アフィリエイトをする前にサイトの信頼度を上げる
アフィリエイトは訪問者に商品を購入してもらって初めて自分の報酬になります。Google AdSenseのようにクリック保証型サービスの場合には、広告をクリックしてもらうだけで収入になるのですが、どちらの場合でもまずはユーザの信頼度を上げる事が先決です。
逆の立場になって考えてみれば分かることですが、見ず知らずの人に勧められた商品よりも、以前からお世話になっている人に勧められた商品の方が買ってみたいと感じると思います。これはネットにおいても同じ事です。
同じ商品でも、初めて訪問したサイトで見かけた時よりも、何度か訪問してそのサイトに対して良い印象を持っている場合の方が購買意欲が沸くと思います。
AdSenseの場合には、リピータよりも新規訪問者の方がクリック率が高いという事が言えるのですが、商品やサービスを売る場合には、ユーザの信頼度というものは大変重要となります。
初めて来た訪問者に商品を買ってもらうのも大切ですので、見た目で信頼度を高めることも必要になってきますが、そこに書かれている文章などから信頼度を判断するユーザーが多いでしょう。
サイト開設時に広告を前面に出さない
初心者がやってしまいがちな事なのですが、サイト開設初期段階のまだ誰も来ないような時からアフィリエイトを前面に出したサイト作りにしてしまうと、成果を上げるのが非常に難しいと言えます。
成果を上げるためには、何はともあれ多くのユーザにサイトを見て貰う必要があります。初めて訪れたサイトに、アフィリエイト広告がベタベタと張られている場合、ユーザの多くは不快に感じるでしょう。ネット初心者の場合、それがアフィリエイト広告だと気づかない人も多いですが、広告であることはわかる人が多いはずです。
来た人全員にアフィリエイト広告を見て欲しいという気持ちは分かりますが、既に述べたとおりサイトの信頼度が低いと商品を購入してもらえません。アフィリエイトはやり方によってはサイトの信頼度を大きく損なう危険性があります。
怪しい商品は紹介しない
サイト信頼度を上げてアクセス数も増えてきた所で、本格的にアフィリエイトを行っていくのですが、信用があればどんな商品でも紹介して大丈夫という事ではありません。
アフィリエイト商品には怪しいものも多く、そういった商品を紹介することで、いままで時間をかけて得た信頼を一気に失ってしまいかねません。
強引に商品をアピールすることで、売り上げは上がるかもしれませんが、それによって多くのリピータがいなくなってしまうようでは、収入アップは一時的なもので終わってしまいます。
アフィリエイト商品は、売れればどんな物でも良いというわけではなく、購入したユーザにもメリットがなければ意味がないのです。その為には、怪しい商品や評判の悪い商品は紹介しないことです。
特に情報商材系のレビューサイトでアフィリエイトする場合には、ユーザの信頼を失う可能性が高いので注意が必要です。
本来は自分が実際に使ってみて良かったと思う商材を紹介するのが良いのですが、すべての商材を購入するわけには行きません。使っていない商材を紹介すること自体は問題ないと思いますが、その分商材選びは慎重に行わないといけません。
アフィリエイトやSEOに関する情報商材の場合、中身は単なるスパムだったということも珍しくありません。たとえそれが現時点では効果のあるテクニックだったとしても、スパムツールはいずれ効果がなくなります。リンク販売やコメント残し系のツールには要注意です。
良い商品を紹介するためには、その商品を見極める力が必要になるということです。アフィリエイトを長くやっていると、真っ当な商品と怪しい商品は直ぐに見分けが付くのですが、初心者の方の場合、どれが良いのか分からないと思いますので、信頼できるサイトで紹介されていた商品を紹介するという形でも良いと思います。