Googleアナリティクスを活用する
アクセス解析とは、自分のサイトに訪れているユーザの数や、訪れた際にYahooやGoogleで入力したキーワードを調べるためのツールの事です。アフィリエイトサイトを運営している多くの方が導入していると思いますが、入れていないと言う方は今すぐにでも入れておきましょう。
アクセス解析ソフトは、有料無料いくつもありますが、お勧めなのはGoogleが提供している無料で高機能、カスタマイズ性に優れたGoogleアナリティクスです。
初心者の方にとっては少し専門的過ぎるかもしれませんが、自分のスキルが上がったときの事を考えて、はじめから高機能なアクセス解析を使用しておくのが良いと思います。使ってみたけど難しかったと言う場合には、もう一つ簡易的なアクセス解析を導入すると言う形でも良いでしょう。
アクセス解析は複数個を同時に設置しても問題ありません。簡易的なものを導入して、慣れて来たらGoogleアナリティクスを導入すると言うのでも良いのですが、アクセス解析は設置する前のデータを確認する事ができませんので、知識が付いた後で過去のデータを見るためにもサイト開設段階で設置しておいた方が良いと思います。
アフィリエイトサイトこそアクセス解析が必要
サイトを持っていてもアクセス解析を設置していない人も多いのですが、サイトから収益を上げたいと思っているのであれば、必ず設置するようにしましょう。Googleアナリティクス以外のツールを使っても良いのですが、機能性が高くカスタマイズも可能なアナリティクスが断然オススメです。
アクセス解析で日々のアクセス数を見ることも大事なのですが、アクセス数は変動するものですので、長期的なスパンで見た時に増えていればそれで良いと思います。あまり日々の変動に一喜一憂しない方が良いでしょう。
ただし、Googleのアルゴリズムが変わった時に、大幅にアクセス数が減った時には要注意です。サイト評価を下げられたかペナルティを受けた可能性があります。今までにもパンダップデートやペンギンアップデート、その他のアルゴリズム更新で、大きな影響を受けたサイトは多いと思います。
Googleアナリティクスでは、アクセス数が大幅に増減した時に、メールで連絡をもらうようにもできます。前日比や、前週比でアクセス数が何十％も減った時には、色々と調査したほうが良いでしょう。ただ、時にはGoogleも間違えますし、放っておけば元に戻ることもありますので、焦って無駄な修正を繰り返すのは良くありません。
»アクセス数減少から回復したサイトがまた逝き、そしてまた生還する
検索キーワードが見られなくなった
アクセス解析で重要になってくる検索キーワードのデータですが、検索エンジンがSSL化したことで、アクセス解析ツールにキーワードのデータを渡さなくなっています。
2015年8月にYahooがSSL化したことで、現在はGoogle、Yahooともにキーワードが取得できない流れになっています。
これからはキーワードデータなしで分析していかなければなりませんが、Google Search Consoleの検索アナリティクス（検索クエリ）で、Googleのデータは確認できます。
アフィリエイトサイトのコンバージョン設定
アフィリエイト広告のクリック率や成約率はASPのページで確認することができます。成果を上げているアフィリエイターの場合、成果に繋がったページやキーワードのデータが見られるようになることもあります。
ただ、初心者アフィリエイターの場合は、そういった詳細なデータが見られませんので、自分で設置したバナーのクリックデータなどをコンバージョンにしてデータを取得するのが効果的です。
»Googleアナリティクスのコンバージョン設定(バナークリック偏)
当サイトでもサイドバーや記事下に張っているバナーリンクのクリックをコンバージョンとして設定しています。
これは、記事下のパワーアフィリエイトのバナーがクリックされた回数を表したデータです。バナーごとに計測しています。
そしてこれが、バナーをクリックした人が当サイトへ訪問する時に、検索エンジンで検索したキーワードになります。
not setは検索エンジン以外からの訪問者で、not providedはキーワードデータが取得できなかった人です。
どういった検索キーワードを入力する人が、アフィリエイト商品に興味をもつのかという事を調べるのに役立ちます。クリックデータなので、成約に至る前の段階ですが、こういったデータもアフィリエイト収入アップに役立ちます。
