サイトタイトルはキーワードを含めユニークな名前に
アフィリエイトサイトに限らず「サイトの名前」は非常に重要な要素です。SEOを考えた場合のtitleタグの重要性はもちろんですが、それ以外にもサイトタイトルが果たす役割は大きいと言えます。
アフィリエイト初心者の方や、SEOを勉強し始めたばかりの方の多くがやってしまう事なのですが、サイトタイトルがキーワード重視になっていると、検索エンジン経由の訪問者は増えても、リピータが増えないかもしれません。
サイトタイトルは絶対にユニークにする
ユニークなタイトルとは、面白いタイトルという意味ではなく、他のサイトでは使われていないタイトルという意味です。普通名詞であるキーワードのみで構成されたタイトルの場合、他のサイトで使用されている可能性があります。
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このようなタイトルでは、ユニークなサイトタイトルとは言えません。ちなみに当サイトのタイトルは、「アフィリエイト野郎」です。
また、普通名詞だけでタイトルをつけると、現時点では使っているサイトが無くても、今後出てこないとも限りません。ユニークなタイトルの場合には、真似されたら真似した方に悪意があると言えますが、普通名詞で構成されたタイトルの場合は、真似されても文句は言えません。
例えば、副収入に関するサイトを作っていて「サラリーマン 副収入」というキーワードで上位表示したい場合に、安易に「サラリーマンの副収入」というタイトルを付けてしまうかもしれませんが、これでは全くユニークとは言えません。
ユニークなサイトタイトルにする意味
Googleは、サイトを評価する時にそのサイトのブランド力というものも見ています。ブランド力とはそのサイトがどれだけ認知されているのかと言う事で、認知度はサイト名やドメイン名でリンクされる事によって上がっていきます。
ここで問題になるのが、サイトタイトルがユニークな名前ではなかった場合です。「サラリーマンの副収入」というタイトルをつけた場合、サラリーマンの副収入というアンカーテキストで、リンクされるかもしれませんが、検索エンジンはそれをサイト名とは認識できないかもしれません。
最近の検索エンジンは、キーワードのみのリンクが多くなると、そのキーワードの順位を下げる傾向があります。キーワードのみのタイトルにしておく事で、キーワードのみのリンクが増え、順位を落とす事になるかもしれません。
これは、「アフィリエイト野郎」というキーワードで検索した時のGoogleの検索結果ですが、このようにサイトリンクが表示されています。サイトリンクが表示されるキーワードはGoogleにブランド名と認識されている一つの指標になります。
1位にならないとこのようなサイトリンクは表示されませんが、他のサイトで使われていないユニークな名前にすれば1位になるのは簡単です。あとは時間が経ってGoogleがブランド力を認めてくれればサイトリンクが表示されるようになるでしょう。
リピータのために
ユニークなサイトタイトルにするもう一つの理由がリピータのためです。情報量が豊富なサイトの場合、ユーザは一度でサイト内のページを見終える事ができませんので、途中まで見てまた来ようとするかもしれません。
その際にお気に入り(ブックマーク)などに入れてもらえれば良いのですが、入れてもらえなかった場合には、おそらく検索エンジンで検索してサイトに訪れようとします。
その時に、前回そのサイトを見つけたキーワードと同じキーワードで検索したとしても、順位が変わっていた場合には、あなたのサイトが見つけられないかもしれません。
何度も検索してでも見たいサイトであれば、またたどり着いてくれますが、そうでない場合には諦めて他のサイトに行ってしまうでしょう。こういった事態を避けるためにもユニークなサイトタイトルが必要になるのです。
これは、当サイトの1ヶ月分の流入キーワードです。最も多いのが「アフィリエイト野郎」というキーワードです。ビッグワードやミドルワードで上位表示されていないから1位になっているとも言えますが、月に300人もの人が、ご指名でサイトに訪れてくれるのは有難い限りです。
ちなみにnot providedというのは、Google検索を使用したユーザーが検索したワードです。セキュリティの観点からGoogleはキーワードを渡さなくなっています。上記の数字はYahooのみのデータということになります。
2015年からはYahooでもSSL化によりキーワードを取得できなくなっていますので、今後はアクセス解析のキーワードデータは役に立たなくなります。Google Search Consoleであれば検索クエリのデータが見られます。
サイト名・タイトルタグのつけ方
ブランディングを重視する場合、サイトタイトルに一切キーワードを含めないと言うのでも良いのですが、それでは検索エンジン経由のユーザを取り逃す可能性がありますので、キーワードを含めつつもユニークなタイトルにする事が大切です。
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あまり良いタイトルとは言えませんが、「サラリーマン 副収入」というキーワードをターゲットにして、ユニークなサイト名も含めてみました。
1、2はキーワードをサイトタイトルに含めた形で、3、4はサイトタイトルとサブタイトルと言う形にして、サブタイトルにキーワードを入れたものです。
どちらの方法でも良いのですが、要するに検索エンジンとユーザの事を意識したサイトタイトルになっていないといけないという事です。サイトが育った後にタイトルを変更することは良くありませんので、必ず初期段階でサイトタイトルを固めておく必要があります。