GoogleのSEOに効果的なテクニック
2010年12月にYahooの検索エンジンがYSTからGoogleに切り替わった事で、日本におけるSEO対策は、Googleのみをターゲットにすれば良くなりました。
正確にはBingや百度がありますが、検索ユーザの90%以上がYahooとGoogleを使っているので、Google以外の検索エンジンは無視しても大丈夫です。
YahooとGoogleの関係
アフィリエイトを始めたばかりの方は、YahooがGoogleの検索エンジンを採用しているという意味が分からないと思いますが、簡単に説明すると、YahooとGoogleの検索結果が同じになっていると言う事です。
Yahoo!ショッピングやYahoo!知恵袋、Googleマップなどのそれぞれのオリジナルサービスが検索結果に反映されていますので、完全に同じと言うわけではないのですが、基本的な順位は同一となっています。
また、YahooはGoogleの検索エンジンを借りている状況ですが、検索結果にYahoo独自の味付けを行う事は可能となっています。
今後さらにYahoo独自のフィルタが追加される可能性もありますが、そうなった時にはGoogle対策に加えYahoo対策も必要になると言う事になります。
Googleに効果的なSEO
Googleの検索順位を上げるために重要となるのが被リンクです。どういったリンクが効果的なのかは、効果的な被リンクの獲得方法と種類をご覧ください。いずれもGoogleのSEOに必要となる要素ですので、頭に入れておきたい事です。
また、Googleはサイトのブランド力という物も重視するようになっています。ブランド力とは、そのサイトがどれだけ世間に認知されているのかという事ですが、ブランド力を高める為には、サイト名やブログ名でリンクを張られる事が効果的です。
キーワードを意識するがあまり、サイト名が存在していなかったり、キーワード重視のサイト名になっているケースも少なくないのですが、ブランディングという事を考えた場合、絶対にユニークなサイト名が必要です。
当サイトのサイト名は「アフィリエイト野郎」です。このようにキーワードを入れつつユニークなタイトルにする事も可能ですので、色々と考えてみてください。
当サイトは運営から4年ほどして「アフィリエイト」というビッグワードで上位表示できるようになりました。その間に600記事ほど書いていますが、地道に続けているとホワイトハットSEOでもビッグワードで上位表示できる可能性があります。
怖いGoogleのペナルティ
GoogleのSEOを実施する時に怖いのがペナルティの存在です。一般的なSEOテクニックを実施するだけであればペナルティを受ける事はまずないのですが、内部外部問わず過剰なSEO対策はペナルティの原因となります。
最も厳しいペナルティが、ドメイン丸ごとインデックス削除されることです。どのキーワードで検索しても一切自分のサイトが検索結果に表示されなくなります。相当酷いことをしなければインデックス削除は受けませんが、20~30位順位が落ちるようなペナルティは、良くある事ですので、注意しましょう。
内容の薄いサイトの評価が落ちている
2011年に各国のGoogleで導入されたパンダアップデートや、その後のアルゴリズム更新により、被リンク以外の要素でサイト評価する傾向が強くなっています。これは内部SEOテクニックの効果が上がっているという事ではなく、コンテンツを有するサイトでないと評価されるのが難しくなっているということです。
アフィリエイトサイトを作る場合、物を売る事だけを考えた中身のないサイトになってしまいがちなのですが、検索エンジンからの流入を考えるのであれば、しっかりとしたサイト作りが必要となってきます。
2012年以降は、サテライトサイトのインデックス削除も進んでいます。SEO業者やアフィリエイターのように大量のサテライトサイトを保有している場合、根こそぎ削除される可能性がありますので、誰に見られても恥ずかしくないサイトを作ることの必要性が増していると言えます。
2012年に導入されたペンギンアップデート
Googleは2011年から、人工的なリンク構築をしているサイトに対して、Google Search Consoleで警告メッセージを送るようになっています。警告を受けた場合、手動ペナルティが発動される可能性があります。
ペナルティを解除するためには、人工的なリンクを取り外し、Googleに再審査リクエストを送ることになります。ペナルティの度合いはサイトによって異なりますが、しっかり対処すればペナルティが解除されることもあります。
そして、2012年に導入されたのがペンギンアップデートです。ペンギンアップデートは過剰なSEO対策を行なっているサイトの評価を下げるアルゴリズムです。主に質の悪い被リンクを対象としています。
多くのアフィリエイトサイトがペンギンアップデートの餌食になっていますが、ペンギンに捕まったサイトで解放されたという話はあまり聞きません。ペンギンに捕獲されるとサイト評価を元に戻すのは至難の業です。
これからの被リンク対策をどうするか
不自然リンク警告やペンギンアップデートが導入された今でもアフィリエイターの多くが、有料リンクの購入や自演リンクを行なっています。リンクの評価が落ちたわけではないので、順位を上げるためには今でもリンクが必要です。
どれだけGoogleにバレないように、自然な形で人工リンクを構築していくのかという部分が焦点になりますが、個人的にはもう人工リンク構築はやめた方が良いのではないかと思うようになっています。
私自身、まだ自演リンクを行うことはありますが、いわゆるサテライトサイトによるリンクは付けなくなっています。どれだけ質の良いリンク元を作ったとしても、リンクジュースを送ることが目的である以上、Googleに見つかればアウトです。
サイト評価が下げられたりペナルティを受けることで、せっかく苦労して作ったコンテンツサイトでも、順位やアクセス数が大幅に下落する可能性があります。Googleは自然リンクが付いているサイトであっても容赦しません。
そういったこともあって、最近はコンテンツ重視のサイトを作り、自然リンクをGETしていく方向にシフトしています。元々ロングテールSEOを得意としていますので、被リンク数はそれほど必要なかったのですが、数本のリンクでも怖い場合もありますので、Googleに逆らわずにやって行きたいと思っています。