リンクを張る際のアンカーテキストの違い
アンカーテキストとは、テキストリンクを張る際の文章の事です。検索エンジンはイメージリンクよりもテキストリンクを評価しますが、その際のアンカーテキストによっても評価が大きく変わってきます。
自分でリンクを張る場合のアンカーテキストとして当サイトを例に挙げると、以下のようなものが考えられます。
1はキーワードによるリンク、2はtitleタグによりリンク、3はサイト名によるリンク、4はURLによるリンクという事になります。
アンカーテキストには、自分のサイトで上位表示したいキーワードを入れるという事が常識となっています。自演リンクを行う場合、1のキーワードによるリンクをする事が方が多いと思いますが、最近のGoogleはこういったキーワードのみのリンクを評価しなくなっています。
評価しないというと語弊がありますが、自作自演のリンクに対して厳しくなっており、ナチュラルリンクでは通常考えにくいアンカーテキストの場合、チェックが入る可能性があります。
一つや二つキーワードでリンクしたからと言って評価が下がるわけではなく、被リンク全体で見てどれだけの量キーワードのみでリンクされているのか等をチェックしていると言われています。
基本はタイトルタグやサイト名でのリンク
検索エンジンから評価されて、自演リンクとは思われないのが、タイトルタグやサイト名でのリンクです。上の例だと2と3がそれにあたります。
この張り方であれば数が多くなっても大丈夫ですし、アンカーテキストにキーワードが含まれているのでSEO効果も高くなります。また4のURLリンクも自然リンクによる見られるケースです。
自演リンクを行う場合には、このようにトップページのtitleタグやサブページのtitleタグをアンカーテキストにしてリンクを張っていくのが良いでしょう。また、時には、「こちら」や「こちらのリンク」というようなキーワードは完全に無視した形でリンクするのも良いと思います。
ただし、キーワードを含まない自演リンクだとしても、量や増やす速度によっては、マイナスになる可能性もありますので注意しましょう。
今のGoogleはペンギンアップデートの導入後、不自然なリンクに対する評価が厳しくなっています。一度ペンギンに捕まってしまうと回復するのがかなり難しくなりますので、なるべく人工的なリンクは張らない方が良いでしょう。
サイトのブランド力を高める
人工リンクを自然リンクに混ぜることで、Googleからペナルティを受ける可能性を下げることができます。全く自然リンクが付いていないサイトでは、少しの人工リンクでペナルティを受けてしまうかもしれません。
自然なリンクを集める方法として効果的なのがサイトのブランド力を高めることです。その業界で知名度が上がってくると、自然とリンクされることも増えてきます。ブランド力を高めるためには、サイト名が必要です。
アフィリエイトサイトの場合、キーワードを重視するがあまりサイト名が無いサイトも多いのですが、SEO対策を考えるのであればユニークなサイト名を付けてください。
当サイトのサイト名は「アフィリエイト野郎」です。ヘッダーに大きく書かれていますので、サイトに訪れた人であれば誰もわかると思いますが、これはアフィリエイトサイトにとってとても大切なことです。
これは、Google Search Consoleの検索クエリです。Googleのみの検索キーワードデータになります。3番目に検索回数が多いのが、サイト名である「アフィリエイト野郎」です。
開設した時からブランディングを意識してやって来ましたが、5年ほど運営したことで、やっとここまで認知されるようになりました。月に500回弱の検索ですが、Yahooを含めれば1000回ほどにはなると思うので個人的には満足しています。
ブランド力が高まってくると、自然とブランド名での検索回数が増えていきます。サイト名がないと、リピーターがサイトを探すのに苦労するかもしれません。ブックマークを使わずにサイトに再訪問する人は結構多いのです。
これからのアフィリエイトサイトは、SEOとユーザービリティの両方の観点から、サイトのブランド力が重要になってきますので、サイト名が無かったり、いい加減なサイト名を付けてしまった人は、しっかりと考え直したほうが良いでしょう。