意外とクリック数があるページ下部のアドセンス広告
前回、意外とクリックされないページ上部の広告と言う記事を書きましたが、期待度が低いページ下部は意外とクリックされる場所と言えるのかもしれません。
右の画像はビッグローブさんのトップページをキャプチャしたものですが、一番下に大きな広告が表示されています。
このようにページ下部に広告を表示しているポータルサイトは少なくありません。
ポータルサイトだから通用する手法と言えなくもないですが、それなりにアクセス数のあるサイトであれば、ページ下部の広告も意外とクリックされるものです。
ページ上部に大きな広告サイズのユニットを配置すると、なんだかいやらしい印象を与えてしまいますが、ページ下部の場合にはそれがありません。
AdSenseの場合、広告ユニットは1ページに3つまでという縛りがありますので、優先してページ下部に掲載する必要はありませんが、1つや2つしか掲載していないと言う場合には、もう一つ下部に配置しても面白いかもしれません。
フッター付近は重要なスペース
ページ下部というのは、意外とユーザの注目度が高いスペースでもあります。ページの上部や下部には、重要な事が書かれている事も珍しくなく、ユー ザーはページ下部にも目が行く修正があります。
フッター付近に、会社名やサイト管理者名、連絡先(住所やメールアドレス)、著作権の表記などが書かれているのも良く見かけます。そのサイトに興味を持ったユーザはフッターを見る可能性は高いと言えます。
ページが長い場合
いくらフッター付近の注目度が高いと言っても、ページが非常に長く、フッターにたどり着くまでに長いスクロールが必要な場合には、広告効果も薄くなります。
一般的な画面サイズのパソコンで、サイト全体が画面内に収まることはまずないと思いますが、画面の2倍を超える長さになっている場合には、ページ下部に広告を張っても意味がないかもしれません。
また、フッター部にSEO対策用のリンクやキーワードを並べているような場合にも、広告クリック率は下がります。
ページ下部の広告が生きるのは、すっきりとしたページ構成になっているサイトで、フッターリンクがナビゲーションとして機能している場合という事になります。
ページ下部でもクリックされるAdSenseの例
これは、少し前に作った 学資保険サイトなのですが、AdSenseを載せています。
メインのアフィリエイトは保険の資料請求なのですが、資料請求の方の成果があまりよろしくないので、AdSenseと併用しています。
AdSenseを載せても資料請求の件数が落ちるわけではないので、上手い具合に広告を貼ることができているのだと思います。
AdSenseは、サイドバーの学資保険ランキングの下と、記事の最後にある資料請求バナーの下と、ページの一番下です。
ページの一番下に貼ったのは最近なのですが、意外とクリックされることに驚いています。
今まではAdSenseは2つしか載せていなかったのですが、試しに関連記事の下にレクタングル大(テキスト&イメージ)を載せた所、効果がありました。
この部分までしっかり見てくれるユーザーがいた事が嬉しかったのですが、ページの最後まで来て他のページヘ移る際に、サイト内のリンクではなく、広告をクリックするユーザーが多いのでしょう。
すべての保険サイトで、この位置にAdSenseを追加したのですが、おおむね良い感じになっています。まだ設置して間もないので、本当の所は分かりませんが、元々2つだったものを3つにした形なので、多少でもトータルのAdSense収入が増えるのであれば、今のやり方を継続したいと思います。
保険はAdSenseのクリック単価が高いジャンルに含まれます。時には1,000円を超えるような広告が表示されることもありますので、AdSenseと併用する形が良いのかもしれません。