派手な背景色のアドセンス広告は嫌われる
テキスト広告の背景色やテキスト色による印象の違いでも述べましたが、色によって閲覧者に与える印象は大きく変わってきますので、サイトデザインとAdSense広告の色使いはマッチさせなければなりません。
テキストリンクの色や背景をサイトやブログと合わせるのが基本となりますが、広告を少しでも目立たせるために、あえてサイトでは使っていない色を使うと言うのもクリック率を上げる方法の一つではあります。
しかし、派手な色を使ってしまうと、広告は目立ちますが、サイトの印象を悪くする原因になりますので、注意が必要です。
派手な色は使わない
こんな派手なテキスト広告を使っているサイトは無いと思いますが、AdSenseのテキスト広告は好きな色が使えますので、いくらでも派手にする事ができます。
広告をクリックしてもらいたい気持ちは分かりますが、コンテンツよりも広告の方により強い印象を持たれてしまうと、クリック率は上がらないでしょう。また、色は時に不快感を与えます。不快な色をしている広告を誰がクリックするでしょうか。
広告を目立たせる事によって収益が増えるのは、かなりのアクセス数を稼いでいるサイトにのみ通用する手法と言えます。日に数百、数千ぐらいのアクセス数のサイトの場合には、広告をコンテンツに上手く馴染ませることが大切です。
AdSenseを導入したばかりの頃には、良くわからない事だと思いますが、色々な広告で試行錯誤していくと、結局のところシンプルが一番という事が分かってくると思います。
広告はサイトに馴染ませるのが大切
クリック率を上げるために広告を目立たせているサイトも多いのですが、最近のネットユーザーは賢くなっており、広告ということがわかるとクリックしない人も少なくありません。そのため、テキスト広告は基本的にはサイトに馴染ませて、あまり目立たせない方が良いかもしれません。
広告をサイト内コンテンツのように表示して、ユーザーの誤クリックを誘う行為はAdSenseのプログラムポリシーに違反する行為なのですが、馴染ませることは違反ではありません。
このようにAdSense広告のタイトルリンクやテキストの色をサイトと同じ色にすることで、記事を読んだ後に自然な形で、広告をクリックしてもらうことができます。
フォントサイズが大きくなっているのですが、フォントサイズについては大きめの方がクリックされやすいと言われています。(デフォルトのフォントサイズにしておけば自動的に大きくなります。)
クリックを誘導する行為は禁止されていますし、騙してクリックしてもらってもスマートプライシングを下げるだけなのですが、自然な形でクリックしてもらい、広告ページをしっかり見てもらえれば、広告主にとってもプラスになります。