被リンクの獲得や張り方で注意すること
アフィリエイトで成功するにはSEOにも力を入れる必要があります。有名なサイトで、検索エンジン以外からのアクセス数が一日に何千もあるという場合には、それほどSEO対策に力を入れなくても良いのですが、特にサイトを作ったばかりの時にSEOは効果を発揮します。
SEOで最も有効となるのが被リンクの獲得です。良いコンテンツを作って、自然とリンクが集まるサイトにするのが理想的ですが、多くの場合自分自身でリンクを増やしたり、時には有料リンクを購入する事も必要になるでしょう。
被リンクは、手間をかけずにサイト評価を上げる為に欠かせないものですが、Googleは有料リンクや自作自演リンクに対して、ペナルティなどの厳しい措置をとるようになっています。
現在、日本の検索エンジンは、実質Googleに一本化されていますので、Googleを敵に回すことは得策ではありません。
Googleに目を付けられる被リンク
- 有料リンク
- 大量の自演リンク
- 大量の相互リンク
- 大量のリンク集からのリンク
- ROSリンク
ROSリンクとは、サイトのテンプレート部分である、ヘッダーやサイドバー、フッターなどからリンクを張ることです。ROSリンクにする事で、サイト内の全てのページからリンクが張られている状態となりますが、こういったリンクをGoogleはあまり評価しません。
昔は、ブログのサイドバーからリンクを張って、リンクの数を増やす事が効果的でしたが、それはもう何年も前の話です。今では効果が期待できないばかりか、過剰な自演リンクと取られた場合、ペナルティを受ける可能性があります。
ここで感の良い方なら、ライバルサイトに対してROSリンクを張れば、順位が下げられるのではないかと考えるかもしれませんが、Googleも馬鹿ではないので基本的には難しいでしょう。
ROSによるペナルティと言っても、張ったリンクが無効化される場合がほとんどです。他からのリンクがないような、出来たばかりのサイトに対して大量のROSリンクを張る事で、評価を下げる事ができるかもしれませんが、そんなサイトはライバルサイトではありません。
ライバルとなるのは、既に上位表示されているサイトです。既に上位表示されているサイトに大量のROSリンクを張っても何のマイナス効果もありません。
※ROSリンクが全て評価が低いというわけではありません。ROSリンクで得られる被リンクの評価は、何ページであっても1本のリンクと大して差がないということです。
不自然リンクペナルティとペンギンアップデート
今のGoogleのSEOにおいて、被リンクに関する話をする時に避けて通れないのが、不自然リンクに対するペナルティと、ペンギンアップデートです。
どちらも人工的なリンク構築に対しサイト評価を下げるためのもので、有料リンクを購入しているサイトやアフィリエイトサイトが大きな影響を受けています。
不自然なリンクと判断される可能性があるリンクには以下のようなものが含まれています。
- 中小検索エンジン、リンク集などからのリンク
- 質の低いサテライトサイトからのリンク
- 有料リンク、有料ディレクトリ
- 過剰な相互リンク
- 中古ドメインからのリンク
- アンカーテキストが偏ったリンク
要するに、自然リンク以外で、リンクジュースを受け渡すことが目的のリンクは全て対象となります。不自然リンク警告やペンギンアップデートから自分のサイトを守るための対策として最も有効なことは、人工的なリンク構築を行わないことです。
Googleにバレないように自然な形で人工リンクを構築するのがアフィリエイターの腕の見せ所とも言えるのですが、どうやって偽った所で、いずれGoogleのアルゴリズムによってバレてしまうでしょう。今は大丈夫でも常にリスクがあることになります。
アフィリエイトサイトで、自然リンクを集めることは難しいのですが、しっかりとしたコンテンツを作っていれば不可能なことではありません。まさに、「諦めたらそこで試合終了ですよ」というやつですね。地道にコツコツと良いページを作っていけば、自然リンクが付くこともあります。