AdSenseのリマーケティング(リターゲティング)広告
リマーケティングとは、Google AdWordsが提供する広告配信サービスの一つで、一度そのサイトに訪問したことがあるユーザに対し、Googleネットワーク上で再訪問を促すように広告を表示することです。
一般的には、リターゲティングと呼ばれている手法で、一度訪問したことがあるサイトに関する広告を優先的に表示することで、コンバージョン率を高めようとするものです。詳しくは、SEM-LABOさんに書かれいますのでそちらをご覧ください。
リマーケティングのメリットは、一度自社のサイトにアクセスしたことのあるユーザー（リマーケティングタグ挿入後）を追跡できるという部分に他なりません。一度自社のサイトにアクセスしたことのあるユーザーというのは、少なからず商品やサービスに興味を持ったユーザーであるということが考えられるからです。そのユーザーを狙い撃ちできる広告というわけですね。
広告主であるAdWords側からみた場合の記事になっていますが、当然AdSenseにも当てはまるという事になります。
どのサイトに行っても同じ広告が表示されると感じたことがある人も多いと思いますが、それはその広告主が広告費を使いまくってどのサイトでも優先して広告が表示されるようにしているのではなく、リマーケティングで追跡されている可能性があるということですね。
リマーケティングをOFFる為にはCookieの削除が有効
リマーケティングは、ブラウザのCookie情報を元に行っているものですので、Cookieを削除すれば追跡されなくなるということになります。目障りな広告に追跡されるのは本当に嫌なもので、私の場合、最近は写真を修正するソフトのリマーケティングに悩まされています。
悩まされていると言うと少し大げさですが、目にしたくない広告にリマーケティングされてしまった場合には、以下の方法でCookieを削除しましょう。
Internet Explorerの場合
ツール ⇒ インターネットオプション
閲覧の履歴の削除をクリックして、Cookieにチェックが入っている状態で、「削除」をクリックすればOKです。保存されている全てのCookie情報が削除されます。特定サイトのCookieのみを削除する方法もありますが、やり方を忘れてしまったので必要な場合は、各自調べて下さい。
Firefoxの場合
ツール ⇒ オプション
最近の履歴を消去をクリックして、Cookieにチェックが入っている状態で、「今すぐ消去」をクリックします。保存されている全てのクッキー情報が削除されますので、一部のサイトのCookieだけ削除したい場合には以下の方法を試してみてください。
Cookieを個別に削除をクリックして、消したいサイトを選択します。検索窓もありますので、サイトのURLから検索した方が楽かも知れません。
Google Chromeの場合
右上のスパナアイコン ⇒ オプション
高度な設定の閲覧履歴データの消去を選択し、Cookieの項目にチェックを入れて、「閲覧履歴データを消去する」をクリックすればOKです。消去する期間を指定することができますが、その期間内の全サイトのCookie情報が削除されます。Chromeも特定サイトのみのCookieの削除方法が分からなかったので、必要な場合は各自調べて下さい。
※Cookieを削除した後でも再度そのサイトに訪問すれば、またリマーケティングされる可能性があります。
