AdSenseのパフォーマンスレポートのデータの遅延
今日AdSenseのパフォーマンスレポートを見ていたら、以下の様なメッセージが表示されました。
「このレポートの一部のデータが遅延しています。しばらくしてからもう一度お試しください。広告配信やお支払いに対する影響はありません。」
今まで見たことがなかったので、新しく追加された機能だと思いますが、レポートデータの遅延時にメッセージが出るのはありがたいですね。
レポートのデータの遅れというのが何を表しているのか分からないのですが、上手くデータが取得(表示)できないために、収益などの表示が正しい数値になっていないという事なのだと思います。
以前から、数時間や半日、全く収益が増えず、レポートが止まってないか?と感じることも多かったのですが、そういう時はたいてい後でまとめてガツッと増えるか、日にちが切り替わる17時(16時)にガツッと増えていました。(※現在はタイムゾーンを東京時間にすることができるようになっています)
データが遅延している間も広告のクリックは計測されているはずなので、最終的に収益額に影響を与えることは無いはずですが、遅延というのは気持ちの良いものではないですよね。AdSenseが遅延しているということはAdWordsの方も遅延しているか、何かしらの問題が発生していそうですが、この辺の仕組みがどうなっているのかがいまいち良く分かりません。
とりあえず、遅延エラーが出た時には、しばらく経ってからレポートを見て、クリック数や収益がどう変化するのかをチェックしておきたいですね。
パフォーマンスレポートを毎日見ていますか?
私はAdSenseのパフォーマンスレポートは毎日というか、1日に数回確認しています。確認した所で、収益が上がるわけではないのですが、日によって時間ごとのクリック数などが全然違うことが分かります。
管理画面を毎日眺めているだけでも色々な気付きがあるものです。カスタムチャネル設定していれば、どの広告がクリックされているのか、収益が高いのかなどが分かりますし、広告サイズやタイプごとの収益なども確認できます。
初心者の方は広告を張って時々管理画面を見るだけという人も多いのですが、自分のサイトで収益を上げるために、広告配置や種類、サイズなどのテストを行うとだいぶ成果も変わってくるはずです。まずはレポートを頻繁に見てAdSenseに興味を持ちましょう。
AdSenseとアナリティクスの統合
»GoogleアナリティクスとAdSenseを連携(統合)する方法
AdSenseとアナリティクスを統合して、アナリティクスの方でデータ分析する事も重要ですが、AdSenseの管理画面で、CTR、CPC、RPM、収益といった主要なデータは簡単に確認できるので、統合している人でも毎日のチェックはAdSenseでしている人が多い気がします。
アナリティクスの方は収益がドル表示なのでリアリティがないというか、脳内で円に変換しないといけないので面倒ですよね。クリックされた広告が表示されたページなどがわかるのはありがたいのですが、使い勝手が悪いと感じます。
あと、広告がクリックされたページがURL表示ではなくページタイトル表示になるとわかりやすいのですが、「AdSenseのページ」では、ページタイトルに切り替えることができなくて、「コンテンツ⇒すべてのページ」だとAdSenseのデータが表示されません・・・
AdSenseとアナリティクスを連携させた時点で、全てのデータにAdSenseという項目が追加されると便利なのですが、う~ん。という感じです。
ただ、先日のAdSenseセミナーで言っていたように、アナリティクスのカスタムレポートを活用することで、AdSenseの収益が上がる可能性があるので、時間がある時にアナリティクスの方でも分析しておきたいですね。
カスタムレポートについては、レポート第二弾AdSenseの最適化で紹介されています。