アフィリエイト広告ベタベタ貼りサイトからの脱却

当サイトも含め少し前までアフィリエイト広告をベタベタ貼ることが多かったですが、最近は広告は特定のページに限定して貼り、記事の中からそのページへ誘導する形を取るようになっています。

そうすることで、当然広告のクリック数は減ってしまうのですが、Googleのパンダアップデートやページレイアウト分析アルゴリズムにより、広告の量が多いことで、マイナス評価を受けてしまう可能性があるためです。

訪問者に広告をクリックしてもらうことは重要ですが、結局の所、広告がクリックされただけでは成果につながらないわけですから、サイト内で上手く誘導できていれば成約数に差は出ないはずです。それよりも広告をベタベタ貼りサイト評価が落ち、アクセス数が減ることによる影響の方が大きいと感じました。

アフィリエイト広告を貼る時に注意していること

この3点を注意しています。厳守しているわけではありませんが、基本的にテンプレート部分やファーストビューには広告を貼りません。

例外としてAdSenseについては、テンプレートやファーストビューにも貼り続けています。AdSenseならGoogleが見逃してくれるというわけではありませんが、AdSenseはクリック報酬型ですし、現時点では成果とマイナスになる可能性を天秤にかけて、張っておいた方がいいという判断をしました。

以前までは、記事下にアフィリエイト広告や全ページ共通の文章を載せることも多かったのですが、現在はだいぶ少なくなりました。これは、コンテンツエリアの共通部分が多いことで、低品質コンテンツと判断されてしまうことを避けるためです。

現在も記事下に共通部分はありますが、ユニーク部分の3分の1以下程度に収まる量にとどめています。ユニーク部分が多くても共通部分が大きいと危険な気がしています。

アフィリエイトリンクを隠せば良い？

アフィリエイトリンクを内部リンク化しているサイトも多いのですが、リンクを隠した所でGoogleの評価は変わらないと思います。

ビッグワードで上位表示しているようなサイトを見ると、アフィリエイトリンクが内部リンク化されているサイトが多いですが、それを持って内部リンク化した方がGoogleの評価が上がるとは言えません。そのまま張っているサイトでも上位表示しているサイトはありますしね。

アフィリエイトリンクを隠してもSEOにはプラスにもマイナスにもならない、Googleは気にしない

リンクが隠されてしまっていても（内部リンクに置き換えられても）我々は気にしない。我々の視点では何も変わらない。

リンクがアフィリエイトリンクであること、つまり最終地点がどこであるかはたいして問題にならない。そう考えるとアフィリエイトリンクをGoogleから隠すことにもSEO的なメリットは何もない。

Googleの中の人の発言は、話半分で聞くのが基本ですが、これについてはそんな気がします。プラスにもマイナスにもならないのであれば隠しても良いという考え方もできますが、私は手間を考えて今後もそのまま貼ることにします。

YST時代のYahooでは、アフィリエイトリンクがマイナスに作用すると言われており、その頃からアフィリエイトを行なっている人は、アフィリエイトリンクは内部化するのがデフォになっている人も多いのかもしれません。

アフィリエイトリンクも外部リンクの一つですし、バナー広告であればレイアウトアルゴリズムにも影響を与える可能性がありますので、ベタベタ貼るのは問題がありますが、必要な広告を必要なだけ貼るのであれば隠す必要は無いのかなと思います。