Adsense広告がクリックされやすいサイト
AdSenseはクリックされる事で報酬が発生するため、広告の配置方法やサイズに気を配っている方も多いと思いますが、サイトのジャンルによってもクリック率は大きく異なります。
一般的なサイトのAdSenseクリック率は1~2%ほどだと思いますが、アクセス数の多いサイトや、訪問者の多くがパソコンやネットのヘビーユーザというようなサイトの場合には、クリック率は0.5%を下回ります。
アクセス数が多いサイトの場合、必然的にリピータが多くなりますので、その分クリックされる可能性が低くなります。また、広告はヘビーユーザよりもビギナーの方がクリックしやすい傾向がありますので、IT情報系サイトのクリック率は低くなります。
ノウハウ提供サイトはクリック率が高い
最もクリック率が高いサイトジャンルがノウハウを提供しているサイトと言われています。非IT系のノウハウサイトの場合クリック率が5%を超えることもあるようです。
なぜノウハウサイトのクリック率が高いのかというと、AdSenseで表示される広告にはノウハウを提供しているものが多いからです。ノウハウを求めているユーザに、ページ内容と合致したノウハウ広告を見せることで、クリック率は高まるという事になります。
IT系ノウハウサイトのクリック率は低い
私のサイトも基本的にはノウハウサイトなのですが、SEOやレンタルサーバー、アフィリエイト関連のサイトはクリック率が低いです。特にSEOブログについては、クリック率が0.5%以下となっています。
クリック単価は悪くないので、クリック率が低くてもそれなりの報酬になりますが、これが1%とか2%になったら・・・と考えるともったいない気がしてきます。ただ、無理やりクリックさせるわけには行きませんし、広告配置やサイズなど、何度もテストしてベストだと思う方法で掲載していますので、これが限界という事なのでしょう。
お金と時間に余裕のある中高年富裕層が狙い目
AdSenseはクリックされたらそれで終わりというわけではなく、クリックされた後に表示された商品やサービスを購入してもらうことも重要です。成果報酬型アフィリエイトではないので、成約しても報酬がもらえるわけではないのですが、AdSenseにはスマートプライシングというものがあります。
クリックさせることだけを目的に広告を配置してしまうと、クリック率は上がってもスマートプライシングによって、ワンクリックあたりの単価が下がってしまう可能性があります。
成約に繋がりやすいユーザは、お金と時間に余裕のある中高年だと言えます。こういったユーザは、完全に広告であると認識した場合でも、求めている情報であれば積極的にクリックします。また、パソコンに慣れていないユーザも多いので、必然的にクリック率は高まります。
中高年の富裕層が興味を持つような、旅行のサイトや、趣味である車や園芸などのサイトを作る事で、AdSense収入を増やす事ができるかもしれません。
人気の無い内容が薄いサイトのクリック率が高い?
アクセス数の少ないサイトで、内容が充実していないサイトは、AdSense広告のクリック率が高くなる傾向があると言われています。
内容が乏しいサイトは、訪問者がそのサイトで得たい情報を得られずに、次のサイトへ移動する手段としてAdsense広告をクリックするのが要因と考えられています。
Adsense系の情報商材では、この手法を使い内容が薄いサイトを大量に作成し、クリック率を高める事を推奨しているケースも多いです。
しかし、この方法では永続的に安定した収入を得ることは難しいでしょう。アクセスアップに重要となるSEO対策は、検索エンジンの評価によって効果が左右されます。検索エンジンは内容の薄いサイトよりも濃いサイトの方を評価しますので、上位表示したいのであればコンテンツの充実した内容の濃いサイトを作る必要があります。