広告がクリックされてから購入にいたるまでの日数

アフィリエイトは、広告をクリックしてもその場で成約に至らないと報酬にならないと思っている人も多いのですが、実際にはその日成約しなくても、後日またそのサイトを訪れて購入した場合でも、成果としてカウントされます。

ブラウザのcookieの保存期間などで、ASPごとにどれだけの日にちを空けてもOKなのかが変わって来ますが、おおよそ1ヶ月ぐらいであればだいたいのASPが大丈夫です。ただし、自分のサイトのアフィリエイト広告をクリックして、その後他のアフィリエイトサイトに移動して、そのサイト経由で成約に至った場合には、基本的に最後にクリックされた広告を張っていたサイトの収益となります。

※自サイトの広告をクリックした後に広告主の広告をクリックして成果になった場合、アフィリエイターの成果発生としてカウントされることがありますが、この場合はアフィリエイターの成果にはならないことが多いです。

広告をクリックしてから注文に至るまでの日数

これはA8.netとトラフィックゲートの確定報酬データを拾ってきたものですが、クリック日と注文日（発生日）に開きがある事が分かると思います。1ヶ月以上空けて成約に至っているケースもありますね。

どういった経緯で1ヶ月という期間が空くのかわからないのですが、私のサイトで広告を踏んで、その後1ヶ月経ってから自分でそのサイトに訪問して購入したり、1ヶ月後に同じ広告を踏んで購入に至ったケースでしょうか。

再度同じ広告を踏んだ時に情報が書き換わるのかがわからないのですが、どちらにしてもユーザは始めて広告を見た時に購入に至るケースよりも、日にちを空けて少し考えてから購入に至るケースが多いという事が分かります。

インフォトップではしょっちゅう自分では広告を張っていない商品が売れます。これは、私のサイト経由でインフォトップに訪問し、そこで他の商品を発見して購入に至ったという事なのでしょう。

強引にでも広告をクリックして貰うのが良いのか

そう考えると強引にでも広告を踏んでもらう事でアフィリエイト収入に繋がるという事になるのですが、以前にcookieの保存期間が長い楽天で、サイトに訪問すると自動的に楽天アフィリエイトのリンクを踏むようなプログラムを組んでいたスパムサイトが問題になった事がありました。

これはばれたら一発でアカウント削除になるようなスパム行為なので問題外ですが、AdSenseのようなクリック保障型のアフィリエイトではなく、その他多くの成果報酬型のアフィリエイトの場合は、広告と分からないようにサイトに紛れ込ませるように設置して、とりあえず訪問者にクリックさせるという方法も効果的です。

個人的には好きなやり方ではありませんが、とにかくアフィリエイト報酬を増やしたいという方はやってみても良いかも知れません。ただそれによってユーザからの信頼度が落ちる可能性も高いですので注意しましょう。

ただ、こんなセコイ方法でアフィリエイト報酬を増やすのではなく、広告と分かった上でクリックしてもらい、良いと感じた人に購入してもらうという考え方が良いと思います。