トラフィックエクスチェンジの利用は規約違反
トラフィックエクスチェンジとは、「サイトを登録し、他登録者のサイトを閲覧すると、サイトが切り替わるごとに一定のポイントが入り、他登録者が自分のサイトを閲覧するとポイントが消費され、ポイントが0になるまで閲覧対象になる事でアクセスアップさせる」サービスの事です。
文章を読んだだけでは良くわからないかもしれませんが、簡単に言うとプログラムを使って自動的にアクセスアップさせる手法の一種です。昔流行った方法で今はあまり使っている人を見かけませんが、自動アクセスアップツールの使用は、アフィリエイトの規約で禁止されています。
AdSenseの収益をアップさせるためには、多くのアクセスを集めることが有効ですので、ツールによってアクセスアップを図っているサイトは意外と多いのです。しかし、こういった作為的な方法でアクセス数を稼いでいるサイトにAdSenseを設置するとポリシー違反でアカウント停止になる事も考えられます。
少し古い記事ですが、2008年9月のAdSenseブログでトラフィックエクスチェンジについて触れられています。
トラフィック エクスチェンジの利用は、無効なクリックや表示回数を増やす可能性があり、AdSenseをご利用の皆さまがこれらのサービスを利用された場合、アカウントが無効になることもありますのでご注意願います。
いまだに本気でこういったツールを使っている人は少ないのかも知れませんが、今後も末永くAdSenseを利用して行くのであれば、トラフィックエクスチェンジに限らず機械的にアクセス数を増やす行為は控えた方が良いでしょう。
AdSenseはクリック保証型のサービスですので、アクセス数を増やすだけでは報酬につながらないのですが、一般的にクリック率はアクセス数に比例して増えていくものですので、人工的にアクセスを増やす行為自体が禁止されています。
質の良いアクセスを集めることの重要性
トラフィックエクスチェンジでのアクセスアップもそうですが、誰にでも簡単にアクセス数が増やせるような方法で集めたアクセスには価値がありません。アフィリエイトではどれだけ成約に繋がるアクセスを集めることが出来るのかという部分が重要になってきます。
TwitterやFacebookなどのSNSを使ったアクセスアップもそうですが、一般的にSNSからのアクセスは成約に結びつきにくいと言われています。時に爆発的なアクセスを生み出すSNSですが、アフィリエイトには役に立たない場合も多いです。
ただ、SNS経由で自分のサイトの存在を知ってもらい、その後検索エンジンや直接的な訪問でリピートしてくれて、その時に成約するケースは少なくありませんので、SNSからのアクセスが無意味というわけではありません。
しかし、TwitterやFacebookなどで直接アフィリエイトリンクを踏ませるようなことはやめたほうがいいでしょう。そうすることで、報酬が増えるかもしれませんが、そのアカウントやあなたのサイト、あなた自身の信頼度を落とすことになります。
アフィリエイトで成果を上げるにはユーザーからの信頼度が大切です。目先の金を追いかけてとにかくアフィリエイト商品を売ることだけを考えてしまうアフィリエイターも多いのですが、継続して収益を上げたいのであれば、「信頼度」という事を考えた行動をしましょう。