無駄な被リンクを削除してサイトのリンク評価を上げる
前回書いた、パンダアップデートはアフィリエイトサイトの検索順位を下げるという記事で、株っちゃおというサイトのAdSense広告の配置を修正した事を述べましたが、他にも2つほど対策を行いました。
そのひとつが無駄な被リンクの削除です。当サイトも含め自演リンクを実施しているのですが、最近のGoogleは自演リンクに対して厳しくなっています。特に、ブログのサイドバーから大量のリンクを張ったり、キーワードばかりのリンクを大量に張る事で、ペナルティを受ける可能性があります。
リンクを受けて順位が下がるのであれば、ライバルサイトに意図的にリンクを張って順位を下げられると考えるかもしれませんが、そんなに単純なものでもありません。基本的に、既に上位表示されているようなサイトの順位は下げられないと思った方が良いでしょう。
自演リンクのような人工的な被リンク構築の場合、ナチュラルリンクとは異なるアンカーテキストや増加を見せますので、Googleに見破られる可能性があります。ばれてしまった場合でも、常識の範囲内であれば問題は無いのですが、数が多かったり全てのアンカーテキストにキーワードが含まれるなど、過剰なSEOと判断された場合には、張ったリンクが無効になります。
場合によっては、今までに張ったリンクも再調査され、リンクの大部分を無効化される事があり、それによって大きな順位下落へと繋がります。
2010年あたりから自演リンクに対する評価が厳しくなったので、2010年以降に作ったサイトについては気をつけていたのですが、株っちゃおは厳しくなる前に作ったサイトで、自演リンクもバンバンやっていたので、Googleも許してくれなかったのでしょう。
広告の位置も含め順位が落ちた原因は、いくつか考えられるのですが、最も可能性が高いのがこの被リンクだと思います。そこで、サテライトサイトから張っているリンクの大部分を削除しました。特にブログのサイドバーからのROSリンクについては、全て削除しました。
削除したのが4/21で、翌日に順位が20位ほど落ちたのですが、経験上ここでリンクを戻しても良いことが無いので、しばらく様子を見る事にします。半年前に10位以内だったサイトが、ついに100位まで落ちてしまったのですが、年内に1ページ目に復帰できるように対策を続けていきます。対策内容や順位変動などは、このブログに記録していこうと思っています。
パンダアップデートの導入で大幅な修正を行う
2012年7月日本にもパンダアップデートが導入されました。多くのサイトで取り上げられていましたので、知っている方も多いと思いますが、アフィリエイトサイトなどが影響を受けているようです。
海外版パンダのようなアクセス数が激減しているサイトは少ないようですが、今後は日本版パンダも更新が続けられていきますので、徐々に影響が出てくるサイトも増えてくるのでしょう。
今大丈夫でも次の更新でどうなるかわかりません。アフィリエイトサイトはパンダの影響を受け易いと言えますので、根本的な問題を抱えているサイトは、早めに修正しておくことをオススメします。
パンダ対策後のアクセス数の変化
これはWP SEOブログのアクセス数の推移なのですが、パンダ導入時にアクセス数が減り、その後対策を行い、徐々にアクセス数が戻ってきています。
パンダ導入前のピークのアクセス数までは戻ってきていませんが、ひどい状況にならなかったことにホッとしています。まさかパンダでアクセス数が減るとは思っていなかったので、減った時はかなり焦りました。
しかも1サイトではなく、管理するアフィリエイトサイトの半分ぐらいが影響を受けましたので、これからどうなってしまうのだろう・・・という気持ちが大きかったです。
ただ、冷静に状況を判断し、パンダに関係なくユーザーにとってマイナスになる部分は全て修正しました。作業量が結構ありましたが、その後良い方向へ向かっているので満足しています。アフィリエイト収入もパンダ直後は大きく金額を落としましたが、その後盛り返しています。