Googleのパンダアップデートがやってくる
【追記】
2012年7月についに日本にもパンダアップデートがやって来ました。
WPSEOブログで情報や対策方法をまとめていますので、詳しくはそちらをご覧ください。
私の管理するサイトの中でも主にアフィリエイトサイトが影響を受けています。アフィリエイトサイトは広告を貼る機会も多くなりますので、訪問者にとって邪魔にならない意味のある広告の貼り方を心がけたいですね。
アフィリエイトサイトを運営する上で、SEOは必ず必要となってくる事です。2010年12月よりYahooの検索エンジンがGoogleに切り替わり、現在GoogleのSEOが最重要課題となっています。
そのGoogleですが、少し前にアメリカで大規模なアルゴリズム更新を行っています。パンダ・アップデートやファーマー・アップデートと呼ばれていますが、質の低いサイトが軒並み検索結果から消える事態が起きているようです。
全検索の12%に影響を与えたと言われており、過去に類を見ない大規模なアップデートだった事が分かります。
日本ではまだ導入されていませんが、今後導入されることは間違いありません。いつ頃導入されるのかは分かりませんが、いつ導入されても良いように、しっかりとしたコンテンツを保有するサイトを作っておかなければなりません。
パンダアップデートで消えたサイトの特徴
- サイト全体の質が低い
- 質の低いページが複数あるサイト
- 質よりも量に頼っているサイト
- ドメインオーソリティに頼っているサイト
- ディープリンクが少ないサイト
- ソーシャルメディアで共有されていないサイト
- 広告やリンクが多すぎるサイト
今まではドメインパワーが強い場合、ページの質が低くても上位表示できる傾向がありましたが、今後はドメインパワーだけではなく、それぞれのページ自体が被リンクを受けるようになっていないと厳しいと言う事ですね。
Googleはソーシャルメディアで評価されているサイトを評価するようになっています。Twitterやはてなブックマークなどで、多くのユーザから支持されているサイトは強いと言う事になります。Facebookについては日本では流行らない可能性が高いので、現時点では考える必要は無いでしょう。
アフィリエイトサイトの場合、必然的に広告リンクが多くなりますが、それを補うぐらいの質の良いページが無いと、Googleは評価してくれないと言う事なのでしょう。
サイトの質を上げる方法
- 質の低いページを削除
- 薄っぺらい内容のページを削除
- ナチュラルリンクを集める
- ディープリンクを集める
- SEOに力を入れすぎない
基本的には、パンダ・アップデートが行われる前から重要と言われていた事ですので、特に何かをしなければいけないというわけではありませんが、ロングテール対策としてとにかくページを増やす事に重点を置いていた人は、やり方を変えた方が良いかもしれません。
被リンクが重要なことは今までどおりですが、ブランド力を高める為に、サイト名でリンクされるようなサイトにしたり、トップページだけではなくサブページにもリンクが集まるように、良質なコンテンツを用意しておく必要があります。
アフィリエイトサイトの場合、商品を売る事が第一になりますので、被リンクを得るような記事を書くことが難しいのですが、全ての記事で商品を紹介するのではなく、半分ぐらいはユーザのためになる情報を配信して、ナチュラルリンクを増やすようにしていかないと、どんどん厳しくなってくると思います。
質の低さや薄っぺらさはGoogleが判断するものなので、どういうページが評価されるのかと言う事を見極めるのは難しいのですが、基本的には被リンクを集めるページが質が高いと言う事になるのでしょう。