当たり前の事を当たり前にやる意味

サイト評価を上げるためには被リンクが欠かせないという事はSEOをやっている誰もが知っている事だと思います。本来は有益なコンテンツを作り自然発生的にリンクを張ってもらえる構造を作るのが良いのですが、それが難しいので自演リンクや有料リンクを行っているという人も多いと思います。

しかし、Googleは最近こういった不正なリンクに対して厳しい措置を取るようになっています。

»有料リンク購入サイトに対するGoogleからの警告メッセージ

この警告メッセージは有料リンク購入者（販売者）だけではなく、大量の自演リンクやリンクファームなどの不正リンク（不自然なリンク）を行っているサイト管理者に対しても送られてくるものです。

今の所、警告を受けるだけで、検索順位が大きく下げられるようなペナルティにまでは発展していないようですが、今後はどうなるか分かりません。そう考えるとやはり流れとしては人工的なリンク構築ではなく自然なリンクを張られるためのコンテンツ作りという事が重要になってくるのでしょう。

いまどき相互リンクなんて流行らない？

相互リンクなんて完全に過去のSEO対策と思っている方も多いと思いますが、いまでも効果が期待できる被リンク対策です。ただし、昔のように相互リンク用のページを作って大量にリンクし合う状態は好ましくないと言えます。

では、どうやって相互リンクするのかと言う事ですが、ブログの場合は普通に記事の中から、読者にとって有益と思える記事やサイトへリンクを張れば良いだけです。これがなぜ相互リンクになるのかというのは、ブログを書いているのが人間だからです。

»外部リンク（発リンク）を張る事による3つの効果

このように自然な形で発生した相互リンクは、リンクする為のページを作って作為的に行われた相互リンクよりも何倍も価値があると思っています。被リンク価値ということだけではなく、直接的なアクセスアップにも繋がります。

訪問者が最もクリックしやすいリンクは、記事の中で紹介されているリンクです。検索エンジンがこの辺を理解してコンテンツ部分からの被リンク価値を高めているのかは分かりませんが、テンプレート部分やリンク集ページではなくコンテンツ部分からリンクを張る事は被リンクとアクセスアップという二つの意味で重要になってきます。

記事の中でリンクを張られる場合、関連性が高い事がほとんどでしょうから、思った以上にアクセスアップに繋がる事があります。こういった”紹介”の形で訪問してきたユーザは、検索エンジン経由で訪問してきたユーザよりもコンバージョン率が高いと言われています。

目的が別にあるコメントはNG

アフィリエイターの多くが、コメントを残す目的が被リンクやアクセスアップになっていると思います。情報商材アフィリエイトブログのコメントを見ると、なかなかにカオスな状態になっています。ほぼ100％ポジティブなコメントで、見ていて気持ち悪くなってきます。

もちろん素直な気持ちで褒めコメントをしている方も多いと思いますが、記事を読んで本気で自分の思いを伝えたくてコメントしている人はほとんどいないでしょう。全てのアフィリエイターが自分の事しか考えていないとは言えませんが、そういった人が多いのがアフィリエイト業界です。

私が管理しているアフィリエイトブログにも目的が別にあるコメントが送られてくる事も珍しくありませんが、基本的には削除しています。アフィリエイトブログのコメントを承認制にしているのはその為です。SEOブログでもそういった目的のコメントは多いですが、アフィリエイトブログの方が何倍も多いのが現実です。

コメントのやり取りから生まれる被リンク

当ブログに以前からコメントを頂いていた方がブログを始めたので、ご紹介させていただきます。

»アフィリエイト中級者～上級者になるまでの道のり

アフィリエイト以外の記事も書いていくとの事ですが、多くのアフィリエイターに見られる打算的な部分や胡散臭い部分がない事が分かると思います。

初めてコメントを貰った時には、今までコメントを貰っていたアフィリエイターさんとは全く異なるタイプだったので驚きとともに嬉しかった事を憶えています。アフィリエイトやSEOは、いやらしい人が多いので、当たり前の事を当たり前にやる人がとても少ないと言えます。

アフィリエイトブログやSEOブログをやっている人は、「何のためにコメントを残すのか」、「何のためにリンクを張るのか」、この点をもう一度考え直した方が良いと思います。

何も悩む必要はありません。当たり前の事を当たり前にやれば良いだけです。