アドセンス広告の周りで余白を上手く使う
余白を上手く使うことで、サイトが与える印象が大きく変わってきます。AdSenseを配置する場合にも余白はとても大切な要素となります。
余白というのは、新聞や雑誌などでも考慮されて使われているものです。新聞の見出しを見ても分かりますが、見出しはぎっちり詰まっておらず、必ずスペースが設けられています。余白を上手く使うことで、読者に圧迫感を与えない様になっているのです。
AdSenseにおいては、特にイメージ広告を使う場合に、周りのコンテンツ部分と一定の幅を持たせることが必要になってきます。これは、クリックの誘導というポリシー違反を避ける目的もありますが、デザイン面でも大変重要となることです。
余白の有り無し
写真とテキストが接近しすぎて、ものすごく窮屈な感じを受けると思います。画像の周りに余白を取らないと、ユーザーに圧迫感を与えることになり、クリックされる確率が低くなる可能性があります。
これはAdSense広告に限った話ではなく、Web制作を行う上で必要となる要素ですので憶えておきましょう。
画像とテキストの間に余白を取るためには、CSSの設定が必要となりますが、最近では無料ブログでもCSSが指定できるようになっていますので、自分の使っているブログで、画像を挿入した時に、余白が取られていないようであれば、余白設定を行いましょう。
img{
margin: 5px;
}
このように記述すればコンテンツ内にある全ての画像に対し、前後左右に5pxの余白が入ります。padding:を使ってもよいでしょう。
これによってイメージ広告のクリック率が必ず上がるとは言えませんが、広告と文章とのバランスはとても大切なものなのです。
今回はイメージ広告を例に挙げて余白について取り上げましたが、テキスト広告の場合にも余白を使うのが効果的です。
また、テキスト広告の場合、コンテンツ部分と接近しすぎていると、前後の文章によってはクリックを誘導していると取られかねません、そういった意味でも余白は必要と言えます。
レクタングルの横のスペース
AdSense広告と近くのテキストについては、余白が必要ですが、レクタングル大や中の広告を貼った時にできる横のスペースについては、SNSのボタンや別の広告などを設置しても良いと思います。
これは、私の管理サイトのタイトル下と記事下に張っているAdSense広告の周辺をキャプチャしたものですが、広告横のスペースを有効活用しています。
なお、こういった形でAdSenseの横に何かを設置する際には、広告との境目をはっきりさせておきましょう。イメージがAdSenseのクリックを誘導するために設置していると取られると、ポリシー違反となり警告の対象となります。
私が、この形式にして1年以上経ちますが、今のところ警告を受けたことはありません。仮に警告を受けたら、AdSenseの上に「広告」や「スポンサーリンク」というラベル表記をしようと思っています。