質の良いオールドドメインの取得方法とSEO効果
オールドドメインとは、過去に一度利用された事があるドメインの事で、検索エンジンは古いドメインを評価する傾向があるので、オールドドメインを取得してSEO対策する方法が以前から利用されています。
ただし、現在のGoogle(Yahoo)では新規ドメインでも質の良い被リンクを獲得する事ができれば、上位表示は可能となっています。かつてのYSTや、以前のGoogleで有効だった手段と言えますが、今でもサテライトサイト用として中古ドメインを使用している人は多いと思われます。
ドメイン年齢が古い方が良いというものではなく、質の良い被リンクが付いているサイトや、これから公開するサイトと同ジャンルのドメインを見つけないといけない為、探すのは結構大変な作業となります。探し方については以下のブログで紹介されています。
実際のところオールドドメインの効果は・・・
私自身、以前はオールドドメインを被リンク対策として使用していた時期がありますが、効果は実感できませんでした。良質なドメインを取得できなかったのかもしれませんが、被リンク用としての効果もなくなってきているのかもしれません。
パンダアップデートにしてもそうですが、Googleはサイト評価に対する基準として、サイト内部やページの質を大きく考慮するようになっています。たとえ過去に多くの被リンクを集めたドメインを取得したとしても、そのドメインで良質なコンテンツを公開することが出来なければ、そのドメインの評価は上がりません。
良質なコンテンツを公開するのであれば、新規ドメインでも良いわけですので、わざわざオールドドメインを取得する必要はないとも言えます。現時点では、まだ効果が無いとは良い切れませんので、被リンク対策として利用する分には構わないと思いますが、サイトを育てドメインを育てるという観点からはオススメしません。
過去のSEOテクニック
最近では、オールドドメインの話題もあまり目にしなくなっていますが、昔ほど効果が期待できなくなったので、取り上げる人も減ってきたという事なのでしょう。かつて流行った日本語ドメインについては、ほとんど目にしません。
meta keywordsやブログのping送信も同じですが、過去には当たり前のように行われていたSEO対策が、今では一部の人しか実施していないという事があります。
惰性的に実施している人や、初心者がどこかで書かれていた過去の記事を読んで実施しているケースが多いと思いますが、検索エンジンは日々進化していますので、ネット上には効果の無いSEO対策が蔓延しています。
効果が無いと言われている対策でも、手間のかからない作業については、実施しても良いのですが、手間やコストがかかる事に関しては、やる必要は無いでしょう。オールドドメインについては、手間と費用がかかるので、個人的には実施する必要なしと判断しています。