ユーザーのクリックを誘導する表記は禁止

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AdSenseには沢山のプログラムポリシーがあります。ポリシーに違反する行為として有名なのが、不正クリックやクリックを誘導する表記ですが、今回はクリックを誘導する表記について取り上げます。

AdSense広告をユーザにクリックしてもらうために、なるべくサイト内の広告の存在に気づかせないようにリンク掲載することが有効です。(記事内に溶け込ませ過ぎると警告を受けます。)

また、広告のリンクをクリックしやすいように、リンクをクリックするとメリットがあるように見せかける行為も良く行われています。しかし、これは完全なる違反行為です。

広告の直前に書いて良い文章

AdSense広告の直前に書いて良い言葉は、「広告」、「スポンサーリンク」の2つだけです。広告の前にはこの言葉を書かなければいけないというわけではありませんが、ユーザが周りの文章やデザインと広告の区別が付きにくい場合には、書いておいた方が良いでしょう。

あと、意外とやってしまいがちなのが、お問合せやご質問は以下までという形で、メールアドレスや問合せフォームへのリンクを記事の最後に貼り、そのリンクの下にAdSenseを設置しているケースです。

ブログなどの場合、AdSenseをテンプレート部分に張って、自動的に記事の最後に挿入されるようにしていると思いますが、こういった場合には、記事の最後の締め方に気をつけなければなりません。

本人としては、以下のリンクとは、メールアドレスの事を指していると思っていても、ユーザは間違って広告のリンクをクリックしてしまうかもしれません。

広告の周りはきれいにしておく

広告の近くに矢印をつけたり、意味無くビックリマークをつけることは当然駄目ですが、広告の横などに画像を配置することも、場合によって違反行為となります。

画像があることで広告がユーザの目に留まりやすくなり、その画像が表している項目がリンク先ページに記載されていると誤解を与えかねません。絶対に違反行為になるとは言い切れませんが、基本的には広告周辺には余白を設けて、コンテンツと広告の境目がしっかりと分かるようにしておきましょう。

ユーザーがコンテンツと広告を誤認するような掲載方法は一切禁止されていますので、コンテンツと広告を近づける場合には、必ず枠をつけたり線を引くなどしてわかりやすいようにしておきましょう。個人的には、広告の周りには十分な余白を設けるのが良いと思っています。

サイト以外での誘導

AdSenseで禁止されている「クリックの誘導」というのは、サイト内で行われるものだけではありません。

  1. YouTube、ニコニコ動画などの動画内での誘導
  2. メルマガの文章内での誘導
  3. TwitterやFacebookなどのSNSによる誘導

あらゆる場所でのクリック誘導が禁止されています。以前、ニコニコ動画でサイト内のAdSense広告をクリックするように依頼した主が、アカウント停止になりました。

また、Twitterでクリックするように依頼した結構有名な人が、広告配信を停止されたこともあります。この人は、その後復活したようですが、TwitterやFacebookなどのSNS上での誘導ももちろんアウトです。

あまり意識すること無く、「AdSense広告をクリックしてくれたら嬉しいなぁ」といった発言をする人もいるのですが、見つかればペナルティが科せられますし、一発アカウント停止の可能性もあるので、絶対にやってはいけません。

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