有料リンクを買うことのリスクと被リンク系の情報商材

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不正リンク警告とペンギンアップデートがアフィリエイトサイトに打撃を与える」という記事の中でも書いていますが、Googleがどんどん不正リンクに対して厳しくなっています。

アフィリエイトサイトの場合、コンテンツで自然リンクを集めることはかなり難しいので、有料リンクを購入したり、自演リンクを張ったり、ソーシャルスパムでブクマやツイート、いいねを増やしたりする人が多いわけです。

ただ、現在のGoogleのSEOを考えるとこういった不正リンクは非常に危険です。ソーシャルスパムについては実害はないのかもしれませんが、基本的に自分で削除することができない被リンクは付けない方が良いでしょう。

自動リンク系のリスク

自分が管理するサイトからの自演リンクであれば削除することが可能ですので、問題が発生したら削除すれば良いのですが、やはりリスクが高いのが、自動リンク系と有料リンクです。自動リンク系というのP-LinkやYomi-search、リスクモスト、相互リンクファイナル、LinkVisorのような簡単に被リンクをGETできるプログラムやサイトのことです。

相互リンクはこちらからリンクを外せば一方的なリンクになりますが、現在は一方的なリンクであってもこういったリンクはペナルティの対象になります。被リンクペナルティを受けた場合、リンクを削除していくことになりますが、相互リンク先にお願いして一つずつリンクを外してもらうのは現実的ではありません。

こういったサイトやツールが悪いわけではなく使い方次第という話もありますが、いずれにしてもリスクがあることは確かなので、自分で外すことができるリンクに留めておくのが良いと思います。

有料リンクはリスクを承知して使う

私自身、純粋な有料リンクを使ったことはありませんが、有料リンクは絶対に使うな!というスタンスではありません。最悪、そのサイトがインデックス削除されても良いというリスクを承知の上で利用する分には問題ないと思っています。

また、中古ドメインについても有料リンクの一種と言えます。中古ドメインを利用する際に被リンクを確認すると思います。リンクが付いていない中古ドメインに価値が無いという事は、ドメインを介してリンクを購入しているのと同じだと思います。

中古ドメイン屋さんからではなく、自らの力で中古ドメインを探す場合でも同じ事です。結局の所、目的は被リンクなわけですから、有料リンクと同様にリスクがあります。私も中古ドメインについては使用していますが、完全にサテライトサイトとして利用しており、仮に問題が発生した際には、直ぐに全ての中古ドメインサイトを削除する覚悟が出来ています。

企業買収やサイト売買でもドメイン管理者が変わる事はあり、管理者が変わること自体に問題はありません。新規に取得したドメインが実は中古ドメインだったという事も珍しくありませんし、中古ドメインを使うことで成果が早くなる事も確かです。しかし、そこにはリスクがあるという事を頭に入れておかなければなりません。

初心者アフィリエイターが利用しがちな有料リンク

1. 被リンクサービス

ビッグワードやミドルワードで上位表示しようとする場合、どうしても有料リンクを使わざるをえないケースもあるでしょう。現時点では、自然リンクだけでビッグワードで1位になることは、ほぼ不可能です。

アフィリエイターの場合、SEO業者に毎月料金を支払ってリンクを買う形よりも、契約時に一回支払う形の有料リンクを使っているケースが多いように感じます。いずれにしてもリンク業者から被リンクを購入する場合には、どこの業者を使うにしてもリスクがあることを把握しておかなければなりません。

今はペナルティを受けず効果があるリンク業者だとしても、今後も大丈夫だという保証はありません。以前は効果が高いと言われていたリンク業者が、今はペナルティの対象になっているという話も聞きます。

業者からリンクを購入する場合には、必ず貼ったリンクを後で外すことができるのかという事を事前に確認しておいてください。リンクを外す際に1リンクいくらという料金を請求されることがあります。仮に1リンク100円で1000本のリンクを外すとしたら10万円の費用がかかります。

どういった被リンクサービスが良いのかという事は、「Googleに負けない理想的な有料リンクとは」という記事の中で書いています。有料リンクの購入を勧めているわけではなく、購入するのであれば吟味する必要があるという事です。

2. リンク系情報商材

リンク系情報商材とは、その名の通り情報商材として売られている有料リンクのことです。商材名は出しませんが、情報商材アフィリエイトブログなどで紹介されているのを見かけます。SEO業者からではなく商材として購入すれば大丈夫という甘い考えの人はいないと思いますが、購入経路にかかわらず有料リンクは有料リンクです。

リンク系情報商材を紹介しているアフィリエイターのサイトがペナルティを受けていることが一部で話題になっていますが、IP分散されていようが、発リンク数を限定していようが、アンカーテキストを分散していようが、Googleに捕獲されたらその時点で終了です。

リンク系情報商材を紹介している記事を見ると、リスクについて書かれている事がまずないので、初心者アフィリエイターが何も知らずに購入してしまうケースがあると思います。リンクを外す際の規定がどうなっているのかは分かりませんが、どのリンク系商材もペナルティリスクがありますので注意しましょう。

3. 有料ディレクトリサービス

※有料ディレクトリサービスからのリンクがペナルティを受けるようになったことで、各社サービスを停止しています。現在残っているのはYahooディレクトリぐらいですね。

過去に、Googleのマット・カッツ氏がYahoo!カテゴリについては、有料リンクに当たらないという発言をしています。有料リンクに当たらない理由は、料金をリンク目的ではなく審査料金として徴収しているからという事のようです。

しかし、質の悪い有料ディレクトリについては、有料リンクと同基準でペナルティを与えているという事も言っています。

既に多くの有料ディレクトリはSEO効果がなく、質の悪い有料ディレクトリについては、有料リンクと判断しペナルティを与えているという事ですね。

日本では、Yahoo!カテゴリ以外でしっかり審査が行われている有料ディレクトリは無いような気がします。ペンギンアップデートを回避するために有料ディレクトリに登録することを勧めている方がいるようですが、有料ディレクトリに登録することでペナルティを受ける可能性もあるということですね。

ただ、有料ディレクトリに登録することは、ごくごく一般的なSEOとして行われていますし、私のスタンスとしてはお金に余裕があるのであれば利用しても良いという感じです。仮に有料ディレクトリ登録サイトが全てペナルティを受けるとなると相当数のサイトが対象になります。

そう考えると、有料ディレクトリに登録しているからという理由でペナルティを受けるというような事は考えにくいと思いますが、それでもリスクが無いわけではないという事は頭に入れておいた方が良いでしょう。特にスパムサイトや質の悪いサイトでも実質的に無審査で登録してしまっている所は注意が必要です。

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