怖いんですよね。なので、新規サイトはやっていますが、既にアクセスが多い過去のサイトはやっていません。

右クリック禁止について

マウスの右クリックやキーボードのショートカットによるコピーを禁止する方法もありますが、それだとやはり自然リンクが減ってしまうので私は好きではありません。

以前、数ヶ月だけ右クリックを禁止していたのですが、自然リンクがかなり減りました。自然リンクの多くが、NAVERまとめ、キュレーションサイト、Yahoo知恵袋、おしえてgoo、2ch、ブログなどなのですが、そういったリンクもバカにはできません。

そんなこんなで右クリックの禁止はやめました。興味がある人は「右クリック 禁止する方法」とかでググってください。この辺はどのやり方が正解ということはありません。運営者の考え方やポリシーなどにも関係してきます。

あとは、WordPressのプラグインで画像に自動的にURLなどのウォーターマーク(透かし)を載せる方法が有効です。

これもメリット・デメリットがありますが、最近は入れるようにしました。

WordPressサイトの画像にウォーターマークを入れる

私が使っているのはEasy Watermarkというものです。最新の更新が10ヶ月前で止まっていて、今後更新されない危険性があるのですが、現時点では問題なく使えています。他にも同じような機能を持ったプラグインがあるはずなので、他のを探しても良いと思います。

SnapCrab_NoName_2016-8-5_18-38-50_No-00

こんな感じで、画像にURLが入れられます。ボタン一つで全ての画像に好きな英数字が入れられるので便利です。日本語を挿入すると文字化けするので注意しましょう。

ウォーターマークを端に入れるとその部分を切り取られてパクられることがあるので、真ん中に透明度を上げて入れているサイトも多いですね。

Easy Watermarkの使い方は各自ググって欲しいのですが、私はこんな感じの設定にしています。利用は自己責任でお願いします。バックアップを取っておけば大丈夫だと思います。

WordPressサイトにEasy Watermarkを導入する

まずはアップしてある画像のバックアップを取ります。「wp-content/uploads」の中にサイトに今までに投稿した画像が入っています。

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赤枠部分のSaveなんちゃらには必ずチェックを入れてください。これをチェックしないで実行すると元に戻せなくなります。

saveした場合のバックアップファイルは「wp-content/ew_backup」に保存されています。

Jpeg Qualityを100にするとファイルサイズが3倍ぐらいになるので、80~90で良いと思います。80だと画質の落ちが気になるかもしれません。

SnapCrab_NoName_2016-8-5_18-46-39_No-00

挿入する文字、位置、フォント、色などが選べます。

SnapCrab_NoName_2016-8-5_18-46-46_No-00

色を変えてOpacityは40%や30%にしても良いかもしれません。

SnapCrab_NoName_2016-8-5_18-50-1_No-00

プラグインをインストールした後は、画像をアップロードすると自動的にマークが入るようになりますが、過去にアップした画像にもマークを入れたい場合は、「メディア⇒Easy Watermark」から行います。

Saveにチェックを入れておけばRestoreで元の状態に戻すことが出来ます。必ずSaveはONにしておいてください。

まとめてStartやRestoreするとなぜかGIF画像が壊れる場合がありますね・・・「画像を選択⇒編集⇒更新」で直りますがやっかいです。やはりやる前にサーバーから画像をダウンロードしておきましょう。

SnapCrab_NoName_2016-8-7_8-47-38_No-00

まとめてやった後に記事を見ると画像がこんな感じになっている場合があります。画像編集画面で更新すれば直るのですが不具合でしょうか。本当ならこういったツールは使いたくないんですけどね。パクる人がいなければ。

Easy Watermarkで対象になるのは「wp-content/uploads」のファイルです。uploadsフォルダ以外に自分でアップした画像がある時は、自分でウォーターマークを入れてください。

Easy Watermarkを実行するとuploads内の全ての画像にマークが入ります。(jpg、png、gifなどを指定してマークを入れないことはできます。)

指定しなければフリー素材などにもマークが入りますので、注意してください。私はほぼフリー素材は使っていないのと、使う場合は別のフォルダに画像をアップし直しマークが入らないようにしました。

あと、透過PNG、透過PNGなどの画像は、背景が黒くなったりグレーになったりすることがあるので注意が必要です。

後で気づいたのですが、画像を指定してマークを入れないこともできました。

00

メディア⇒ライブラリ⇒画像選択⇒さらに詳細を編集

画像編集画面にEasy Watermarkの設定項目がありますので、ここでマークを入れたくない画像はRestoreしても良いと思います。

【追記】
ピンタレストはメタタグで拒否できるとの情報を頂きました。これも追加したほうが良さそうですね。

ピンタレストの使い方まとめ 画像を保存するには?投稿の制限は?

ピンタレストでは以下のようなメタタグがあるサイトに関しては、画像を保存しません。そのため、サイトに以下のコードを書いておきましょう。

<meta name="pinterest" content="nopin" />

これでページの全画像はピンされません。また個別の画像だけピンされないようにするには、imgに下記のようなコードを追加してください。

<img src = "foo.jpg" nopin = "nopin" />

【追記】
upinの画像が変更されたようです。

SnapCrab_NoName_2016-8-6_10-14-55_No-00

特に私の方では何もしていませんが、Twitterかブログを見て変更したか、どなたかが通報してくれたのかもしれません。ありがとうございます。

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コメント

  1. akyip より:

    ピンタレストの場合、メタタグに記述があればピンされないようになっています。

    以下記事内にまとめてますのでよければご参照ください。
    http://apicodes.hatenablog.com/entry/pinterest_app

    (すでにピンされている場合にこれでブロックできるかはわかりません。)

    • パシ より:

      おーそんな方法があったんですね!
      情報ありがとうございます!

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