アフィリエイトは不労所得ではない
不労所得とは働かずに得られる所得の事ですが、アフィリエイトは不労所得ではありません。何もせずにほったらかしにして収入が得られるほど甘いものではありません。
株や、FXにしもて同じ事です。やった事がある人なら分かると思いますが、実際に利益を上げられるようになるためには、勉強と経験とセンスが必要となります。
不労所得の代表として不動産オーナーが挙げられますが、不動産にしたって、借りてもらうために物件を管理して、固定資産税を支払わなければなりません。全て不動産屋に任せてしまえば不労所得とも言えますが、これだけ景気の悪い時代に、丸投げできるオーナーはそうそういません。
話が逸れてしまいましたが、アフィリエイト収入は労せずして得られる所得ではありません。月に100万円以上稼いでいるようなスーパーアフィリエイターでも、初めの頃には血の滲むような努力をしています。
アフィリエイトは楽して儲かるものではない
アフィリエイトに対して楽して儲かる方法と言う認識を持っている方は、誰かに騙されているという事になります。アフィリエイト系の情報商材には、「1日1時間の作業で誰にでも簡単に月20万円を稼ぐ方法」というような派手な謳い文句が付いている商品も多いですが、はっきり言ってそれを実現できるのは、一部のスペシャルな能力を持っている人だけです。
「アフィリエイトで成功するためには努力と忍耐力が必要」や「アフィリエイトを続けるコツ」でも書いたとおり、一般的にアフィリエイトは地道な作業の繰り返しです。それだけでも楽ではない事が分かると思います。
たとえ月に100万円稼いでいるアフィリエイターでも、その収入を維持するために、努力を続けているのです。また、成功している専業アフィリエイターの多くが、恐怖を感じていると思います。
今の時代、どんな仕事でもいつ解雇されるか分からない恐怖はありますが、自営業である専業アフィリエイターはその恐怖が大きいと思います。SEO中心でアクセスを集めている場合、Googleからサイト評価を下げられたり、ペナルティを与えられることで、アフィリエイト収入が一気に激減してしまう可能性があります。
リスク管理に関する記事でも書いたとおり、どんなにアフィリエイト収入が多くなっても、仕事は辞めない方が良いと思います。私は自営業者ですが、アフィリエイトだけで食べていこうとは思いません。仕事を辞めて背水の陣で臨むのも一つの方法ですが、収入源が複数あることは精神的にとても楽になります。
アフィリエイトは楽して儲かるものでも、半永久的に収入が約束されているわけでもありません。専業アフィリエイターになろうと考えている方は、その辺の事をしっかりと考えた方が良いと思います。
変化できないと生き残れない
「最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるでもない。 唯一生き残るのは、変化できる者である」
進化論で有名なダーウィンの言葉ですが、これはビジネスの世界でも当てはまります。
特に変化が早いIT分野では、常に変化できる態勢でいなければなりません。
アフィリエイトで言えば、キーワードアドバイスツールが使えなくなった時、Yahoo検索がGoogleになった時、ペンギンアップデートが来た時、手動ペナルティが来た時など、過去にはいろいろと大きな変化がありました。これからも大きな変化はやってきます。
大きな変化があると消えてしまう人もいますが、5年10年とアフィリエイトを続けている人の多くが、大きな変化にも対応しています。
アフィリエイトはいろいろな手法がありますが、変化できることは最大の武器です。武器というか変化できない人は生き残れません。時代の流れにアンテナを張っておき、いつでも時代の変化に取り残されないようにしたいですね。