サイトテーマとあまり関係がない記事を増やした結果
1年ぐらいキャッシングサイトに直接的にCVには繋がらないページを増やしていきました。手が空いた時に書いていたので、そこまで本気でやっていたわけではありませんが、結果的に収益は増えませんでした。
被リンクは増えてドメイン評価自体は上がっていると思いますが、キャッシングジャンルのページのアクセス数は変わっていません。
CVには繋がらないページというのは、自動車ローン、教育ローンなどのその他のローンもありますが、アルバイト、投資の話、ギャンブルの話、保険の話、お金全般の話などのことです。増やしたページは300ページぐらいでしょうか。
サイト全体で見ればアクセス数は増えていますが、アフィリエイトの成果は1年前と変わっていません。維持できているとも言えますが、記事追加のコストを考えるとやった意味はなかったかもしれません。
1年間のアクセス数の推移
※サイト全体の週間アクセス数です。
2015年のアクセス数は横ばいでしたが、2016年に入り伸びてきています。2~3月はキャッシングの需要によるアクセス増加もありますが、追加した記事のアクセス増加が顕著です。
これがキャッシングや銀行カードローンページのアクセス数の推移です。全く増えていません。これでは成果も伸びませんね。
CVに繋がったアクセスの流入ページを見ても、関連性が低いページからのCVはほとんどありません。関連性が低いページの量産は、初心者がやるとデメリットしかないとも言えます。
後から追加したビジネスローンの記事50ページぐらいは、キャッシングと直接関係がなくても成果を上げています。こういった広げ方であれば成功する可能性もあります。
話がずれますが、WordPressでパーマリンクを「/%category%/%post_id%/」として、URLにカテゴリーを含ませるようにしておくと、カテゴリ別のアクセス数が見られるので便利です。
大カテゴリ⇒中カテゴリ⇒小カテゴリのように作っておくと、色々分析したい時に役立ちます。カテゴリ分けは途中で始めると大変なので、始めにやっておきましょう。
※カテゴリのスラッグを変更するとURLが変わります。自動で301リダイレクトされ内部リンクの301はリンク評価が100%移ると言われていますが、気になる方はスラッグは途中で変更しないようにしましょう。
関連性の低いページは先に作る方がよい?
関連性が低くても被リンクが付けばプラスになりますが、ある程度サイトが育ってから関連性が低いページを作るのはあまり意味が無いかもしれません。
もちろん大量の自然リンクが付くようなページが作れれば話は別です。普通レベルのそれなりにアクセス数があるぐらいのページだと効果は薄いと思います。
自然リンク目的で関連性が低いページを作る場合には、サイト構築段階で投入するのが良いかもしれません。ドメイン評価が低い段階での自然リンクには大きな価値があります。
ただ、始めのうちに関連性が低いページを沢山作ると、サイトテーマが無くなりGoogleもサイトを評価する時に混乱する可能性があります。ソーシャルで拡散しまくっているような雑多ブログであれば統一感は必要ありませんが、普通のアフィリエイトサイトであれば、テーマをはっきりさせて統一感のあるサイトにする方が良いと思います。
初見の人がぱっと見で、このサイトは何のサイト?と思うようなサイトではまずいです。
大量ページはやめた方がいい
私がページ量産型アフィリエイトをしているせいか、ページ量産型アフィリエイトサイトも増えてきましたが正直おすすめしません。
関連性が低いページを量産しても大きな成果には繋がりませんし、関連性が高いページを量産するとキーワードカニバリゼーションが発生しやすく、量産が目的になると低品質コンテンツペナルティを受ける可能性も出てきます。
いや100記事書いて稼げるならみんなこんな苦労してないよねほんとw
— ぐっち (@gucchiaa) 2016年2月29日
>「最低でも100記事は書ける」「頑張れば200記事はいける」というジャンルを探すのがコツの一つです。
私そんなに記事数書く前に挫折するww
— ぐっち (@gucchiaa) 2016年2月29日
ほんとその通りです。アフィリエイトは記事を沢山書けば稼げるような甘いモノではありません。完成する前に挫折する人がほとんどだと思います。
ロングテールSEOの場合、どうしても文字数は必要になりますので、1ページに大量テキストまたは大量ページということになりますが、知識がない人が大量の文章を書いても意味がありません。
ページ数を増やそうとすると、どうしても薄い知識で書かなければいけないページも出てきます。そういったページは最終的にゴミになることが多いです。
ロングテール狙いだからって100記事とか200記事とか(自分の経験では)必要ない。。。適当な記事200記事あげるよりひとつひとつバズらせる位の気持ちでちゃんと企画作って丁寧に仕上げれば例え30記事しかなくても時間かかるけど一サイトでも月7桁全然いける。その後は放置できるし
— ぐっち (@gucchiaa) 2015年6月24日
普通の人の感覚では100ページでも多いと思います。濃い内容のテキスト多めで30~50ページぐらいが妥当な所でしょうか。
でもこれ普通のページを30~50作ってもリンクがないとダメですからね。
『ひとつひとつバズらせる位の気持ちでちゃんと企画作って丁寧に仕上げれば』
やるならこれです。1記事1記事気合を入れて作りましょう。
今1000ページくらいのサイト2サイト作ってる・・・【T__T】
— うっちー (@uchihaya00) 2016年2月29日
イメージとしては、広い意味で同ジャンルの50Pのサイトを20サイト分まとめてドン!
