インデックス削除を避ける為にサイトを育てるしかない
2011年の6月頃から不正リンクを行なっているサイトに対して、Search ConsoleにGoogleから警告メッセージが届くようになりました。その後、リンク元がインデックス削除されたり、リンク先がペナルティを受けるケースが見られるようになっています。
多くの場合、SEO業者の有料リンクを使っているサイトに対するものですが、不正リンクには大量の自演リンクや過剰な相互リンクなども含まれています。アフィリエイターの場合、メインサイトは少なくてもサテライトサイトは大量に持っている方が多いと思いますが、そんなサテライトたちも当然影響を受ける可能性があります。
2011年から明らかにGoogleが不正リンクの撲滅に本気を出してきており、業界の流れが大きく変わろうとしているのを感じます。
サテライトサイトというのは、人それぞれ特徴がありますし、リンク先を見れば誰が保有するサイトかは分かってしまいますので、今まで中身のないサテライトを量産していたという方は、早急に対処しておいた方が良いのかもしれません。
有料リンクンクが無効になり、サテライトサイトが全てインデックス削除されてしまった場合に、あなたのメインサイトは生き残っていけるでしょうか。ナチュラルリンクは付いていますか?
サテライトサイトをアシストサイトとして扱う
過去に何度かサテライトサイトの価値を上げる方法という記事を書いていますが、本当の意味でサテライトの価値を上げないといけない状況になっていると思います。サテライト自体にリンクを当てるとかいうだけの問題ではなく、しっかりと作り込んでいく必要があるでしょう。
サテライトサイトに運営者情報を載せるのが良いという話があります。サテライトサイトに運営者情報を載せている方はまずいません。なぜならGoogleに自演リンクとバレたくないからです。運営者情報を偽って載せるということもやっている人は少ないでしょう。それだけ手をかけて作りたくないのがサテライトなんですよね。
ただ、これからのサテライトサイトは、誰に見られてても恥ずかしくないような形で作っていかなければならないと思っています。私自身、昨年から中古ドメインによるサテライト作りを始めたのですが、しっかりとした記事を入れていく方向で考えています。
どなたかが言っていたのですが、サテライトサイトではなく”アシストサイト”と考えるのが良いと思います。Googleは全ての自演リンクをNGと言っているわけではありませんので、価値あるサイトから価値あるサイトへの自演リンクであれば何の問題もないでしょう。リンクが目的である事はどうしようもない部分ですが、誘導ではなく、良いサイトの紹介という形で考えていきたい所です。
ただ、どんなに価値あるサイトを作っても過剰な量になると話が変わってくるでしょう。どれくらいから過剰なのかはGoogleにしか分かりませんが、今後のアフィリエイトを考えると、メインサイトはもちろんですが、サテライトサイトも数を絞って価値を高めていく方向で考えていくのが良いと思っています。