アフィリエイトとドロップシッピングの違いは?
アフィリエイトと似たものに「ドロップシッピング」というものがあります。アフィリエイターの中にもドロップシッピングをやっている人も多いようです。ドロップシッピングをやっている人のことをドロップシッパーと呼ぶみたいですね。
一時期ドロップシッピングという名を使った詐欺事件が発生しイメージが悪くなったことで、そのうちこの業界自体が無くなるのでは?という噂もあったのですが、現在も運営されているプロバイダーはあります。
ドロップシッピングとは
ドロップシッピングは、ショップを作り商品が売れた場合に報酬が得られるというサービスで、アフィリエイトと同じように思うかもしれませんが、値段を自分で決めるという事や、商品を自分が作ったショップで売るという点が大きく違います。
ドロップシッピングサービス・プロバイダーとしては、株式会社もしもが運営する「もしもドロップシッピング」が有名です。
通常のネットショップの場合、商品の仕入や在庫管理などを自分でやらなければなりませんが、もしもドロップシッピングであれば、仕入れや在庫管理はもしもがやってくれます。ドロップシッパーがやらなければなら無いことは、以下の3つです。
- 商品を選ぶ
- 商品を売るためのショップを作る
- 商品を売る
自分で値段を決めるのが難しい場合には、もしもの推奨価格にしておけば大きく間違えることはないでしょう。
アフィリエイトとドロップシッピングの違い
既に述べたようにアフィリエイトとドロップシッピングの仕組みは似ていますが、大きく異なるのが以下の2点です。
- 商品の値段を自分で決められる
- オリジナル商品を在庫を抱えずに販売できる
- ドロップシッピングはネットショップに近い形になる
- ドロップシッピングはCookieが効かない
アフィリエイトの場合、アフィリエイトリンクを踏んだ時にCookieが保存されますので、その時に成約しなくても後日、Cookie保存期間内に広告主のサイトで成約すれば、アフィリエイターの報酬になりますが、ドロップシッピングにはCookieがないというか、自分のサイトがショップですので、その場で成約したものが報酬になります。
ドロップシッピング・サービス・プロバイダー
アフィリエイトを行うためにASPに登録するように、ドロップシッピングを行うためにはDSP(ドロップシッピング・サービス・プロバイダー)への登録が必要になります。
以前は、「A8ドロップス」「リアルドロップシッピング」「電脳卸ドロップシッピング」というDSPがあったのですが、いずれもサービスが停止されています。大手では、もしもドロップシッピングのみが残ったような形です。
今後伸びていく業界のようには感じませんが、自分でネットショップを持つようなリスクはありませんので、興味を持った方はやってみてはいかがでしょうか。
ドロップシッピング利用者の声
私自身ドロップシッピングはやったことがないのですが、Twitterでやり取りをしているアフィリエイターさんの中に、ドロップシッピングをやっている人がいます。
いわゆるドロップシッピングは・・・楽天のお店などに出店してるお店でも利用している在庫なしで・・・なサービス。も○もDSとかは、実態はほぼアフィリエイト。
— さおきち。エコカー@まったりちう (@saokichi) November 9, 2012
もしもドロップシッピングは、実態がアフィリエイトというのは知りませんでした。
でもね、DSやってる方の中には、アフィリエイトは怪しい、胡散臭いからDSやってるって思ってたりする人が一定数存在してます。 はい、私がそうでした — さおきち。エコカー@まったりちう (@saokichi) November 9, 2012
確かに、アフィリエイトの場合、成果発生や承認は全てASPや広告主の手に委ねられていますので、怪しいと感じる人も多いのかもしれません。
さおきちさんは、「もしも研究会@関西」という、もしもドロップシッピングの情報配信サイトを運営しています。
@pacificus 小さいサービスの存在はよくわかりません。通販素材とかは楽天のお店などが利用してるイメージ(私の中で)があります
— さおきち。エコカー@まったりちう (@saokichi) November 9, 2012
楽天に出店しているお店の商品を在庫なしで売るという形が取れるんですね。ただ、同じ値段では売れないでしょうし、難しそうですね。
@pacificus 通販素材とかになると、決済システムや販売責任、クレーム対応など全部自分で持つことになるので、アフィリとはまたく違う運営になりますね。でもこのスタイルが本来のドロップシッピングなのかなって思ったりしてます — さおきち。エコカー@まったりちう (@saokichi) November 9, 2012
確かに、在庫を持たないネットショップというのはドロップシッピングの本来の姿でしょうから、その商品を売ったドロップシッパーがお客様対応するのが自然ですよね。
もしもドロップシッピングの場合は、この辺のことをやらなくて良いので、それであればアフィリエイトと同じなのでは?ということのようです。