— うっちー (@uchihaya00) 2016年2月29日
このやり方であればいけそうな気もしますが、その20サイトがそれぞれ収益を生むようなジャンルでないと大きな成果にはならないかもしれません。保険ソクラテスはそのやり方で成功しているサイトですね。
もしくは関連性があり重複もしていない1000ページなら成功するかもしれません。私のFXサイトは関連性ありの1000ページです。こちらはそれなりに成果を上げています。
最近は1記事に5千~1万文字とか突っ込むタイプのアフィサイトと、1サイト1000記事以上のアフィサイトが増えていますが、果たして成功している人はどれくらいいるのでしょうか・・・
大規模サイトの構築を考えている人は、たかぽんさんが書いた「大規模アフィリサイトの数値目標について」をご覧ください。大規模サイトの難しさがわかると思います。
ちなみに、私が3年前に作った1000ページほどのがん保険のサイトは、月5万円の収益にしかなっていません・・・保険の資料請求があった時はまだ良かったですが今はAdSenseメインになっています。
大量ページのロングテール狙いはジャンルを間違えると簡単に死ねます。2回連続失敗したらもう立ち上がれないでしょう。
ページ量産型サイトはおすすめしません。
ページ量産型サイトはおすすめしません。
大事なことなので2回言いました。
現場からは以上です。
初めまして。
気になった記事なのでコメントさせていただきます。
私の運営するサイトでもドメインのディレクトリ以下でロングテール獲得のためにオウンドメディアを作っているのですが、サイト全体、ドメインレベルでの評価が上がらないケースがあります。
オウンドメディアではロングテールも多く獲得し、このメディア単体では100万pv程度のアクセスもあります。
まさしくこのパシさんの書かれているケースに落ちこんでいるのだなあと思いました。
関連して調べてみたのですが気になった記事を、見かけました。
https://www.peko.co.jp/seo/directory/directory-structure-3593
この記事で書かれているようにディレクトリ単位で別サイトとして認識されてしまうことでのマイナス評価というのもあるのでは?と思いました。
関連したテーマでオウンドメディアをドメイン配下で運営した場合、別サイトと認識されてしまうと、ドメインレベルにプラスの評価は与えられなくなる可能性もあるなでは。と感じました。
はじめまして。
ディレクトリを切ってデザインを変えて別サイトのように運営することもできますよね。それでディレクトリトップにリンクが集まり、ドメイントップにリンクをしっかり返さないとドメイン全体の評価というよりは、そのディレクトリサイトの評価になりそうです。
ただ、それでもドメイン全体の評価としてプラスになることは間違いないと思います。マイナス評価になることはないでしょう。
ドメイン全体の評価を上げるために下層ディレクトリで別サイトを運営したいのであれば、同ジャンルのサイトにして、しっかりトップにリンクを返したいですね。
「1000文字で100記事」と「2000文字で50記事」なら、どちらがアクセス集まって稼げまると思いますか?
この場合文字数は同じですけど、記事数は違います。
実は最近始めたある分野で100記事かこうと思ってたんですが、100記事もネタがないので50記事にして内容濃くしようかなと思った次第です。
どちらでも大きな差はないと思います。
ネタがないなら50記事の方がいいと思います。
そうしてみます。ありがとうございます。