記事の品質・情報・スピードのバランスを取る
アフィリエイトで成果を出すためには、記事を書かなければなりません。初心者アフィリエイターは、記事の「品質・(情報)・スピード」のバランスを上手く取らないと、成果が出る前に挫折してしまうかもしれません。
ある程度稼げるようになったら外注記事を使ったり、スタッフを雇う場合もあり、そうなると1記事にかかる金額も関係してきますが、自分で書く場合には、「品質・(情報)・スピード」の3つを意識しなければなりません。
成果を出している人の多くが無意識にやっていることだと思いますが、全然成果が出ない、思ったような成果が出ないという人は、「品質・(情報)・スピード」を意識してみてください。
※情報は品質にも含まれるためカッコにしていますが、別物と考えても良いと思います。
1. 記事の品質
記事において最も重要な物が「品質」です。2と3よりも優先順位が高く、一番難しい部分でもあります。
ここで言う記事の品質とは、デザイン的な質はもちろんですが、文章の見やすさや読みやすさ、広告への誘導経路、他の記事への誘導方法、ターゲットユーザーが求める情報が載っているか、スマホ対応など色々な要素が含まれます。
当然、情報ページなのか、成約ページなのかによっても求められる質が変わってきますが、品質が伴っていないページを量産しても大きな成果は望めません。
良い記事とは?という明確な答えはありませんが、アフィリエイトサイトにおいては、ユーザーが自然な流れで、求める商品を購入したり、サービスの申込みを行う記事が良い記事と言えるのかもしれません。
2. 記事の情報
情報と言っても、一次情報、二次情報、まとめ情報など色々ありますが、記事には情報が必要です。必ずしも一次情報が良いとは言えず、ゴミのような一次情報もあれば、有益な二次情報、まとめ情報(比較情報)もあります。
その記事を見たユーザーにとって有益な情報が、「求められている情報」であり、そこにしかないオリジナル情報が載っていれば良いというわけではないのが難しい所です。
鮮度が求められる情報の場合、その情報を出す早さも関係してきますね。サイバーエージェントの藤田社長が「最速か最高か」ということを言っていますが、早いことに価値があれば品質が落ちてもカバーできます。
私がサイトを作る場合、コンバージョンのことはあまり考えずに、必要な情報を上手くまとめることを意識しています。サイト全体でみると、そのジャンルの関連情報も含め全てあるような状態にしたいと思っています。当然、人によっては無駄になる情報も増えますが、今のところこれで上手く行っているので、しばらくはこのやり方を続けます。
始めの頃は、色々な情報を1記事に詰め込んでいましたが、最近はその記事に必要な情報のみを載せるようになっています。その方が離脱率が下がり、CVRも良くなる気がします。
記事の情報は品質にも繋がる部分ですが、品質は記事全体を見た時のもので、情報は記事の一部と言った感じです。
3. 記事を書くスピード
記事を早く書くためには知識と検索力が必要です。その分野に関する深い知識と検索力があれば、記事はかなり早く書けます。誰でも得意分野の記事は早く書けると思います。必然的に語彙(キーワード)も増えますので、アクセスが集まりやすい記事になります。
記事を早く書くためには勉強して知識を付けなければなりません。わからないことや載せたい情報があればインターネットや本などで探します。検索力は慣れですので、訓練すれば誰でも身に付きます。
記事の品質を高めるために、画像やイラスト、表などを挿入しますが、品質を高めすぎるがあまり、記事を書くスピードが遅くなると、サイトが完成するまでに時間がかかります。
1記事を2~3日かけて作り、それで成果を上げている人もいますが、初心者のうちは質より量を重視すべきなので、1記事あたりにかけるスピードは早いほうがいいです。1記事あたりの情報量が多いことで、完成が遅れるのは仕方がないとも言えますが、それであればページを分割した方が良いと思っています。
ロングテールSEOで攻める場合、どうしても文章量が必要になり、その場合、記事を増やすか1記事あたりの文章量を増やすかという選択になります。1記事あたりの文章量が増えれば増えるほど、話の流れや構成などに気を使わなければいけなくなりますので、同じ文章量であれば分けた方が良い気がします。
3つのバランスを取る
100点の品質の記事を書こうとすると時間がかかります。情報量が豊富な記事を書こうとすると時間がかかります。品質と情報量を追求するとどうしても時間がかかってしまいます。
どちらも成果を上げるために重要な要素ですが、スピードを無視していると成果が出る前に心が折れる可能性が高くなります。
品質、情報、スピードのどれを優先すべきかと言えば品質なのですが、品質を求めるがあまりスピードが遅すぎては良くありません。完璧主義の人はこれで失敗するケースも多いと思います。
初心者のうちは、「1にスピード、2に品質」で、情報量は気にしないぐらいの感覚でも良いのかもしれません。時間とお金に余裕が出くれば必然的に品質は上がってきますし、記事を大量に書くことで勝手に良い記事が書けるようになってきます。
スピード重視でゴミ記事を量産するのが良いと言っているわけではありません。時間をかけて100点の記事を1つ作るのであれば、同じ時間で80点の記事を5つ作る方が成功しやすいということです。
時間がかかってもいいから、最高品質のサイトを作り上げるのも一つのやり方です。ただ、ジャンル選びの失敗などでそのサイトが上手く行かなかった場合、もう立ち直れないかもしれません。使った時間は戻ってきません。
自分が今、何を重視して取り組むべきなのかは人それぞれ違います。私は、今年は品質の割合を増やしてスピードを落とそうと思っています。
あ、このブログは品質もスピードも重視していません。書きたいことを書きたい時に書くだけです。できるだけ情報は載せたいですが、もう出し尽くしたので出せる情報がほとんどありません・・・