被リンクのIPアドレス分散効果
検索順位を上げるために効果的なことは、被リンク(他のサイトからのリンク)なのですが、その被リンクは量よりも質の方が重要という事が言われています。
また、一度に大量のリンクを貰う場合には、リンク元サイトのドメインやIPアドレスが分散されている方が効果的です。効果的というか同じドメインやIPアドレスで管理されているサイトから大量のリンクを貰ってしまうと、スパム扱いを受けてペナルティを食らってしまうかもしれません。
ただし、リンクを張られる事で簡単にペナルティを受けてしまうとなると、ライバルサイトに向けて同じIPのサイトから大量のリンクを張れば順位が落とせる事になります。こういった使い方をする人が必ず出てくるわけなので、Googleは簡単にペナルティを与えるわけではありません。
何百、何千ものリンクを張る場合にはIPアドレスにも気をつけた方が良いでしょう。
アフィリエイターはIP分散サーバーを使っている
多くの場合、IPアドレスの分散が必要ないとは言っても何百、何千とサテライトサイトを持っているアフィリエイターさんの場合、ほとんどの人がIP分散サーバーを使っていると思います。
アフィリエイターに人気があるのが123サーバーなのですが、障害が多くあまり良い話は聞きません。最近は少し料金が高くなっても、ロリポップやミニバードなどの信頼出来る激安レンタルサーバーを大量に借りる人も多くなっているようです。
私自身、それほど多くのサテライトサイトを保有しているわけではないので、IP分散したいと考えたことがありません。20~30個ぐらいまでのサテライトであれば、1つのレンタルサーバーでマルチドメインで使ってしまいます。
IPを分散することよりもリンク元サイトの質を上げる方が重要であることは間違いありません。質が低いサイトであればリンクを張らないほうが良いと思いますので、IP分散しないと怖いと感じる被リンクは切り捨てていくという考え方もいいのではないでしょうか。
※2015年現在、IP分散サーバーについて語るアフィリエイターは皆無です。今でも使っている人はいると思いますが、リンクが量より質を求められるようになり、IP分散について気にする人は減っているようです。
被リンクのドメイン分散
ドメインの分散とは、異なるドメインから被リンクを集める事です。この場合IPアドレスは同じでもドメインが異なっていればSEO効果は高くなります。とは言ってもペラサイトや内容の薄いサイトではなく、しっかりとしたサイトであることが前提です。
考えてみれば分かると思いますが、同じドメインから何度もリンクを張られるよりも、色々なドメインからリンクを張られる方が、色々なサイト(人)から支持されているという証ですからね。
ドメイン分散もIP分散も、有料リンクや自演リンクを行う場合に注意した方が良い事です。ナチュラルリンクの場合には、気にしなくても勝手に分散されていきます。こういった事を気にしなければいけないのは、作為的に被リンクを構築する時だけというわけです。
本来、良いコンテンツを作っていればナチュラルリンクが多くなると思いますが、良いコンテンツを作ればリンクを貰えるほど甘い時代ではないので、多少の自演リンクも必要になってくるでしょう。しかし、自演リンクはGoogleが目を光らせている部分でもありますので、ほどほどにしておいた方が良いと思います。