アフィリエイト収入に関するアンケート調査の数値の違い
アフィリエイトをやる上で、他のアフィリエイターがいくらぐらい稼いでいるのかが気になる人も多いと思います。当ブログでは、過去に何度かアフィリエイト収入に関する調査を取り上げて来ました。
こういったデータは、誰からアンケートを取るかでだいぶ数値が変わってくると思いますが、このたび日本アフィリエイト協議会から発表された調査結果で、やはりアンケートによって全然数値が違うのを感じたのでまとめておきます。
アフィリエイト収入に関する調査
アフィリエイト収入 | 2013(JAO) | 2012(AMA) | 2010(AMA) |
---|---|---|---|
収入なし | 38.8% | 20% | 21% |
1,000円未満 | 39.6% | 32% | 29% |
1,000~5,000円 | 11.6% | 17% | 16% |
5,000~1万円 | 4.8% | 6% | 7% |
1~3万円 | 2.8% | 5% | 7% |
3~5万円 | 2.4% | 4% | 3% |
5~10万円 | 4% | 4% | |
10~20万円 | 3% | 3% | |
20~50万円 | 4% | 4% | |
50~100万円 | 2% | 2% | |
100万円以上 | 3% | 4% |
※アフィリエイト市場調査2013(JAO日本アフィリエイト協議会)
※アフィリエイトに関する意識調査2012(AMAアフィリエイトマーケティング協会)
※アフィリエイトに関する意識調査2010(AMAアフィリエイトマーケティング協会)
それぞれ、月のアフィリエイト収入の割合を表しています。JAOは3万円以上が細分化されていないため、3~5万円は3万円以上の数値となっています。
AMAの2012年調査では3万円以上は20%で、2010年調査では17%となっています。調査年が違うとしても、JAOとAMAの数値は差がありすぎます。
ただ、どちらが正しい間違っているという事ではなく、どちらも正しい数値だと思います。調査対象となった人の違いで数値にも違いがでるのでしょう。
AMAの方は、ASP経由での調査です。ASPからアンケート調査への参加を促すメールを貰ったことがある人も多いと思います。2005年から毎年実施されているようです。
JAOの方は、アンケートモニターを対象に実施と書かれていますが、サイト保有者が24.5%、サイト保有者のうちアフィリエイト広告を掲載している人が28.3%(500名)となっていますので、AMAよりも広い範囲での調査ですね。
冒頭で紹介した過去記事でも書いていますが、ASPからのメールを確認したり、ASPの管理画面でアンケートが行われている事を知って参加する人を対象とした場合、意識が高いアフィリエイターが多くなりますので、平均的なアフィリエイト収入は増えます。
今回のJAOの調査では、月に5,000円以上稼ぐ人の割合が10%となっています。AMAの方は、31%と34%です。3人に1人が5,000円以上稼いでいるとは考えにくく、アフィリエイト広告を張っている人全体で見た場合、10%ぐらいが妥当だと思います。
他人がいくら稼いでいようが自分の収入は変わらない
こういった調査結果を見てどう思うかは人それぞれですが、月5,000円以上稼いでいる人が10%という数値を見るとアフィリエイトで稼ぐのは簡単ではないことがわかると思います。
Twitterなどを見ていると、月に100万円以上稼いでいるアフィリエイターが沢山いるので、簡単に稼げそうだと錯覚してしまいますが、そんなに甘くはありません。
アフィリエイトのやり方は人それぞれ違いますが、やったらやっただけ成果が出るのがアフィリエイトです。全く稼げず諦める人も多いですが、誰でも10%に入ることはできます。10%に入れるか入れないかは、やるかやらないかだけの差です。
月100万円以上となると少し話が変わってきますが、月数万円であれば誰でも可能な金額です。
当サイトも含めアフィリエイト収入を公開しているサイトは多くありますが、他人がいくら稼いでいようが自分のアフィリエイト収入に影響を与えませんし、とにかく動かない事には収入は増えません。
アフィリエイトを始めて1年やそこらで月100万円以上稼いでしまうようなスーパーな人もいますが、多くの人が徐々に徐々に増えていきますので、数ヶ月間稼げなくても腐らずに続けてみましょう。