質の良いアクセスと質の悪いアクセス
検索順位を上げる為には質の良い被リンクが重要となりますが、成約率を上げる為には質の良いアクセスが必要になってきます。アフィリエイト収入を増やすためにアクセスアップは欠かせませんが、アクセス数はただ単に増やせば良いというものではありません。
アフィリエイトで成功するための秘訣として、言葉は悪いですが情弱(情報弱者)を多く集めるサイトを作るという事があります。ヘビーユーザよりもライトユーザの方が商品を購入してくれる可能性は高くなります。
リンクを張ってくれるのはヘビーユーザで、商品を購入してくれるのはライトユーザという事になりますので、どちらも必要な存在なのですが、アフィリエイトサイトにおいては特にライトユーザのアクセスが重要です。
質の良いアクセス
- 検索エンジン経由のアクセス
- Yahoo!からのアクセス
- 複合キーワードでのアクセス
- 関連性の高いキーワードでのアクセス
- 関連性の高いサイトから張られたリンク経由のアクセス
検索エンジン経由のアクセスは質が高いと言えます。SEOは当然のようにやる時代になっていますが、どれだけYahooからのアクセスを増やせるのかという事も大切です。アクセス解析を見ると分かりますが、GoogleユーザよりもYahooユーザの方がコンバージョン率が高くなるのが一般的です。昨年の12月にYahooの検索結果がGoogleと同一になっていますが、それぞれ使っているユーザ層は異なっています。
単一キーワードよりも、探しているページがより具体的な複合キーワードで検索するユーザの方がコンバージョン率は高くなる傾向があります。また、同じYahoo経由でも紹介しているアフィリエイト商品と関連性の高いキーワードで訪問してきたユーザの方が購買率は高くなります。
忘れてはならないのが、関連性の高いサイト経由のアクセスです。既にそのジャンルや商品に興味を持っている最もお客様になる可能性が高いユーザと言えます。SEOでアクセスアップさせる事は重要ですが、同ジャンルのサイトからリンクを張ってもらえるようなサイトを作るという事も大切です。
質の悪いアクセス
- トラフィックエクスチェンジによるアクセス
- ブログランキングからのよるアクセス
- ソーシャルメディアからのアクセス
- 無料情報を求めている人のアクセス
- 関連性の低いサイトから張られたリンク経由のアクセス
質の悪いアクセスは挙げたらキリがないのですが、要するに数を稼ごうとする施策や、お客様になり得ない人ばかりを集めてしまってアクセス数を増やしても意味がありません。
トラフィックエクスチェンジは問題外ですが、足跡残し機能などによって集めたアクセスも質が悪いと言えます。
TwitterやFacebook、はてなブックマークなどのソーシャルメディア経由のアクセスは一概に質が悪いとは言えないのですが、こういったツールを使っているユーザはヘビーユーザである可能性が高いですので、必然的にコンバージョン率は低くなります。
また、ソーシャルメディア経由のユーザは、閲覧開始ページ以外は見ないという傾向が強く、そういった意味でもあまり質の良いアクセスとは言えません。ただし、拡散力や波及力は大きいですので、ソーシャルメディアからのユーザを取り込むという事は大切です。
とにかくアクセス数を増やす事に焦点を当てたアフィリエイト商材やツールも売られていますが、質の悪いアクセスを集めても役に立ちませんので、アクセスの数ではなく質にこだわってみるのはいかがでしょうか。
そうそう。現在の質の悪いアクセスのほとんどが、すでにアフィリエイトをやってる人からのアクセスです。これは検索エンジン経由にも含まれます。
確かにアフィをやってる人も質の悪いアクセスに含まれますね。