PPC広告を活用しアフィリエイト収入を増やす
PPCとは、「Pay Per Clic(ペイパークリック)」の略で、日本語では「クリック課金型広告」と言われています。YahooのYahoo!リスティング(旧Overture)、やGoogleのAdWordsが 有名です。
広告主はYahoo!リスティングやAdWordsに登録する事で、それぞれの検索エンジンの検索結果に広告を掲載する事ができます。また、AdWordsでは、関連性のあるサイトに広告を表示することが可能で、サイト運営者側はAdSense広告として掲載する事ができます。
私もアフィリエイトを始めてから2年ほどしてからPPCを始めました。
PPCアフィリエイトで成功している人も多い
月100万円以上の収入を得ているアフィリエイターの中には、PPCを利用している人も数多く存在しています。売り上げの50%以上を広告費に当てているという方も珍しくありません。PPCで80万円使って100万円の収入を得ているような人もいます。
そんなこともあって、PPCアフィリエイトで稼いでいる人は全然凄くないという事を言う人もいるのですが、PPCにそれだけの額をつぎ込むことが出来るのは凄いと思います。報酬が発生する前に広告費を支払うわけですから、リスクが高くなります。
基本的には、既にある程度稼いでいるアフィリエイターしかPPCを利用できないと思いますが、PPCはSEOとは異なり時間をかけずに成果を上げる方法として有効です。
広告をクリックされただけで費用を支払う必要がありますので、マイナスになってしまう可能性もありますが、特定のキーワードにおいて、自然検索よりも上位に表示できるというのは、とても魅力的です。
企業サイトにおいてもSEOとPPCを併用している会社が多いですが、アフィリエイトサイトにおいてもSEOだけではなくPPCを活用する事が効果的です。当然、広告費は経費になります。
広告主は成果を上げているアフィリエイターを好みます。沢山商品を売ってくれる人には特単を出すこともあります。成果を上げるためにPPCを利用してもOKです。特単を取るために赤字になってもいいからPPCで成果を上げる人もいます。
ただし、商品名やブランド名などのPPCは、広告主から禁止されている事が多く、そういった形で、成果を上げても承認されない可能性があります。ちなみにGoogle AdWordsでは、アフィリエイトサイトの広告を出すことはできません。
SEMで参考になるサイト
企業の場合、PPCは自社でやるよりも代理店に何割か手数料を支払って代行してもらうのが一般的ですが、アフィリエイターは自分でやっている人も多いようです。
しかし、お金を支払って広告を掲載すると言っても、簡単に狙ったキーワードの好きな位置に広告を掲載できると言うわけではありません。最近では広告ページの質や説明文の内容にも気を配らなければいけなくなっていますので、初心者がいきなり効果を出せるほど甘いものではないのです。
個人的には、信頼できる代理店を利用した方が良いと思っていますが、自分でやる場合には始める前に知識を身に付けた方が良いでしょう。
SEMに関する有益なサイトやブログはあまりないのですが、お勧めできるサイトを紹介しておきます。
どちらのサイトも豊富な情報が載っていますので、片っ端から読んでいくのが良いと思います。
出稿したいキーワードの広告を見てみる
SEOと同じ考え方ですが、PPCで狙い目なのは、あまり広告が出稿されていないけれども、需要のあるキーワードという事になります。
広告を出したいキーワードが決まったら、そのキーワードで実際に検索してみます。そして広告枠に表示されているリンクをクリックします。
※PPCは、クリックした時点で広告主に支払い義務が発生しますので、Internet ExplorerであればPPC広告のリンクを右クリックして「ショートカットのコピー」を選択して、アドレスバーにURLを貼り付けてアクセスするようにしてください。
そのキーワードに対して出稿しているサイトがアフィリエイトサイトであれば、そのキーワードは使えるという事になりますので、同じようにそのキーワードで出稿すると良いでしょう。非常に地道な作業になりますが、無駄なお金を使わない為には必須となる作業です。
さらに、既に広告を出稿しているアフィリエイトサイトよりも良いサイトを作らなければ成果にはつながりにくいですので、サイト作りやページ作りも重要になってきます。
上限金額を低くする
PPCは、一日にいくらまで広告費を使うと言う上限金額を設定する事ができますので、効果が分からないうちは上限額を低くした方が良いと思います。出稿するキーワードにもよりますが、始めのうちは500円ぐらいでも十分だと思います。
アクセス解析のGoogleアナリティクスを使っていれば、PPC経由の訪問者の動きも確認できますので、効果がないと感じた場合にはPPCをやめて、効果ありと感じた場合には広告費を増やしていくのが良いでしょう。