トップページのタイトルタグをシンプルに変更してみた
当サイトの話ではありませんが、最近トップページのタイトルタグをシンプルにすることが増えてきました。サイト名にキーワードが含まれる場合はサイト名のみにすることもあります。
SEOにおいてタイトルタグは重要なので、複数のキーワードを含めたくなりますが、アクセスアップに貢献していないキーワードがいくつも含まれていることもあります。
キーワードを詰め込んでいるタイトルタグで、全くアクセスアップになっていないケースもあります。
車買取サイトの例
車買取サイトのタイトルタグは、「車売るトラ子」になっていますが、以前は「車売るトラ子 - 中古車査定で高く売る方法」でした。
「中古車」や「査定」というキーワードでの流入を期待していたのですが、ほとんどアクセスはありませんでした。
これは車買取サイトのトップページの流入キーワードです。直近一ヶ月分です。
Googleアナリティクスで、「行動⇒全てのページ」と進み、トップページの中に入り、セカンダリディメンションでキーワードを選択した状態で、閲覧開始数が多い順に並べ替えています。
「車 売る」というワードでの流入はそれなりにありますが、中古車や査定はほとんど見当たりません。
Googleのキーワードはほとんど取得できなくなっていますので、隠れている可能性はありますが、アクセスアップを狙ってつけたサブタイトルはあってもなくても良いぐらいのインパクトしかない可能性が高いです。
なお、このキーワードの欄には、トップページへ直接アクセスしていないものも含まれます。検索エンジンからサブページへ着地して、トップページへ遷移した場合には、サブページへアクセスした時のワードが表示されます。
タイトルタグを修正する
メインワード以外のワードのアクセスがほとんどない場合に、タイトルタグを修正することになりますが、その時に最近はサイト名のみにする事が多くなっています。
できるだけ多くのワードでアクセスを集めたい所ですが、気分的にシンプルなタイトルタグで良いかなと思うことが多くなっています。
メインワードの力を強めるためにシンプルなタイトルタグにしようとしているわけではありません。キーワード数は少ないほど有利というのがSEOの基本ではありますが、最近のGoogleでは正直あまり関係がないと思っています。
上位表示されているページを見てもタイトルタグが長いサイトばかりです。相関関係なので、だからタイトルタグは長くても平気とは言えませんが、タイトルタグの長さやキーワードの数は常識の範囲内であれば問題ないでしょう。
サイト名のみにすることで、サイトやサイト名を憶えてもらいやすくなりますので、ブランディング的にはプラスになります。検索結果で周りがタイトルの長いサイトばかりの場合、短いタイトルのサイトが目立つ効果もあります。
車サイトは、最終的に「トラ子」でのアクセス数が「車 売る」の次ぐらいに多くなると良いなと思っています。
ただ、今のタイトルだと、タイトルを見ただけではどんなサイトなのかがわからないので、すぐに元に戻すかもしれません。
※トップページのタイトルタグ変更は、検索順位に大きな影響を与える可能性があるので慎重に行ってください。なお、タイトルタグを固定してからしばらく時間が経ち、サイトの評価がある程度固まってから解析データをチェックしてみる事をお勧めします。
【追記 2014/10/13】
タイトルを「車売るトラ子 - 車を高く売る方法」に変更しました。この方がサイトの中身がわかりやすいかなと。
被リンクが多いサイトは別
「アフィリエイト野郎 - 初心者がアフィリエイトで稼ぐ方法」
これは、当サイトのトップページのタイトルタグです。
詰め込みすぎかもしれませんが、現時点では「アフィリエイト」「アフィリエイト 初心者」「アフィリエイト 稼ぐ」「アフィリエイト 稼ぐ 方法」で上位表示できているので問題ありません。
これは当サイトのトップページの流入キーワードのデータです。直近一ヶ月分です。
結局の所、Googleから評価されているサイト(被リンクが多いサイト)であれば、トップページのターゲットキーワードが多くても、全て上位表示できる可能性はあるということですね。
本当はアフィリエイト野郎だけにしたいのですが、他のワードのアクセスもそれなりにあるので、現時点では今のタイトルタグで良いかなと思っています。