Googleの不正リンク警告とペンギンアップデート
アフィリエイトサイトは検索エンジン経由のアクセスが中心になるのが一般的です。リスティングを使用しない場合、SEOの成果がそのまま報酬に直結するとも言えるのですが、最近のGoogleの動きにより大きなダメージを受けたサイトも多いのかもしれません。
現在、日本の検索エンジンはGoogleに一本化されているような状態ですので、Googleから嫌われてしまうと廃業するしかありません。一時的に効果がある方法を追いかけ続けるのもやり方の一つですが、できればGoogleのアルゴリズムに翻弄されないサイトを作りたいですね。
不正リンクに対する警告とペナルティ
昨年、6月から有料リンクや過剰な自演リンクを行なっているサイトに対してGoogleがSearch Consoleで警告メッセージを送るようになっています。そして、警告を貰ったサイトの多くがペナルティを受けています。インデックス削除のような重いペナルティを食らうことは少ないのですが、警告を貰った時点でアクセス数の大幅減を覚悟しなければなりません。
私の管理サイトも1つ警告を頂きました。
»ついにGoogle Search Consoleにリンクスパム警告メッセージが届く
SEO業者やアフィリエイターの話を聞くと、不正リンクに関する警告や、警告なしでペナルティを受けているサイトは多いようです。人工的なリンク構築を行なっている人であれば、ある程度は覚悟していた事だと思いますが、全サイトペナルティを受けたと考えるとゾッとしますね。
不正リンクペナルティへの対処法は、人工的なリンク構築を一切行わないという事しかありません。自分ではOKラインだと思っているリンクがGoogleからしてみればNGという事も考えられます。数本や数十本程度のリンクでもペナルティを受ける可能性がある現在、人工的なリンク構築に対するリスクはとても高くなっています。
運悪く警告を貰ってしまった場合や、ペナルティと思われるような順位の下落に遭遇した場合には、不正リンクと思われる全てのリンクを外して再審査リクエストを送る方法でしか、ペナから抜けだす道はありません。
- Googleから警告文が届いた場合の、正しい対処法
- 警告を受けたにも関わらず外せない不自然リンクにどう対処すべきか?
- Googleガイドライン違反ペナルティの解除方法
- 再審査リクエストについてGoogleの中の人から重要な発言が!
サイトを捨てる覚悟であれば、警告を無視しても良いのですが、今後も収益の柱として考えているのであれば、無視という選択肢はありません。
新たなアルゴリズム「ペンギンアップデート」
最近は、この話題で持ちきりなのですが、Googleが新たにブラックハットSEOを行なっているサイトの順位を落とすペンギンアップデートと呼ばれる更新を行いました。
ペンギンアップデートは、サイトの内部・外部問わずGoogleのガイドラインに違反した不正な方法で、SEOを行なっているサイトが標的となっています。アフィリエイターの多くが、不正な方法に手を染めている関係で、アフィリエイトサイトの順位下落が目立ちます。
検索結果全体の3~5%に影響を与えるようですが、SEO業者やアフィリエイターが関わっているサイトが多いキーワードでは、それ以上の影響が見られますね。
特に、P-LINK、リンクモスト、相互リンクFINALなどの過剰な相互リンクを行なっているサイトの順位下落が目立っているという話を良く聞きます。私自身はこういったリンクは使用していませんが、不正リンク警告も含め、自分でコントロール出来ないリンクのリスクはどんどん高まっています。
以前であれば、相手からの一方的なリンクにリスクは無かったので、相互リンクであればこちら側のリンクを外せばそれで済んだのですが、現状ではそういった不正リンクに手を染めているリンクたちからリンクを受けている事がリスクになります。
相互リンクツールに限らず、自動リンク生成ツールを利用した場合、リンクをすべて外すことはほぼ不可能です。リスクを承知で利用する分には構いませんが、時間をかけてしっかり育てていくつもりのサイトであれば、自分でコントロールすることができないリンクは付けない方が良いでしょう。
今後も被リンクがサイト評価に与える影響は大きく、被リンクなしでビッグワードやミドルワードで上位表示することはできない状況に変わりはないのですが、評価されるリンクに求められる質はどんどん高くなっていきます。それでも黒いリンクで頑張るというのも選択肢の一つではありますが、SEOのやりかたは一つではありませんし、集客方法はSEOだけではありませんので、しっかりと先を見て進んでいきたいですね。
ペンギンアップデートにより、他のサイトの順位が落ちたことで、当然順位を上げたサイトも多いわけですが、そういった事を商売にするアフィリエイターがいるので注意が必要です。今回のペンギンアップデートは、黒いサイト達を落とすようなアルゴリズムですので、黒いことをやっていないサイトであれば現状維持、もしくは周りが落ちたことで順位が上がった可能性が高いと言えます。
GoogleのSEOテクニックを知っているから順位が上がったわけではなく、黒いサイトたちが落ちたから相対的に上がった状態ですので、ペンギンアップデートにより順位が上がったサイトのSEO手法を売りこんでくる人がいても華麗にスルーしましょう。
こんにちは、パシさん。
はじめまして。
実は、私も本日、警告を受けました。警告を受けたサイトは2つです。
同じ内容の文書ですので、機械的に送っているのでしょうね。
警告を受けたサイトには共通点があります。
それを修正して、というか、先月修正済なのですが、
その旨再審査リクエストしてみました。
このことは明日にでもブログに書こうかと思います。
楽しそうなブログですね。
また遊びに来ます。
はじめまして。
はじめに送られてくる文章はいくつかのパターンしか無いですよね。
一回目で許されることはあまりないようですので、地道に修正していくしか無いですね。