サイトのブランディングとSEO対策を考える

ブランディングというのは「価値あるブランドを創り上げるための活動」の事を指しますが、サイトやブログの運営においてもブランディングは大切な要素となってきます。

当サイト名はアフィリエイト野郎ですが、一応「アフィリエイト野郎」でブランディングを図っています。SEOを重要視する場合、ユニークなサイト名が存在しないというケースも多いのですが、ブランディングを考えた場合、他にはないサイト名を付ける必要があります。

タイトルタグとユニークなサイト名の重要性でも書きましたが、タイトルタグにはキーワードを含めつつサイト名も入れる事が基本となります。サイト名を付けるメリットは、リピーターが検索エンジン経由で訪問しやすくなるという点も挙げられます。

皆がみんな、お気に入りやオンラインブックマークから再訪問してくるわけではありません。私もそうですが、YahooやGoogleでサイト名などを入力して目的のサイトに訪れることは多いと思います。

サイトがブランド化できているかの確認方法

アクセス解析で確認

自分のサイトがブランド化できているかどうかを調べるためにアクセス解析が役立ちます。

これは、Google Search Consoleの1ヶ月分の検索クエリですが、サイト名であるアフィリエイト野郎が3番目に入っています。サイト名でのアクセス数を増やしても意味が無いと思っている方も多いのかも知れませんが、私は重要なことだと思っています。

可能であれば1単語で訪問できる状態が良いのですが、サイト名にキーワードが含まれるような場合でも2単語で訪問できるようにしておきましょう。最近のGoogleは、そのサイトのブランド力というのも評価するようになっていますので、サイト名やサービス名などのブランド名でリンクされることは非常に重要な意味を持つのです。

Google検索で確認

これは、Googleで「アフィリエイト野郎」というキーワードで検索した時の検索結果ですが、1位表示されているのはもちろんのこと、しっかりとサイトリンクも表示されています。これは、Googleがサイト名を認識していることを表しています。

以前は、サイトリンクが表示されるようになるまでに1年以上かかることも珍しくなかったのですが、現在はそれなりのリンクを集めることが出来れば、サイト開設後数カ月で表示されるようになっています。

これは、同時期に立ち上げた レンサバネットの検索結果ですが、こちらもサイトリンクが表示されています。

こちらは、過去に作った アフィリエイト関連ブログですが、サイトリンクは表示されていません。サイトリンクが表示されていなくてもサイト名で1位表示されていれば、アクセス数には影響がないと言えますが、Googleがサイト名をしっかり認識しているという意味では、サイトリンクが表示される意義は大きいと思います。

ブランディングとSEO対策

ブランディングとSEO対策は直接結びつけて考えない人も多いのですが、現在のSEOはキーワードによる被リンクを増やせば上位表示できるような単純なものではありません。通常、ナチュラルリンクは、キーワードではなく以下のような形でリンクされます。

どんな形態であれナチュラルリンクであれば有難い限りなのですが、SEOという意味ではサイト名やURL、ページタイトルによるリンクが重要となってきます。サイト名やページタイトルにキーワードを含ませることが大切と言われていますが、最近はキーワードが含まれないサイト名でリンクを受けても、ターゲットキーワードの検索順位に加点されると考えるのが一般的です。

サイト名やサービス名などのリンクをブランドリンクといいますが、ブランドリンクが多いということは、そのサイトがユーザに認知されている事を表していますので、当然検索エンジンも評価するという事になります。

いまだにターゲットキーワードで人工的なリンク構築を行なっている方も少なくないですし、現時点ではまだまだ効果がある手法なのですが、これからのSEO対策を考えるのであれば、ブランドリンクをふやすという事も頭に入れておいた方が良いでしょう。

»ブランディングやリピーターの事を考えていないサイトはダメ