インタレストベース広告は自分が興味がある広告が表示される

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AdSenseはコンテンツマッチ広告ですので、基本的にはそのサイト(ページ)に関連した広告が自動的に表示されますが、コンテンツマッチだけではなく他の形態の広告が表示される事があります。

前回説明したプレースメントターゲットもその一つですが、今回はインタレストベース広告について取り上げてみたいと思います。インタレストベース広告とは、ユーザの行動や興味関心に合わせた広告を表示する事です。

AdSenseセミナーで、参加者から「サブドメインなどでサイトを複数運営していると、他サイトの影響を受けて、他のサイトで表示されるはずの広告が表示されてしまう事があるのか」という質問がありましたが、これはインタレストベース広告の事を言っていたのではないかと思っています。私自身インタレストベースについてはセミナーの後に知ったので、その時は気づきませんでした。

インタレストベース広告とは

詳しくはAdWordsヘルプのインタレストベース広告のページを見て欲しいのですが、簡単に言うとサイトの内容に関係なくユーザが興味を持っているジャンルの広告を表示しようとするものです。

複数のサイトを管理していると、これはこのサイトに表示されるべき広告ではないと感じる事があります。前述のセミナー参加者もこれの事を言っていたと思うのですが、管理サイトは必然的に訪問する回数が増えますので、インタレストベース広告が表示される可能性も高くなります。

自分のサイトではなくても例えば、沖縄旅行に行こうと思い沖縄関連のサイトや旅行関連のサイトに頻繁に足を運んだ後に、自分のサイトに訪問した時に、自分のサイトに沖縄旅行関連の広告が表示される事があります。

これがまさにインタレストベースで、コンテンツとは関係ないが、その人が興味を持っているであろう広告を表示しているんですね。興味があるジャンルの広告であればサイトに関係なくてもクリックされる可能性があります。

インタレストベースはブラウザのcookieで管理されている

ユーザの行動を追うと言っても誰かが監視しているわけではなく、ブラウザのcookie情報を元にその人の興味関心事を調査しています。ですので、仮に普段他人が使っているパソコンを利用すると、いつも使っている人が興味がありそうな広告が表示される可能性があるという事になります。

インタレストベースにはインタレストカテゴリというものが設けられており、そのカテゴリに属する広告が表示されるようになっています。インタレストカテゴリは自分で追加したり削除する事も可能です。

»興味のある広告を表示する

これが、私のブラウザに保存されているインタレストカテゴリです。まさに私が興味がある内容が並んでいます。ここに表示されている項目が、サイトの内容に関係なく表示される可能性がある広告という事になります。削除やカテゴリの追加からインタレストカテゴリを変更する事が可能です。

AdSenseの管理画面でインタレストベースを確認

AdSenseにログインし、パフォーマンスレポートからターゲットのタイプを選択すると、その中にインタレストベースという項目があります。ここでインタレストベース広告が表示された回数やクリック数を確認する事が出来ます。

コンテンツと比べると表示される割合が少ないのですが、その人が興味がある広告なのでクリック率は高くなる傾向にあります。個人的にはもう少しインタレストベースの割合を増やしても良いと感じるのですが、AdSenseは基本的にコンテンツベースの広告に強みを出しているわけですから、これでちょうど良いのかもしれません。

インタレストベースはあくまで、そのユーザのネット上での動きに依存しますので、特にそこへ向けた対策の必要はありません。ですので、AdSenseにはこういった形態の広告があるという事だけ頭に入れておけば良いと思います。

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