アドセンス広告をコンテンツに溶け込ます
右の画像は当サイトの全体図を写したものです。以前は、当サイトでも3箇所にGoogle AdSenseを載せていました。
(その後、アフィリエイトで稼ぐ系のサイトにはAdSenseが載せられないことが分かり、全て外しています。)
グローバルナビゲーションの下に728×15のリンクユニットを配置して、記事の下に広告ユニットのレクタングル大、サイドバーにワイドスカイスクレイパーを設定しています。
自分で言うのもなんですが、なかなか上手い具合にコンテンツに溶け込ませる事ができていると感じています。
AdSense広告のクリック率を上げる方法として有効なのが、広告をコンテンツに溶け込ますことです。溶け込ますといっても、ユーザがコンテンツと間違えるようにするのはポリシー違反ですので、自然な形で広告をクリックできるようなデザインやレイアウトにするという意味です。
広告をコンテンツに馴染ませるためには、イメージ広告ではなくテキスト広告を使用します。また、リンクやURLの色やテキストの色にも気を配る必要があります。色の修正については、テキストリンクの色や背景をサイトやブログと合わせる方法をご覧ください。
こういった効果を狙って使われるのが、記事の最後に設置するレクタングル大です。記事を読んだ後に広告を表示する事で、それだけでクリック率は高まるのですが、この広告をサイトに馴染んだテキスト広告にする事で、より効果を発揮します。
一つの話題が終わった所にテキスト広告を配置する
また、個人的にはあまり好きではないのですが、記事の途中で話が一旦落ちついた辺りでAdSense広告を挟み、その下に再び文章を続けるという方法を取り入れているブログも多いですね。
文章を読んでいる自然な流れで広告を読み、興味があればそのままリンクをクリックすると言う形になります。しかし、この方法は記事を最後まで読んでもらう前に他のサイトへ移動してしまうので、離脱率を高めるというデメリットがあります。
それでも広告がクリックして貰えれば良いという考え方もできますので、クリック率が低いという場合には試してみても良いかも知れません。
無理にクリックさせても仕方ない
AdSenseにはスマートプライシングというものがあり、同じ広告でもサイトごとに広告がクリックされた時の報酬額が異なっています。
スマートプライシングでクリック単価を下げない為には、広告をクリックしてもらい、そのページから成約に繋がることが大切ですので、無理やりクリックさせる事は得策ではありません。
しかし、広告を全く見てもらえなくては成約に繋げる事は不可能ですので、ユーザが求めている情報を広告で提供するという形がベストと言えます。その為には、サイト内に狙った広告を表示するということも大切になってきます。
最近作ったサイトのAdSenseの貼り方
これは最近作った 個人年金保険のサイトなのですが、保険の資料請求をメインのアフィリエイトとして行いつつ、AdSenseも併用しています。
ASPアフィリエイトとAdSenseを併用すると、ASPアフィリエイトの方の成果が下がってしまうことが多いのですが、私の保険サイトにおいては、AdSenseを載せても成約数が下がることはありませんでした。
サイドバーと記事の下にはレクタングル中で、ページの最後にレクタングル大を設置しています。
最もクリック率が高いのが記事下なのですが、ページの最後の広告も同じぐらいクリックされます。ページを最後まで見て他のページへ飛ぼうとした時に、ちょうどユーザーの興味を引く広告があればクリックするという事なのでしょう。
このサイトは、月に2万PVほどのアクセス数ですが、AdSense収入は月に14,000円となっています。報酬額としては大したことが無いですが、私が管理するサイトの中では、PVの割に報酬が多いサイトとなっています。
ページのユニークコンテンツと比較して広告スペースの割合が多いのが少し気になるのですが、今のところGoogleのパンダアップデートやページレイアウトアルゴリズムの影響は受けていません。
今後もしばらくはこの形で行こうと思いますが、GoogleのSEOに影響が出ていると感じた場合には、サイドバーや関連記事下のAdSenseを外すかもしれません。