アフィリエイトサイトはジャンル選びが大切
今更何を言っているのだと思うかもしれませんが、「アフィリエイトサイトを作る時にはジャンル選びがとても大切」です。
アフィリエイトを始めて4年ほど経過して、だいぶ自分のアフィリエイトに関する考え方、取り組み方も固まってきました。
そんな中で、当初の考え方とだいぶ変わってきたと感じるのが、「サイトを作る時のジャンル選び」です。
2011年にこんな事を書いています。「高単価キーワードよりもまずは自分の得意なジャンルで」
アフィリエイト初心者は、まずは得意ジャンルや興味があるジャンルを攻めるというのは、このブログでも何度か言ってきました。
得意ジャンルを攻めるメリットは主にこの3つです。
- オリジナルコンテンツが作れる
- ページを増やしやすい
- サイトを作ることが苦にならない
この考え方は今でも変わっていません。
ただ、重要な視点が抜けています。
「そのジャンルが稼げるジャンルなのか」ということです。
いくらオリジナルコンテンツでページを量産してアクセスを集めたとしても、そのサイトで稼げるアフィリエイト商品がなければ厳しいです。
AdSenseであれば、ほぼどんなジャンルでも行けますが、AdSenseで数十万円、数百万円稼ぐのは簡単ではありません。
月10万円以下で良ければ、ASPアフィリエイトで稼げないジャンルでも、とことん得意ジャンルを攻めるのもありですが、数十万円、数百万円を目指すのであれば、やはりジャンル選びは大切です。
ロングテールSEOで失敗したサイト
今までに作ったアフィリエイトサイトの中で、これは失敗したなと感じたのが、株式投資とFXです。
どちらも得意ジャンルのサイトで、それなりのサイトになっていますが、全然稼げませんでした。FXにおいては、まともなアクセス数すら獲得できていません。
現在もアクセス数は増えていない所か少し減っています・・・・もうFXサイトについては諦めました。
仮に、私が株式サイトの後にFXサイトを作って、2連敗していたら、さすがにもう立ち上がれなかったかもしれません。
もちろん私のサイトの問題もありますが、ビッグワードやミドルワードで上位表示できないと、全く稼げない可能性があります。
ロングテールSEOだとしても、確実にロングテールが拾いやすいサイト、さらにテールが拾いやすいジャンルの中でも、稼ぎやすいサイトと稼ぎにくいサイトがあります。
得意ジャンルがテールが拾いにくく、かつ稼ぎにくいジャンルだった場合、何の成果も出せずにアフィリエイトから去ることになるかもしれません。
ホワイトSEOで行く場合は始めに小規模サイトを複数作る
FXサイトが失敗してから考えるようになったのですが、大量ページのホワイトSEOで攻める場合、がっつり作りこむ前に様子を見るのがいいなと思いました。
仮に1,000ページのサイトを1サイト作る予定であれば、10ジャンルで100ページのサイトを10個作ります。そしてその中でアクセスが集めやすそうなサイト、コンバージョンしているサイトを作りこみます。
100ページとか全然小規模じゃないという意見もありそうですが、ホワイトのテールSEOだと100ページぐらいは作らないと、まともなアクセスにならないんですよね。1サイト100ページも作れない?・・・・そんな人は、ブラックSEOで攻めましょう。
始めからサイトを作りこむと、失敗した時のダメージが大きすぎます。ホワイトSEOの場合、成果が出るまでに1年、2年かかりますので、2年後にダメだったとわかった時は辛すぎます。
そこで、先にテストをしておき、育ちそうなサイトを育てていくというやり方です。
こんな感じで、始めに小規模サイトをいくつか作り、その中で稼ぎやすそうなサイトをがっつり作りこみ、アクセスが集めやすそうなジャンルを軽く作りこみます。
アクセスが集めやすいけど稼げないジャンルは、それがわかった時点で捨てても良いと思います。
特にアフィリエイト初心者の場合、どういったジャンルが稼ぎやすいのかが肌感覚でわかりませんので、始めから1ジャンル集中、1サイト集中はリスクが高くなります。
まともなサイトを作るには知識を付けなければならず、10ジャンルの知識を付けるのは大変なのですが、ある程度の成果が出るまでは、集中よりも分散が良いと思います。
ただし、始めに作る軽めのサイトが、あまりに中身がないと、そのジャンルの力を図ることが難しくなります。安い外注記事を突っ込んで様子を見るというのはあまり意味が無いと思います。