ASPを通さずに広告主に直接営業をかける事の是非
少し前にTwitterで、ASPを通さずに広告主と直接アフィリエイト契約を結ぶ方が良いという発言があり、少し盛り上がりました。
初心者アフィリエイターの私からしてみると、なるほどそういう発想はなかったわという感じだったのですが、色々な人の意見を聞くと現実的ではない事が分かりました。
広告主と直接やり取りする際の問題点
- 広告主への営業を禁止しているASPが多い
- ビッグワードで上位表示してるようなサイトが必要
- 営業力や交渉術が必要
- 足元を見られる可能性がある
- 突然契約を打ち切られる可能性がある
- 成果発生をごまかされる可能性がある
問題点を挙げたらキリがないのですが、そもそもの問題として広告主へ営業をかける事をASPが規約で禁止ている事も珍しくありません。ASPなんて一生使わないという覚悟の元、営業をかけるなら構いませんが、今後も利用するのであれば規約違反は良くありません。
契約してもらうためには、相手にとって魅力を感じると思わせるようなサイトを持っている事が最低条件となります。ビッグワードで上位表示しているサイトがあればわかりやすいですが、それ以外の場合には有名なサイトや大規模サイトでないと難しいかもしれません。
例え契約してもらえたとしても、企業対個人という関係上、相手の方が圧倒的に強い立場にありますので、報酬金額的に足元を見られたり、相手の都合で突然契約を打ち切られたり、成果発生をごまかされる可能性がないとも言えません。
ASPはアフィリエイターの営業を代行している
確かにASPを通す事で手数料というかマージンが発生しますので、広告主と直接やり取りした方が報酬額が大きくなる可能性がありますが、ASPを利用する事は営業を代行してもらっていると考えれば合点が行くと思います。
担当者が付かないと広告主への提案などが行えないと思っている方も多いのですが、まだ成果が出ていなくても意外とASPは柔軟に対応してくれます。サイトに適した独自の広告を作ってもらうようお願いしたり、広告主に提携拒否の理由を聞いてもらったり、キャンセル(非承認)率の高いアフィリエイトプログラムについて調査してもらったりと、レスポンス良く対応して貰えました。
利用しているASPによっても対応が変わってくると思いますが、売上に大きく貢献しているスーパーアフィリエイターではないと話を聞いてもらえないというわけではありませんので、気になる事があったらどんどん質問してみるのが良いと思います。
ASPの利用を中止した広告主にはアタックする価値あり
ASPの利用を止めた広告主があった場合には、直接営業をかけてみるのが良いという話があります。
ただ、その場合でもやはり営業力が必要になってきますし、金額交渉などは難航する事が予想されます。信頼関係を築くにはそれ相応の時間が必要になると思いますので、安易な気持ちで営業しても軽くあしらわれるだけだと思います。
実際にやった事がないので、契約成立から実際にサイトにコードを張って、金額が支払われるまでの流れがどうなるのかが分かりませんが、ビッグワードで上位表示しているようなサイトがある場合には、営業してみるのも面白いかもしれません。ただ、検索順位は変動するものですので、順位が落ちた場合にはどうなってしまうのでしょうか。