インデックスが早いエックスサーバーと遅いロリポップ
当サイトはロリポップというレンタルサーバーを使っていますが、最近少し悩みなのがインデックスの遅さです。
250円という低料金ながらマルチドメインが利用できるという事で重宝しているのですが、他のレンタルサーバーと比べて、検索エンジンへのインデックス速度が遅いような気がしています。インデックス速度はSEOに大きな影響を与えるので、考え物です。
過去にsitemap.xmlの送信エラー問題が発生したロリポップですが、現在その問題は解決されているようです。しかし、今でも何かしらの問題が発生しているのでしょうか。
クロール情報で比較する
これが当サイトの検索エンジンのクロール情報です。 ロリポップ(ロリポプラン)を利用しています。クロール情報は、Google Search Consoleで確認する事ができます。
立ち上がりが非常に悪いことはしょうがないとしても、開設後2ヶ月で300記事アップしている高更新頻度の割りにクロール数が低いままです。被リンク対策もしっかりしています。
現在、新記事公開後1時間ほどでインデックスされるような形です。
これは、アフィリエイトモードというサイトで、さくらのレンタルサーバ(スタンダード)を使っています。更新頻度も記事数もリンク数も当サイトよりも少ない割りにクロール数は順調に増えました。
現在、新記事公開後30分以内にインデックスされています。
これは、 レンタルサーバーネットというサイトで、 エックスサーバー(X10)を利用しています。最も最近に公開したサイトで、記事数も当サイトの半分ぐらいなのですが、最もクロール率が高いサイトとなっています。
現在、新記事公開後2分ぐらいでインデックスされています。
なぜレンタルサーバーでこれほど数値に違いが出るのか
エックスサーバーのクロール率が異常に良いのも気になりますが、ロリポップのクロール率が悪いことは確かです。料金が高いレンタルサーバーのインデックスが早いとも取れますが、これだけの差が出るとは正直びっくりしています。
クロール頻度は、検索エンジンからのサイト評価や更新頻度によって変わってきますので、基本的には更新頻度の低いサイトのクロール率が悪くなるのですが、今回紹介した3サイトでは真逆の結果となっています。
ただ、ロリポップを使っているとサイトの表示が遅かったりMySQLデータベースが原因の503エラーがでるという事はありませんので、クロール以外の問題は感じません。表示の遅さや503エラーで言えばさくらのレンタルサーバがダントツ悪いです。
最近のレンタルサーバーは、どこもある程度信頼がおけるようになっているので、どこを使っても大差ないような気がしていたのですが、SEOで重要となるインデックス速度にこれだけの差がある事を考えるとレンタルサーバーの選び方も考えないといけませんね。
※同じレンタルサーバーでも、自分のサイトが収容されるサーバによって、クロール率やインデックス速度が変わってくる可能性があります。
【追記 2012/2/6】
その後、色々と試しましたが、Search Console上のクロール状況が良くなったことは間違いありませんが、おそらくレンタルサーバーの違いでインデックス速度に影響を与える事はないと思います。