アドセンスは報酬が1万円を超えないと支払われない

AdSenseには他のASPと同じように、報酬が支払われる最低金額のラインが決まっており、1ヶ月の収益が1万円（100ドル）を超えないと支払われないようになっています。

詳しくは、お支払いガイドの、5.収益のお支払い基準額に達するという項目に書かれていますので、これからAdSenseを始めるという方は目を通しておきましょう。

たとえば、アカウントのお支払い基準額が 100 米ドルだとします。この場合、未払い収益額の合計が 1 月に 100 米ドルに達し、お客様が上記の 4 つのステップを実行していた場合、お支払いは 2 月末になります。

未払い収益額の合計がお支払い基準額に満たなかった場合は、合計額が基準額に達するまで翌月に繰り越されます。

100米ドルとありますが、日本円では1万円が最低ラインとなっていますので、1万円以上の報酬額にならないと入金されないということになります。（日本円での最低支払額は為替相場によって変わる場合があり、2013年4月現在は8,000円となっています。）

支払いが保留されている状態で、お支払い画面を開くとこのような文章が表示されます。

1万円に達したとしても口座情報の確認やPINの入力が終わっていないと支払いは行われませんので注意しましょう。詳しくは、銀行口座振込み（電子決済）の申し込みをご覧ください。

1万円のAdSense収入を得るために必要なアクセス数

AdSense収入は、クリック単価×クリック数で決まります。クリック数を増やすためには、クリック率を上げるかアクセス数を増やすしかありません。クリック率は、サイトに訪れるユーザー層によっても変わってきますが、クリック率が0.5％だったサイトをAdSenseに最適化することで、2％や3％になることはまずありません。

クリック率はある程度の所で頭打ちになり、それ以上上げることが難しくなります。クリック率を5％や10％にしようとすると、クリックを誘導したり誤クリックを招くような広告配置が必要になります。

ある程度AdSenseに慣れてきて、自分のサイトにとってベストな広告配置が決まったら、あとはアクセス数を増やすしかありません。

月1万円のAdSense収入を得るためには、クリック単価とクリック率が大きく影響してきますが、平均クリック単価100円のジャンルは早々ありませんし、クリック率2％というのもかなり高い数字です。そう考えると現実的には、月2万PV以上ないと月1万円の報酬にはならないでしょう。

ただ、地道にサイトを育てていけば難しい数字ではありませんので、諦めずにコツコツと更新してページ数を増やしていくしかありません。