記事内にキーワードを入れすぎない
記事を書く上で、キーワードはとても大切になってきます。検索エンジンは基本的にページ内にあるキーワードを拾って検索結果に表示しますので、ページ内に存在しないキーワードでは上位表示できない事が多いです。
正確にはページ内に存在しないキーワードでも上位表示させる事は可能ですが、少し深い話になりますので、基本的にはページ内に含まれるキーワードで検索エンジンは順位を決定すると憶えておきましょう。
ただし、最近の検索エンジンはとても賢くなっていますので、文章の中にキーワードを無理やり入れるような事はやめた方が良いでしょう。日本語と言う言語は、他の国の言語と比べ非常に難解なので、検索エンジンも完全に解析できているわけではないのですが、その能力は人間に近づきつつあります。
SEOを意識したページを作る場合、どうしてもキーワード過多のページになってしまいますが、人間が読んで理解できない文章や、ストレスに感じるほどキーワードが散りばめられた文章では検索エンジンからも評価されない可能性が高くなります。
以前の検索エンジンは、ページ内で特定のキーワードが何回使われているのかと言う「キーワード出現頻度」というものを検索順位を決定する要素の一つとして取り入れていたと言われていましたが、今の検索エンジンはそんなものを評価対象としていませんので、ページ内で何回使うか、何%使うかという事は気にしなくてもOKです。
ページごとにターゲットとするキーワードを決めて文章を作成する事は大切ですが、そのキーワードに関する文章を普通に書いていけば、自然と文章の中にキーワードが含まれていくはずです。
SEOでは「こそあど言葉」は使わない方が良いということも言われますが、それよりも読みやすさの方が重要ですので、どんどん使って問題ありません。
検索エンジンに質が高いと評価される文章
- 色々な関連キーワードが含まれている
- 専門性が高い文章になっている
- オリジナリティがあり他のサイトと重複する部分が少ない
検索エンジンは、綺麗な文章や読みやすい文章を評価するわけではありません。そこにしかないオリジナルな内容で、専門性が高い文章であれば、上手く書けなくても評価されます。
専門知識を持った人であれば、同じテーマについて書くとしても、自然と色々な関連キーワード(共起語)が含まれてきます。知識がない人が書くと、どこにでもあるようなありきたりな文章になってしまいます。
これはロングテールSEOにも通じる部分ですが、より多くのアクセス数を集めたいのであれば、その分野について詳しくならなければなりません。アフィリエイトサイトの場合、外注を利用して自分が知らないテーマのサイトを作ることも珍しくないですが、初心者アフィリエイターは自分で勉強してやっていくのが良いと思います。
低品質ページ・重複ページに注意
2012年7月に日本にもパンダアップデートが導入されました。パンダアップデートとは、低品質コンテンツの評価を下げるGoogleのアルゴリズムです。
パンダアップデートが標的とするコンテンツとは以下のようなものになります。
- 広告中心のページ
- テキスト量が少ない
- 中身が無い文章になっている
- 他のページと重複する部分が多い
要するに、ユーザーにとって有益ではないページがパンダによって評価を下げられる可能性があるということになります。アフィリエイトサイトの場合、広告が多く中身が無いページも多くなりがちです。
これは、当サイトの7月以降のアクセス数ですが、パンダアップデートが日本に導入された7/18を境にアクセス数が減っているのがわかります。その後半年間はアクセス数が下がったままでした。
当サイトは低品質コンテンツは一切ないつもりでしたが、テキスト量が少ないページがあったり、広告過多になっているページがあったので、できることからパンダ対策を行なっています。過去記事を修正しているのもパンダ対策の一環で、今もこうしてこのページにもテキストを追加しているわけです。
その後、サイトの改修を行いアクセス数は戻っていますが、質が低いページはインデックスしないか、削除することでサイト全体の評価が上がることもがあります。
これは2015年のアクセス数です。パンダアップデートから3年が経過し、アクセス数は当時の2倍以上になっています。