検索流入がない商品ページやメーカーページにnoindex
アクセスアップのために、商品ページやメーカーページを作ることがありますが、そういったページでオリジナリティを出すことは難しく、結果的にゴミページになることも多いです。
一見ちゃんとしたページに見える場合でも、そこに書かれている内容が全て公式サイトの情報のリライトだった場合、大きなアクセスを生むことはできません。
私も過去にそういったページを作ってきましたが、最近は作らないか、作ってみてアクセスが無かった場合は削除するかnoindexを入れるようにしています。
ゴミページは作らないのが一番ですが、後になってゴミページだった事がわかることもあります。用語集やFAQページなどの中身が薄くなりやすいページも同じように処理しています。
検索流入のないページにnoindexを入れる
必要のないページは削除するかnoindexを入れることになりますが、検索流入がなくてページビューもないページは削除してしまいます。
検索流入はないがページビューはあるページはnoindexを入れる形で良いと思います。
自動車保険サイトの保険会社ページの月間アクセス数です。閲覧開始数が0のページが並んでいます・・・
Googleアナリティクスであれば、「行動⇒すべてのページ」でアクセスがあるページが確認できます。そこで、「/hoken-kaisya/」といったようにディレクトリ名で絞り込めばOKです。
WordPressサイトは色々なパーマリンクが選べますが、URLにカテゴリ名を含ませておくことで、分析などが楽になります。ディレクトリ単位でフィルタをかけたり、条件分岐で特定のカテゴリページにのみ広告を表示するなどの使い方もできます。
閲覧開始数が0のページは、検索流入がないページということになります。閲覧開始には検索以外の流入も含まれますので、1や2になっていても検索流入がない可能性もあります。
セグメントで検索エンジンのみのアクセスに絞って調べるのがベストですが、良くわからない人はそのまま調べてもOKです。多くの場合、閲覧開始数=検索流入数になっているはずです。
公開当初から現在までの/hoken-kaisya/のPV数ですが、当初はもっと多くのアクセスがありました。公開時に一時的にアクセスが伸びるのは良くあることです。
意外と保険会社ページも行けるなと思ったのですが、1年経った今、久しぶりに見てみたらアクセスがかなり減っていました。
2013年と2014年を比較しても閲覧開始数が全然違うことがわかります。
保険会社ページは25ページありますが、直近1ヶ月の閲覧開始数が全体で50しか無かったので、全ページにnoindexを入れることにしました。
車サイトはもっとひどかった・・・
車買取りサイトは車紹介ページがあり、このページはランサーズで募集して作ったページですが、公開から1年ほど経ちアクセス数を見てみたら、かなり酷いことになってました。
はい、ゼロのラッシュです・・・
車紹介ページが250ページありますが、このディレクトリの閲覧開始数の90%は10ページが生み出していました。ほとんどのページが5以下のアクセスしかありませんでした。
ということで、車紹介ページもまともなアクセスがあるページを除きnoindexを入れました。閲覧開始が0のページだけnoindexを入れようかとも思ったのですが、オリジナル情報があるページがあまり無かったので、これからのことも考えて10以下のページにnoindexを入れました。
noindexを入れる時の注意点
- 検索流入があるページにはnoindexを入れない
- 必ずnoindexを入れるページを確認する
Googleアナリティクスの別窓リンクから、そのページヘ直接飛ぶことができます。
閲覧開始が0または少ないページで、ページビューがないページは削除、ページビューがそれなりにあるページはnoindexを入れていきます。
間違えて処理しないように、削除やnoindexする時は必ずそのページを確認して下さい。WordPressで管理画面だけ見て削除したりnoindexを入れるのは危険です。
なお、WordPressで個別記事にnoindexを入れたい場合には、All in One SEO Packなどのプラグインを使います。賢威であれば標準機能でnoindex、nofollowが入れられるようになっています。
【追記】
「サチコの検索クエリデータを元に記事を修正してアクセスアップを図る」の記事を書きました。