ロングテールSEOはビッグワードよりも早く成果が出る

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SEO対策ではキーワード選定が重要になってきますが、SEO初心者の方の場合、ビッグワードで上位を狙いたがる傾向があります。もちろんビッグワードで上位表示を狙うのも常套手段ですので、悪くはないのですが、YahooがGoogle化している現在、ビッグワードで上位表示することは簡単ではありません。

人によってビッグワードの捉え方が違うと思いますが、私が考えるビッグワードの定義は、「ライバルが多く上位表示が難しい検索数の多いキーワード」という感じです。単純に月間検索数が数十万クラスのキーワードはそれだけでビッグと言えますが、数万クラスでも強いライバルが多数いればビッグだと思います。

ビッグワード=需要があるキーワードという事になりますので、上位表示すればアクセスアップに貢献しますが、上位表示するためには、有料リンクの購入や自作自演リンクなどの人工的なリンク構築が必要になってきます。ナチュラルリンクだけで上位表示できれば良いのですが、現実的には難しいと言えます。

ロングテールキーワードでアクセスを集めることの重要性

当サイトで使用しているキーワードを例に挙げると、「アフィリエイト」がビッグワードで「アフィリエイト 稼ぐ」がミドルワードで、「アフィリエイト 初心者」「アフィリエイト 無料」などがスモールワードという事になります。

「アフィリエイト」はビッグすぎるのとあまりに漠然としたキーワードですので、ターゲットにしていません。「アフィリエイト 稼ぐ」が当サイトのメインキーワードですが、そこまで上げようという気がありませんので、勝手に上がるのを待っている状態です。

当サイトのアクセス数の大半を占めるのが、スモールワードやロングテールワードです。スモールワードとロングテールワードは同じ意味で使われることも多いのですが、ロングテールワードの方は、もっと小さいキーワード群の集まりのようなイメージです。月間検索数が数十回のキーワードやキーワードツールでは出てこない様なキーワードたちのことです。

これは当サイトの2ヶ月分の流入検索キーワードですが、一番検索数が多いキーワードでも336しかありません。総検索数は18,000ほどですが、スモールワードやロングテールワードで構成されていることが分かると思います。

これは、検索キーワードをグラフ化したものですが、検索数の多い上位10キーワードを足しても全体の11%ほどしか無いことが分かると思います。

これが、検索エンジン経由のアクセス総数ですが、意外とYahooからの流入もありますね。

ロングテールSEOでコストをかけずにアクセスアップ

ビッグワードやミドルワードで上位表示するためには、有料リンクの購入や自演リンクなどが必要になってきますので、費用や時間がかかることになります。しかも思うように上位表示できないことも少なくありませんので、コストはかかったのに無駄骨だったという話も良く聞きます。

さらに、狙ったキーワードで1位になれれば良いのですが、10位ではあまりアクセスアップになりません。ましてや2ページ目だとビッグワードでも大した流入は期待できません。ビッグワードによるSEO対策は、ハードルが高いのにそれに見合った結果が得られない可能性も大きいのです。

その点ロングテールキーワードをメインにしたSEOであれば、何も考えずにそれなりの更新頻度でページを増やしていくだけでアクセスアップしていきますので楽です。いきなりドカッとアクセス数が増えることはありませんが、徐々に徐々に積み上げていくイメージです。

ページ数が増えることで、ナチュラルリンクが付く可能性も出てきますので、それによってサイト全体の評価が上がれば将来的にはビッグやミドルワードでも上位表示できるかも知れません。

理想論ではありますが、ナチュラルリンクによってビッグやミドルで上位表示できれば、安定的な上位表示が約束されたようなものですから、これほど心強いものはありません。作為的なSEOを行うと突然の順位変動やペナルティによって大きくアクセス数が減る可能性がありますが、ロングテールが主体であれば一つのキーワードの順位が下がっても大した問題にはなりません。

更新を続けなければいけないので、人によってはロングテールSEOも難しいと感じるかも知れませんが、ビッグワードで上位表示を狙うよりは、短期間で成果を出しやすいと言えますので、まだやっていない方はぜひ挑戦してみてください。

ロングテールSEOのまとめで私のロングテールSEOに対する考え方についてまとめました。

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