Yahoo!プロモーションでやっておいた方が良い初期設定

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前回の「PPCアフィリエイト初心者がやりがちな10の失敗例」 に続き、今回もPPCアフィリエイト記事です。

Yahoo!プロモーションを使う上で、始めにやっておいた設定をご紹介します。

YDNの利用開始

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YDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)は、サービス開始間もないためか、デフォルト状態では利用することができないようになっています。

YDNとは、Yahooのディスプレイ広告のことで、Yahooニュースや知恵袋、提携サイトに広告を載せることができます。(YDN広告掲載サイト

YDNを使いたい場合は、Yahoo!プロモーションを申し込んだ後に、作業が必要になります。

申し込み手順は、流れにそって進んでいくだけなので難しいことは無いと思います。Yプロを使っていれば誰でも申し込むことができます。

私は、申し込んだだけでまだ使っていませんが、これから使うかもしれません。ただ、今のところは検索中心で考えています。AdWords(AdSense)のように、色々な個人サイトに広告が載るようになったらいいんですけどね。

インポートツールの利用

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Yプロは管理画面が重く、キャンペーンや広告グループが多くなると登録が大変なのですが、インポートツールが用意されています。

ただ、インポートツールを利用するために審査を受けなければならず、申し込みはお問い合わせ窓口から行います。

私は電話で申し込みを行いすぐに使えるようになりました。どういった場合に審査で落ちるのかわかりませんが、Yプロを申し込んだばかりのアカウントでも大丈夫です。

インタレストマッチをOFF

インタレストマッチを使わない場合は、機能をOFFにしましょう。OFFにしておかないと、自動的にインタレストマッチで広告配信され、入金した時にも一部インタレストマッチ用に確保されます。

インタレストマッチとは、ユーザーの興味や関心にマッチした広告を配信するシステムです。検索キーワードに合致した場合のみ広告表示したい場合は、必要ありません。

キャンペーン管理 ⇒ アカウント設定

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インタレストマッチの配信設定を「配信しない」にします。間違えて広告配信自体をオフにしないように注意しましょう。

インタレストマッチは、キャンペーン単位で止めることもできます。

キャンペーン管理 ⇒ 止めたいキャンペーンを選択 ⇒ キャンペーン設定情報

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予算と掲載条件で、「予算を設定せずインタレストマッチ配信を停止する」を選択すればOKです。

入金設定でOFF

資金管理 ⇒ 入金割合設定

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インタレストマッチ入金割合を0%にしておけば、全てのお金がスポンサードサーチに入金されます。

間違えて、インタレストマッチに入金してしまった場合は、資金移動を行います。

資金管理 ⇒ 資金管理

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アカウント設定の配信設定をオフにして24時間経たないと資金の移動ができません。最低でも1日は広告配信が止まるということですよね。資金移動は1,000円単位です。

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同じ画面の一番下に、「インタレストマッチの残高全額をスポンサードサーチへ移動」という項目がありますので、これを使ってもOKです。処理を行うと翌月の月初に全額が移動されます。

ターゲティング設定

広告を配信したい時間や地域を指定する場合には、ターゲティング設定を行います。

地域限定サービスなのに全国に向けて配信するのは予算の無駄遣いです。アフィリエイトの場合、地域指定する機会は少ないかもしれませんが、「キーワード+地域名」などで絞ってサイトを作る場合、地域設定が必要になります。

キャンペーン設定情報 ⇒ ターゲティング設定

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地域は都道府県単位で指定することが出来ます。

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日時は曜日と時間を指定することができます。

デバイス

AdWordsで言う所のエンハンストキャンペーンが、Yプロのユニファイドキャンペーンです。

ユニファイドキャンペーンにより、デバイスを指定して広告を配信することができなくなっており、ターゲティング設定の引き上げ率(引き下げ率)で調整します。

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たとえば、スマートフォン入札価格調整率を引き上げ率0%にしておけば、PCでもスマホでも同じ単価での入札になります。

引き上げ率は300%まで行けますので、たとえば単価を30円に設定して、引き上げ率を300%にしておけば、実質的にPCには広告が表示されず、スマホのみの表示という使い方もできるようです。

対象外キーワード設定

対象外キーワード設定は、商標ワードでのPPCが禁止されているアフィリエイトプログラムで設定が必要になります。

私は始めにこれを設定せずに、商標ワードで広告が出てしまい怒られました><

対象外キーワード一覧は、ASPや広告主にお願いすれば貰えることがありますが、自分で拾っていくのはかなり大変です。日本語の場合、英語、漢字、ひらがな、カタカナを指定しなければいけないケースも出てくるでしょう。

対象外キーワードは一度に100個まで設定でき、単一ワードで指定する時は、基本的には部分一致でやておけば大丈夫です。

不要なワードを随時登録

商標ワードだけではなく、コンバージョンに繋がらないキーワードも対象外キーワード設定が必要になります。

事前にCVしそうにないワードを洗い出しておき設定し、後は運用を始め検索クエリを確認しながら、不要なワードを設定していきます。

キーワード設定で部分一致を利用していると、始めのうちは様々なキーワードが上がってきますので、対象外キーワード設定に費やされる時間が多くなると思います。

それが嫌な場合は、全て完全一致で設定すれば済みますが、それでは自分が意図していなかったキーワードでの流入が期待できなくなります。

前回のPPCアフィリエイトでありがちな失敗例に注意して、今回の初期設定を行なっておけば、大きく間違えることはないと思います。あとは経験を積んでいくしかありません。

Yahoo!プロモーション広告を利用する

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コメント

  1. m より:

    ・1日に同じ記事を何回も更新すると
    pingスパムになるのは本当でしょうか?

    ・SEOページランクチェッカーは
    危険ですか?

  2. パシ より:

    私も何度も更新することがありますが、問題を感じたことはありません。

    SEOページランクチェッカーは使ったことがないのでわかりません。

  3. m より:

    早速お答えいただきありがとうございました

    参考になりました

  4. m より:

     

     strongタグ(強調タグ)の多用は良くないのでしょうか?

  5. パシ より:

    検索すればすぐに答えが見つかるので検索してみましょう!

  6. m より:

    検索して1記事2・3個というのはよく目にします

    ただ、実際ユーザーに役に立つサイトと考えた場合
    強調タグの視覚効果はユーザーにとってもメリットになり得ます

    また、強調タグが多用されているサイトでも
    上位表示しているものもあります

    それを踏まえパシさんがどうお考えになるのか
    聞きたかったので…

  7. パシ より:

    現在、私は強調タグは必要性を感じていないので一切使用していません。

    なお、本来は、記事内容と関係のない質問にはお答えしていませんのでご了承ください。

  8. ロク より:

    いつも楽しみに拝見させて頂いております。
    本業アフィリエイター暦半年程度の新参者、ロクと申します。

    僕も最近(ここ数日)PPCの勉強を始めました。

    運用前に基礎知識だけ…と思いPPCの情報収集をしていたところ、
    パシさんがPPCを始めていた!ということを偶然見つけました。

    実際にPPC広告を運用されて、失敗談などを掲載されている…
    そんな素晴らしいブログはなかなかないので、本当に勉強になります。
    ありがとうございます。

    今後も更新を楽しみにしております!

  9. パシ より:

    ブログを御覧いただきありがとうございます^^

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