アフィリエイト報酬は広告主に承認されるまで確定しない
アフィリエイトは、商品を売った時点で報酬が確定するものではなく、広告主から承認を受けなければ確定報酬とはなりません。広告主やプログラムによっても、承認率の高い低いに差があるのですが、非承認になる理由はいくつか考えられます。
- いたずらの申し込みだった
- ユーザが購入した商品をキャンセルした
- 承認条件を満たしていなかった
- 悪質な売り方や、問題のある広告掲載方法で広告主から承認されなかった
- 悪質な広告主によって承認されなかった
最後の悪質な広告主による非承認のケースはだいぶ無くなっているようですが、広告主も企業なので、経営が傾き報酬を支払えなくなってくると、当然承認率も下がっていきます。また、広告主とASPの間に代理店が入って利益を搾取しているという話もあります。
ちなみに楽天アフィリエイトを他社ASP経由で使用した場合の、承認率の低さは有名なようです。私自身楽天アフィリエイトは本気でやっていないので、その辺の現在の状況は分からないのですが、株式投資のサイトで証券会社の紹介プログラムを利用しているのですが、なぜか楽天証券の承認率は低いです。
他の証券会社はほぼ100%承認されるのですが、楽天の場合は、実際に口座開設されなかった場合の非承認とは考えにくい承認率となっています。まだサンプルが少ないので確定的な事は言えませんが、色々と勘ぐってしまいます。ただ、楽天証券の口座開設審査が厳しいと言われてしまうとそれまでです。
ASPが原因で承認率が変わることはまず無いと思いますが、広告主は比較的簡単に非承認にできるようですので、承認率が低いプログラムは使わないほうが良いでしょう。
承認率を上げる方法
- キャンセル率を減らすために、強引な商品販売は行わない
- 承認率の高いプログラムを利用する
承認率を下げる大きな理由は、申込内容の不備やキャンセルです。基本的にはキャンセルされにくい商品を扱う事で承認率が上がっていきます。私はレンタルサーバーのアフィリエイトをやっていますが、レンタルサーバーはお試し期間があるため承認率はあまり高くありません。
レンタルサーバーにもよりますが、承認率が50%を切る場合もあります。試しに使われることが多いサバーの場合、承認率は低くなります。レンタルサーバーは報酬が高めに設定されていますが、キャンセル率も高いので注意しましょう。
基本的には、承認率の高いプログラムを選ぶ事が大切です。承認率の高いプログラムとは、承認条件が厳しくないプログラムの事です。
承認条件の違い
A商品:FX口座開設の資料請求があった時点で報酬発生
B商品:FX口座が開設された時点で報酬発生
C商品:FX口座を開設し、10万円以上の入金があった時点で報酬発生
D商品:FX口座を開設し、10万円以上の入金があり、取引を行った時点で報酬発生
あくまで一例ですが、条件的な関係で、Aが最も承認率が高く、Dが最も承認率が低い事になります。このように報酬発生までのプロセスが多いほど、非承認になる可能性は高くなります。
また、報酬発生条件にお客様の来店が入っている場合には、非承認率が高くなります。申し込み画面から来店予約を入れた時点で未確定報酬となりますが、その後キャンセルされる事も多いのです。
無料サービスの場合、予約までは比較的スムーズに行くのですが、実際に来店する段階でキャンセルする人は結構多いのです。無料なのでキャンセルも気軽に出来る事も要因のひとつです。
このように報酬発生の条件が厳しいプログラムは、承認率が低くなりますので、未確定報酬でぬか喜びしないようにしましょう。