アフィリエイトサイトの基本的な作り方

アフィリエイトをするためにはアフィリエイト用のサイトが必要となりますが、初心者の方はどういったサイトを作れば良いのかをイメージする事が難しいと思います。単純に訪問者に商品を紹介して買ってもらえば良いと考えるかもしれませんが、そう単純なものでもありません。

実際にあるお店に足を運ぶ場合、欲しいものが明確である事が多いと思います。楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどのショッピングモールに行く場合も欲しい商品が決まっている場合が多いと思います。

漠然とでも買いたい物が決まっている人に、求めている商品を売る事はそれほど難しい事ではありません。しかし、アフィリエイトの場合、買いたい物が決まっていない人に、そんなに求めていない商品を売るというケースも出てきます。

検索エンジン経由の訪問者

有名なアフィリエイトサイトを除き、訪問者の多くは検索エンジンからやってきます。検索エンジンを使う人は情報を求めている事が多く、情報を求めている人に商品を売る事は簡単ではありません。

情報商材アフィリエイトの場合には、少し捉え方が異なるのですが、物販アフィリエイトの場合には、情報を求めている人に商品を紹介して買ってもらう必要が出てきます。

»検索ユーザーが求める物や情報の提供とアフィリエイト

まず、無料で手に入る情報のみを探しているユーザには商品を売る事はできません。アフィリエイトサイトと分かった時点で他のサイトへ行ってしまう人が多いでしょう。

商品を購入してくれるのは、お金を出しても求めている物を手に入れたいと思っているユーザと、大した目的も無く何の気なしに来てくれたユーザです。

しかし、多少お金をかけても本当に効果のあるダイエット法を求めている人には、その人に効果のある商品であると言う事を伝える事ができれば、購入してもらえるかもしれません。また、何の気なしに、楽して痩せる方法がないかなと探している人にも、商品を売る事ができるかもしれません。

このようにアフィリエイトは、どんなに良い商品を紹介しても、訪問してきたユーザの考え方次第で売れるか売れないかが左右されるのです。

納得させる力、説得する力

「ダイエット 商品」というようなキーワードで訪問してきたユーザは、ダイエットするための商品を求めているわけですからアフィリエイト商品を買ってもらえる可能性も非常に高いと言えます。

しかし、その人に効果のある商品である事を伝え、納得して貰う事ができなければ商品は売れません。

納得してもらうためには、ダイエットに関する知識やその商品に関する知識が必要になってきます。知識のある人が書いた文章と、知識のない人が書いた文章では、ユーザに与える印象が全く異なります。

人を説得するためには、説得するための知識や材料が必要です。自分が利用していない知識のないジャンルの商品を紹介しても売る事は難しいでしょう。これがアフィリエイトで失敗する人の大きな原因の一つです。

自分の得意分野で勝負する

自分の得意分野でない商品に関するサイトでも作ろうと思えば作れますが、初心者アフィリエイターが不得意分野のサイトを作ってアフィリエイトしても、全く売り上げにならないサイトが出来上がるだけです。

誰にでも、好きな事や興味のある事、人より知識が豊富な事があると思います。そういった他人よりも優位な得意ジャンルのサイトで、自分にしか書けない記事を書くことで、読者は共感し商品を購入してくれるのです。

私は不得意分野に挑戦する時は、勉強するようにしています。保険関連サイトを作る時もかなり勉強しました。専門家に依頼して記事を書いてもらうアフィリエイターが多いと思いますが、自分で納得行くサイトにするためには自分で勉強した方が良いと思っています。

ただ、そうは言っても男性が女性向け商品をアフィリエイトする時に、自分で実践したり勉強しても難しい部分がありますし、債務整理などの法律関係のサイトを自分で勉強するというのは無理がありますので、ケースバイケースで考えて行きましょう。