Googleの変な順位変動と気休めの記事修正
年始に大きめの変動があり、ついにペンギンアップデートがリアルタイム更新になったのか!?と少しザワつきましたが、結局は通常の更新だったようです。
2015年は私の記憶の中では、過去に例がないぐらい無風の年でした。
これを見ると2015年の変動の小ささがわかると思います。
2016年は大きな動きがあるのを期待しているのですが、動きがないならないで気が楽なのでいいですね。これだけ動きがないと危機感が無くなってきます。調子に乗ると足元をすくわれるので、こういう時こそ気を引き締めて毎日コツコツと作業したいと思います。
どブラックな手法を取っているわけではないので、あまり恐れることはないのですが、やはり順位は気になります。毎日GRCは回していますし、不穏な動きはできるだけ早く察知したいと思っています。順位チェックは健康診断のようなものですね。
で、その健康診断で、最近変な動きが見られます。
変な動きのGoogle
グラフが見やすいようにGoogleのみのデータにしていますが、Yahooでも同じような動きは見られます。GoogleとYahooが異なるタイミングで飛ぶこともあります。
全て異なるキーワードで対象ページも異なりますが、このように突然順位が落ちて、1~3日ぐらいで戻ってくるパターンが多く見られます。戻ってくる時に前よりも上の順位になることもあります。Googleお得意のツンデレですね。
対象ページの順位が落ちる場合、対象ページが10位ぐらいおちたり、圏外に飛んで他のページが10位ぐらい落ちた所に登場したりといくつかのパターンがあります。戻るタイミングも一定ではありません。
全て下層ページで、サイトによってはこのような動きが見られないので、余計気になってしまいます。過去にもこういう動きはありましたが、対象ページがいつもよりかなり多いです。これが何を表しているのかはわかりませんが、気持ちが悪いことは確かです。
12月にも同じような感じで飛んだページが1月にまた飛んでいるケースも多く、何かこのページに問題があるのか?と疑ってしまう気持ちもあります。
1/16に大規模な揺れが始まる
年始から不穏な動きがありましたが、1/16日の土曜日、1/17の日曜日に大規模な動きがありました。1/17は前日よりさらに範囲が広く動いています。
検索する時によって落ちたり戻ったりして安定しません。Google、Yahoo、スマホで順位が異なるケースも多いです。
久々のGoogleご乱心という感じですね。こういう事があっても月曜日には戻っていることも多いですが、今回は果たしてどうなるのでしょうか。
ナマズはあまり大きな変動を察知していませんが、AlgorooやMozCastは何やら動きを感じています。
1/18現在、元の順位に戻ったようです。Googleは何がしたかったのでしょうか・・・
こんな時は気休めの修正
通常このような動きが見られても特に気にする必要はなく、しばらく様子を見ていれば良いのですが、今回は気休めに対象ページを修正しました。
30~40ページあったのですが、2日で修正を終わらせました。そして順位は戻ってきました。
正直、修正したことと順位が戻ったことはほぼ100%関係ないのですが、何もしないで数日待つよりも修正したほうが気が休まるのでおすすめです。
修正と言っても記事を見直して、足りない情報があれば追加して、間違った情報があれば直すという当たり前の作業です。こういうことでもないと見返さないページもあるので、Googleに良い機会を貰ったと思って修正しています。
「SEOは最終的に愛の量」
これは半分ジョーダンですが、半分本気というか、サイトにかける愛情や情熱によってサイトの質は上下するので、やはり愛情を注いでおきたいですね。稼げないサイトに無駄な愛情を注ぐのは良くありませんが、資産になるべくサイトを作っていくのであれば愛情は必要です。
面倒なサイトの修正も愛で・・・
これはリンクの階層を浅くした話ですが、リンクの階層はそのページを見た時の見やすさや、使いやすさなどを考慮するとうまく行きます。
「1ページにリンクは100本まで」、「トップページから3クリック以内で全ページへ行けるように」というような昔良く言われていたSEO的にどうとかいう問題ではなく、ユーザビリティを優先して最適な階層にするということですね。
こまちさんが仰るように、『ユーザーに最適化することでGoogleの評価は上がる』という考え方はとても大切だと思います。Googleのアルゴリズムは、基本的にはユーザーが良いと思うものを評価するような形になっています。実際にはまだまだ完璧ではありませんが・・・
こういった修正はとても面倒なので、サイトへの愛情がないとできなくなってきます。収益が立っていないサイトの修正も進みません。定期的に修正して稼ぎ続けるサイトを作っていきたいですね。
番外編
今回は順位がストンと落ちてすぐに戻るパターンのやつを取り上げましたが、ストンと落ちて戻らない場合もあります。
Googleの変な動きのまま戻らないアレ。#放置サイト pic.twitter.com/bEBG94Y0nU
— FG (@fuguti) 2016, 1月 15
これぐらいの期間だとまだ戻る可能性もありますが、1週間とか1ヶ月超えるともう厳しいですね。
このページは、ストンと10位ぐらい落ちて、そのままズルズル落ちるわけでもなく横ばいの状態で1年経ちました。何度か記事も修正しましたが、今の順位がこのページの現時点での評価ということで受け入れるしかありません。
10位ぐらい落ちて、そのままズルズル落ちるパターンもありますが、良い事例が見つかりませんでした。見つかり次第グラフを貼ります。
ストンと落ちるパターンではありませんが、これは一番悲しいやつです。ビッグワードで上位で安定し1位になる場面もありましたが、ペナったわけでもないのにズルズル落ちていきました。
某サイトの出会いに関するページの順位です。検索意図と合わないページなので仕方がありません。
こちらの出会いページも検索意図と合わないページなので、ズルズル落ちると思ったのですが盛り返してきました。ここからどうなるのかはわかりません。
いつもありがとうございます。
“SEOは最終的に愛の量”
深いですね。。
これからも勉強させて頂きます。
愛を注いでいきましょう^^