メタキーワードやメタディスクリプションについて
metaタグとはHTML文書のhead内に記述するタグで、一昔前のSEOでは良く利用されたものです。SEO効果があると言われていたmetaタグとしてはメタキーワードとメタディスクリプションの二つがあります。
正直、今のGoogleのSEOを考える上でmeta keywordsもmeta descriptionも無視していいぐらいの存在になっています。meta keywordsについては、Googleは評価しないと明言していますので、書かなくてもOKです。
meta descriptionについては、検索結果に表示される可能性がありますので、ユーザーがクリックしたくなるような文章を書くのが良いと思いますが、私は全ページにmeta descriptionを書くのが面倒なので、トップページ以外は書かないようにしています。
書かなくてもGoogleが、そのページ内で適切だと思う箇所を拾い出して、自動的に検索結果のスニペットとして表示してくれます。全ページ同じ文章になっていたり、テキトーな文章になっているようであれば書かないほうが良いでしょう。
以下、meta keywordsとmeta descriptionの書き方を解説していきますが、どちらもSEO的には書きたい人は書けばいいという状態ですので、スルーしてもOKです。
meta keywords
メタキーワードは、以下のように記述します。
<meta name="Keywords" content="キーワード" />
キーワードにはそのページで上位表示したいキーワードを入れるのですが、数が多すぎても良くありませんので、2~3個で良いでしょう。
ただ、メタキーワードについては、どの検索エンジンも検索順位に影響を与える要素からは除外していますので、記述しなくてもOKです。
meta description
メタディスクリプションは、以下のように記述します。
<meta name="Description" content="ページの説明文" />
メタキーワードは書かなくても良いのですが、メタディスクリプションは検索結果のタイトルの下に表示されるスニペットとなる可能性がある部分ですので、必ず書いた方が良いと言っている人も多いです。
メタディスクリプションが全ページ共通になっているサイトも多いのですが、異なるページなのに説明文が同じという事は通常ありえませんので、異なる文章にしましょう。全ページ同じになってしまうようであれば記述しない方が良いと思います。
メタキーワードもメタディスクリプションもSEOとしての効果は無いに等しいのですが、全く無視して良いとも言い切れませんので、時間に余裕があるならしっかりとページごとに異なるものを書いていきましょう。